屋根裏の散歩者~江戸川乱歩全集第1巻~

江戸川乱歩 / 光文社文庫
(46件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
19
16
7
0
0
  • 面白い

    子供の頃少年探偵団シリーズが好きで読んでいたのを思い出し、江戸川乱歩を読んでみようと購入。発表順に収録との事でこの第1巻は短編ばかりでありまだ若さを感じる面もあるが完成度は高い。作品毎に乱歩自身が自作解説をしてあるが乱歩の性格、考え方が表れており面白い。文庫本では30巻まででているようなのでデジタル版も楽しみ。続きを読む

    投稿日:2015.09.09

ブクログレビュー

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  • おしろ

    おしろ

    初の江戸川乱歩。
    時代の割に言葉は分かりやすく、短編なので読みやすい。
    江戸川乱歩の世界観にぐんぐん引き込まれる。
    人間椅子と赤い部屋が好きだけど、どんでん返しは何回もされると飽きがきてしまう。

    ビブリア古書堂から興味を持ったが、いい作品を紹介してもらった。続きを読む

    投稿日:2019.07.25

  • とらねこ

    とらねこ

    「二銭銅貨」「一枚の切符」「恐ろしき錯誤」「二癈人」
    「双生児」「D坂の殺人事件」「心理試験」「黒手組」
    「赤い部屋」「日記帳」「算盤が恋を語る話」「幽霊」
    「盗難」「白昼夢」「指輪」「夢遊病者の死」「百面相役者」
    「屋根裏の散歩者」「一人二役」「疑惑」「人間椅子」「接吻」収録。

    乱歩氏の初期作品をデビュー作から順番に収録。
    また本人の自作解説が全作品に色々付いているので、
    当時どんな気持ちで執筆していたか、背景が分かって興味深い。
    暗号、密室、本格推理。
    日本のミステリ開拓の軌跡の書である。
    ※そうやってがんばってきたけど、
     怪奇趣味とかの方が喜ばれてしまう、という筆者の愚痴も見受けられる
    続きを読む

    投稿日:2019.06.13

  • ひでぽんZ

    ひでぽんZ

    乱歩の初期の作品集。独特の世界観と大正から昭和初期の仮名遣いがなんだかここちよかった。
    短編集ながら色々考えて作り込んでいるのが凄いと思った。
    特に二銭銅貨と人間椅子が良かった。あと接吻の最後に書かれていた男というものは陰険に見えても性根はお人好し、女は何も知らないねんねえの様でも心の底には生まれつき陰険が巣食っているというところになんだかうなづけた。続きを読む

    投稿日:2019.02.21

  • きなこ

    きなこ

    最初期の短編がみっしり。

    偏屈な男がとにかく多くてイラッとするけど、そこが好き。ミステリや変態的嗜好の作品が多い中、たまに紛れてる『算盤が恋を語る話』のような内気にも程があるキモ男子の話もあってそれがまた愛しい。
    純愛を超えたキモさ。

    屋根裏の散歩者の他に人間椅子も見所。どっちも発想がキショい。
    続きを読む

    投稿日:2018.09.18

  • kazubook21613

    kazubook21613

    まず、本の作りがいい。文庫表紙の手触りや詳細な註と解題。最高に素晴らしいのが全作に自作解説がついている事。

    さすがに作品には出来不出来があるが、こうやって改めてほぼ発表順に読むと、この時期に乱歩のエッセンスが詰まっているのが良くわかる。この文庫のシリーズは全巻揃えたので、敬意を持って読み進めていきたい。

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    投稿日:2017.08.02

  • まさ

    まさ

    二銭銅貨
    一枚の切符
    恐ろしき錯誤
    二廢人
    双生児
    D坂の殺人事件
    心理試験
    黒手組
    赤い部屋
    日記帳
    算盤が恋を語る話
    幽霊
    盗難
    白昼夢
    指輪
    夢遊病者の死
    百面相役者
    屋根裏の散歩者
    一人二役
    疑惑
    人間椅子
    接吻


    江戸川乱歩の初期の短編集。面白かったのは『心理試験』と、『二廢人』だろうか。

    『心理試験』は、大学生で頭のいい犯人が金目当てに老婆を殺し、いかにバレないか知恵を絞る、という話。その過程で心理試験にかけられることになり、彼は完璧に練習して心理試験に臨んだのだが、その完璧さがかえって仇になってしまった、という話。この大学生(蕗屋)は、「下手に隠し立てしない」主義だが、結局それも失敗の素。老婆から盗んだお金を「財布を拾った」とか言って交番に届けたから、心理試験なんか受ける破目になったのだ。この蕗屋。優秀そうで、どこか抜けている。何事も練習、準備が大切なのはそうなのだが。

    『二廢人』は、自分が夢遊病者だと思い込んでしまい、人を殺してしまった、と信じ込んでしまった男の悲劇。
    乱歩作品は「でも、それを知っている(証言している)のは◎◎だけですよね」(←つまり根拠としては弱い)パターンが多いのだが、この作品もそう。


    大正時代に書かれたミステリー集で、日本におけるミステリー黎明期の作品だから、今から見たら暗号だのなんだの稚拙なトリックに見えるが、それにしても面白い。有名な明智小五郎が登場する作品も何作かあるが、彼の犯罪オタクぶりも読みごたえがある。
    一つ残念なのは「夢オチ」が多いことかな。「全部ウソでした」「なんちゃってね」という、今までの積み重ねをあまりのも強引になかったことにする。『人間椅子』は途中まで面白かったのに、最後の最後で興ざめした。『赤い部屋』もその部類。
    続きを読む

    投稿日:2017.01.16

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