【感想】ちぃちゃんとおばけ図書館

江平 洋巳 / 月刊flowers
(1件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 黒百合お七

    黒百合お七

     ちぃちゃんが私立図書館で出会ったお友達はのづちという妖怪の家族だった。 母親と2人暮らしで、大好きな母親から疎まれていると寂しさを抱えている小学三年生のちぃちゃんが、のづちの家族、そして人間の友達修ちゃんとの交流を通じて、少しづつ強く大きく成長していく。ファンタジックで、胸がたまらなく切なく痛む物語が4編収録。 少女が空想する世界のふわふわした甘さが、江平さんの可愛らしい絵柄にすごく良く似合っている。ただ甘いだけではなく、甘さの中にも現実の苦味が混じっているところがいい。ただ途中で、ちぃちゃんからちぃちゃんのママの物語に移ってしまうのが欠点か(や、感極まって泣かされましたが)。それにこの最後もなあ。とってつけたようで非常に残念。 少女の世界をとても優しい眼差しで描いた上質なファンタジー。オススメです。続きを読む

    投稿日:2007.03.04

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