リーシーの物語(上)

スティーヴン・キング, 白石 朗・訳 / 文春文庫
(4件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
1
2
0
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • けろ姫

    けろ姫

    キング氏最愛の作品。いわく。。。

    わたしにとっては大きな意味のある作品でね――それまで書いたことがなかったテーマ、すなわち結婚生活についての本だからだ。あの作品で書きたかったことはふたつある。ひとつは、人々は結婚生活のなかで秘密の世界を築いているということ。もうひとつは、その親密な世界にあってさえ、おたがいに知らない部分が存在している、ということだ。

    ――ローリング・ストーン誌2014年11/6号

    詳しくは、翻訳家の白石朗さんによる書評をどうぞ。
    http://books.bunshun.jp/articles/-/3078

    さて下巻にすすもう。。。
    続きを読む

    投稿日:2018.04.02

  • xmayumix

    xmayumix

     作家だった夫が亡くなり、ようやく遺品整理を始めた妻リーシー。
     遺品の中から、彼女は夫のメッセージを見つける。

     夫の生い立ちや、リーシーの病んでる姉や、夫の遺作を狙ういかれたストーカーなど、物語を彩るものは多いけれど、常に毅然としてあるのはリーシーと夫スコットとの夫婦愛だ。
     もう、ど直球のラブストーリーだと思えるぐらい。
     
     キングらしい、異世界の様や、ストーカーの不気味さも、二人の愛情のスパイスでしかない。
     面白いんだけどね。
     異世界の描写は本当に素晴らしい。文字なのに映像が目に飛び込んでくる感じさえした。

     つまりのところ、愛情というのは<信頼>なんだなと思う。
     お互いがお互いを、それこそ死んでもなお信じ続けている、その強さが美しいのだと思う。

     そう。
     これは、美しい、この上もなく美しい物語なのだ。
    続きを読む

    投稿日:2015.08.30

  • monsteracafe

    monsteracafe

    出張などの移動時間を中心に読んでいました。

    スティーヴン キングの作品は、大学生の時、授業の課題の1つとして、「シャイニング (文春文庫)」を読んだことがあるくらいなのですが、今回の「リーシーの物語」は何となく村上春樹さんが描く”異世界”とのつながりが出てくる作品(「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」や「海辺のカフカ」など)世界に近いように感じました。

    私の拙い言葉で説明すれば、ベストセラー作家であった最愛の夫を2年前に亡くした妻(主人公・リーシー)が、夫の遺品の整理に取り掛かる過程で、今まで辛くて酷い記憶ゆえに意識の底で”忘れよう”としていた、夫に関する記憶を思い出しながら、過去と現実とに向き合い、これからも夫の記憶と共に生きていくことを選択する物語。

    現在に関する記述と、過去の記憶とが入り乱れるので、読み進めるのに少し苦労する部分もありましたが、上巻の後半あたりからは、一気に読み進むことができました。
    続きを読む

    投稿日:2015.05.28

  • 文藝春秋公式

    文藝春秋公式

    【巨匠キングが自身のベストと呼ぶ感動大作】夫の死後、悲しみに暮れるリーシー。夫の過去に秘められたあまりに痛ましい出来事とは? 永遠の愛と悲しみからの再生を描く傑作。

    投稿日:2015.02.06

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

本棚の開き方(スマートフォン表示の場合)

画面左上にある「三」ボタンをクリック

サイドメニューが開いたら「(本棚アイコンの絵)」ボタンをクリック

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。