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プーシキン, 望月哲男 / 光文社古典新訳文庫 (4件のレビュー)
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総合評価:
食いしん坊花子
1
プーシキンの代表作。新訳と、そして読み応えある解説がおすすめ!
表題作『スペードのクイーン』はこれまで『スペードの女王』と訳されてきたプーシキンの代表作。 神西清さんの名訳もさることながら、こちらの新訳もとてもいい。 読みやすいうえにとても明快で、臨場感がある。 …『ベールキン物語』も、ちょっと寓話風なのだけれども、プーシキンの「かっこよさ」が随所に生きてロシアの文豪たちがプーシキンを好きだというのも納得です。 そして巻末の解説が、素晴らしい。特に『スペードのクイーン』の読み解きの面白さは「え、ここまで読めちゃうの?」という発見と驚き、そして感動の連続です。本を読む楽しみ(本編)、本を読み解く楽しみ(解説)。本当にすごい一冊だと思います!続きを読む
投稿日:2017.02.20
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saigehan
小学生の頃嫌々ピアノを習っていた。その先生が強弱記号にうるさくて「そこはアレグロ」「そこはアンダンテ」「そこはアレグロアンダンテよ」どーだってええやん!意味あるんかね! 意味はあったよ。この作者の素晴…らしい強弱記号の付け方は、まるでオーケストラのようだ。 今思うといい先生だった。「理解」するまで次の曲にいかないの。技術だけじゃだめ。無駄に楽譜買わせたりしないの。 ところてんみたいな私が弾くようなのは、周りには苦痛なだけなんだよ。読書メーターやっててグラフに変化ないと焦るようじゃ、読書と言えないんだ。続きを読む
投稿日:2020.12.26
fuutw
貴族や下層貴族、市井の人たちの滑稽譚?という感じ。解説によると含み等色々あるみたいだけど、物語として楽しく読めます。ロシアの昔の人たちの暮らしをちょこっと覗いてきたみたい。
投稿日:2015.09.07
long2ago
2015/2/19読了。 ドストエフスキーが賞賛する作家プーシキンの著作。登場人物の名前が一緒だったりとかなりの影響を受けてそうな印象。 内容はドストエフスキーよりもかなり読みやすい。ドストエフスキー…から入るよりもこっちからロシアにはいる方が入りやすいかもしれないと感じた。 スペードのクイーンは私が勝手に抱いているロシアの雰囲気そのままな感じで話が進んでいく。ゴーゴリの『外套』と同じような雰囲気。でも岩波文庫の方が文章が硬くてさらに雰囲気を醸し出している点でロシアものにあっている気がする。ちょっとポップになりすぎかなと。続きを読む
投稿日:2015.02.19
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