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東堂燦, 由利子 / 集英社コバルト文庫 (2件のレビュー)
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うらこ
このレビューはネタバレを含みます
最初はルーナエのお師匠様のアロやイグニスの関係が全く分かりませんでしたが、イグニスが去り、アロが意味深な手紙を残して行方不明になって、ルーナエが王宮に向かってからは、だんだんと明らかになることがカチッとはまって、最後はそうだったのかって、納得して終わりました。 イグニスの隻眼の理由やルーナエの里が全滅した理由、あの彼女が魔女になった理由もすべてがつながってます。 ただ、ルーナエが王宮に到着したときミセルにされた拷問は、こういうレーベルにしてはめずらしく、ほんとめちゃくちゃやられてて、かなりかわいそうでした。 ふくらはぎに剣とか殴られて蹴られて頭踏まれてって・・・。 ひどすぎます。
投稿日:2016.06.22
本読み隊
切なく鬱々としたシリアスなファンタジー ひっそりと暮らす少女のもとへ時折訪れるイグニスとの微笑ましい再会から一転、師匠が行方不明になり、街へ捜しに出たとたん、ヒロインがフルボッコにされて、かなり衝撃的…な展開に。 記憶を無くしたルーナエを守りたいと溺愛しながらも、踏み越えず、手放さず。そんな中途半端な行動は、彼の弱さ。 青年イグニクの罪悪感とは何なのか? 心に傷を負った主人公たちが、苦しみながら過去を乗り越えるお話です。 http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4616.html続きを読む
投稿日:2015.08.24
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