【感想】外交の大問題(小学館新書)

鈴木宗男 / 小学館新書
(5件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
2
1
1
0
0
  • ネバーギブアップ!逆境にある方に読んで頂きたい!

    メディアとは別の視点で語られる外交の裏話は、それだけで読みごたえがあります。
    ただそれ以上に、逆境に陥った時にどう行動したか、という点に含蓄があります。
    外交もスキャンダルも、外部からは何が真実かは知る由もありません。ですが、少なくとも糾弾される側の主張にも耳を傾ける事は、視野を広げるという意味で非常に意義深く、また限られたチャンスであると思います。
    特に、今逆境にある方には、強力に背中を押してくれる本だと思います。
    オススメです。

    ただし、裏情報を読んで知ったかぶりたい人には不向きです。そういう視点で読むと、ゴシップ記事のような扱いになってしまい、逆に恥をかくことになると思います。
    続きを読む

    投稿日:2015.12.31

ブクログレビュー

"powered by"

  • 波瀬龍

    波瀬龍

    【由来】
    ・確か図書館の新書アラート

    【期待したもの】

    ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。

    【要約】


    【ノート】
    ・鈴木宗男の来し方をざっと概観した、ちょっと自伝的な性格。イスラム国の人質殺害事件については岩波の「検証 イスラム国人質事件」と併せて読むと奥行感が出る。北方領土交渉に関するゴルバチョフーエリツィンープーチンとのやり取りについては佐藤優本を読んでいると既出の項目が多い。なお、橋龍については「橋本龍太郎外交回顧録」と併せて読むと奥行感が出る。

    ・そんなわけで、本編については発見はなく、巻末の佐藤優との対談の方が読み応えがあったというのが正直な読後感。
    続きを読む

    投稿日:2018.10.28

  • ドラソル

    ドラソル

    鈴木宗男が現在ある外交問題に迫った一冊。

    当然北方領土問題がメインになるものの、より深く知ることができた。
    また、彼の生い立ちや過去の実績を知ることもできて良かった。

    投稿日:2017.01.22

  • bookmaker43

    bookmaker43

    このレビューはネタバレを含みます

    鈴木宗男。知っている方は知っていると思うが、この方同業者(政治家ね)の間では優秀な政治家と言うことで有名なのだ。あの小沢一郎さんが宗男先生のパーティーの時(だったかな)喜色満面で握手してらした。

    今は何をしてるの?って方。どうも鈴木宗男先生は冤罪で実刑判決を受け、公民権停止処分(つまり選挙に立候補できない)ということで浪人中である。そして彼がボスの政党・新党大地は娘の鈴木貴子議員(民主党)が現在議席を持っている。

    鈴木先生がどうしてそんなに有能なのかというと、所謂、偏差値秀才でない(拓殖大学出身)「地頭がいい」政治家でかつ実行力もあるからである。

    彼はド田舎の北海道足寄町出身であり「地元を守れず、国が守れるか」と言い切るのにも関わらず、選挙では票に結びつかない、「外交(彼の場合、北方領土の返還)」に人生を掛けている政治家なのだ。

    彼の言動から、多数の優秀さが見られる。まずメドベージェフさんが北方領土に来たときは、彼に「ようこそ日本の領土にこられましたね」と日本の首相が言うべきだった、と言い、今ではすっかり売れっ子作家になった、佐藤優さんの才能を見出して、北方領土問題をここまで進展させた、本当に国益の事を自他ともに考えた政治家である。

    彼の北方領土返還計画はこうだ。「一億円貸しといて、即座に一億円返せというのは酷であるので二千万円、五千万円返せ、すなわち歯舞・色丹諸島、次いで国後・択捉島と返してもらうのが筋」だと主張する。

    こんな宗男先生、真面目なのに何で捕まったの?という理由は別の著書に詳しく書いてあるが(「汚名 国家に人生を奪われた男の告白」・鈴木宗男著)、やり手すぎて(厚労省の村木厚子さんと同じパターンだよ)外務省内部から、あることないこと当局にリークさせられて訴追されたとのことだ。

    そんな彼には佐藤優先生の他、地元足寄町が生んだ天才歌手・松山千春さんも彼の大ファンであり、松山さんは「鈴木の応援するならファンを止める」と言われても「じゃー止めろよ」というくらい心酔しており、2011年鈴木先生が収監中の新党大地の例会では、二人が参加者に土下座して回った、というくらいの人物である。鈴木宗男先生は。

    そんな鈴木宗男先生いまロシアにこう提言したいという。「いま、貴国はクリミア問題で「覇権主義だ」「領土の拡大を狙っている」という批判を受けている。それを跳ね返すには、北方領土問題を進展させるべきだ」という正鵠を得ているものだ。

    これ以上、内容を書くとネタ晴らし過ぎになるので書かないが、鈴木宗男先生は一刻も早く選挙に出られて、また以前のように頑張って頂きたい。

    鈴木先生はこう述懐する。「収監、重病(鈴木先生は胃癌で手術を受け選挙に出られなかったことがある)、浪人」の3つを経験すると、恐いものなしになるという。鈴木宗男先生が選挙に立候補できるのは2017年4月。その時を国民全体で心待ちにしよう。大野が書いた拙いブログで、宗男先生の凄さが分からなかった人や、宗男先生ファンの方も是非本書を取って欲しい。よろしくお願いします。宗男先生、何だが私と同じ匂いがしますね!

    レビューの続きを読む

    投稿日:2016.04.06

  • ucym100

    ucym100

    2017/4/29 まで公民権停止

    僕が外交官を棄てた理由

    松永安左エ門 逮捕、命にかかわる病気、浪人のいづれかを体験すれば、一角の人物になる

    メルケルの父 ルター派の牧師 人事異動で西ドイツから東ドイツに言っている 70年代 東西の教会が分裂 そのとき東から西に戻らず
    メルケル 東ドイツで育つ ロシア語うまい

    加入戦術 

    白川勝彦 民青の幹部だったが自民党にはいった
    国家公安委員長になったが共産党の人脈は保っていた

    ナチス・ドイツ 文化創造民族 アーリア人、文化維持民族 ハンガリー、日本 奴隷 スラブ人

    ロシアとイスラムの二正面作戦をしていては負ける

    イランは北朝鮮と裏でつながっている

    サウジパキスタン秘密協定

    航空母艦 vs ドローン

    南スーダンの独立 中国がでてきて石油開発をしようとしたので傀儡政権をつくった
    続きを読む

    投稿日:2015.06.09

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。