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伊坂幸太郎 / 集英社文庫 (133件のレビュー)
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総合評価:
理科好き
4
ちょっとイメージが変わった
売れっ子作家さんのエッセイです。 お気に入りなのでほとんどの作品を読んでいます。 今回初めてエッセイを読みましたが,少しイメージが変わりました。 極度の心配しぃだったり,街で声をかけられると身構えて…しまったり。 若くしてこんなに本も売れているし,才能あふれる人なのに・・・。 でも,そんな感じも微笑ましくもあり,これからも面白い作品を書いて欲しいです。 彼の描く女性が好みなんですが,やはり奥さんがそんな人なんだというのが分かりました。 続きを読む
投稿日:2015.07.21
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K I K U S A N
仙台。僕は仙台市の、隣りの隣りのまちに住んでいます。仙台市の南の方です。震災があって、僕のまちにも海岸線があって、ということは沿岸の集落は当然のように津波の被害を受けました。僕の父親の父親、つまり祖父…は、その集落の出身で、ということは縁をたどれば、遠い親戚も居たわけです。現在その集落は内陸部への集団移転の対象区域になり、縁者たちは、思い思いにそれぞれの地で生活を再建したと“思われます”。 “思われます”…ということは、すなわち現時点において、もはや彼らの消息すら定かではありません。いまどこに暮らしているのか、などまったく知る術がありません。それぞれの立場で、それぞれが遠慮し、互いに本心を明かさずに、そっとしておこう、などと手前に都合の良い言い訳などを用意して、集団移転を期に縁が切れたと言っても過言ではない現状に至りました。同じ被災地に居ながらも、被害の度合いはさまざまです。そのことについては、著者も悩んでおられますね。被災地の住民としては、有り余るほど共感します。僕も、何もできなかったし、言えなかった。僕よりも苦しい方々ばかりなのですから。僕だって苦労はしたけれど、僕より苦しまれた方々のことを思うと、かける言葉も見つかりませんでした。 仙台という地理のコンパクトさ加減については、僕も常々思っています。一方的な膨張を良しとしない、バランス感覚というか、潔さのような、東北の人の、まちの気質であるともいえるでしょう。 コンパクトな仙台だからこそ起こりうる日常の出来事が、愛おしく描かれておりました。仙台ならでは、どこか僕自身も思い当たる節が…? 著者の本を読むのは初めて。これから長い付き合いになりそうです。仙台のまちで、いつか僕も著者に出会うことはできるかな。多すぎる見知らぬ知人の一員になれるかな。その日を楽しみに!続きを読む
投稿日:2024.02.03
司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)
「タクシーが、見知らぬ知人が多すぎる。仙台に住み執筆活動を続ける著者が、日々の暮らしを綴ったエッセイ集。あの傑作小説はこうして生まれた! 短編小説「ブックモビール」も収録」
投稿日:2024.01.14
hanamizuki
いつものコーヒーブレイクが100倍 楽しくなりました。 ミルクコーラ、どんな味なのか気になる。 いつか何処かで 「見知らぬ知人」の一人になれたらいいな。
投稿日:2023.12.06
ゆうか
大好きな作家、伊坂幸太郎さんのエッセイ。 あんなにハラハラ面白いストーリーを作る作家の普段の顔を見られる気がして、ワクワク読み始めた。 伊坂さんの作品に度々出てくる、心配性のキャラは伊坂さんがモデル…なんだなと知った(笑) 今度仙台に行ったら、珈琲チェーン店に伊坂さんがいるかもしれない、と探してしまいそう。続きを読む
投稿日:2023.11.07
そら
『仙台で暮らすということのすべて』 仙台といえば・・・と聞かれたら、牛タンと萩の月と、七夕祭りくらいしか答えられなかった私。 この本を読んだあと、タクシーの数が日本一多い場所と伊坂幸太郎が住んでる…街が追加された。続きを読む
投稿日:2023.10.20
べべ
ほっこりする内容やクスッとする内容が多くて読んでいて楽しかった。 震災の話、映画化が多すぎるの話は特に心に響いた。
投稿日:2023.10.16
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