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小田菜摘, 池上紗京 / 集英社コバルト文庫 (3件のレビュー)
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Stella
政治とか宗教の話になってなかなか甘い話にならないのが小田さんだなあ。 嫁恋に出てくるエウノミア女帝時代でした。
投稿日:2011.07.07
arkangel
フレンドル大公国の少女イリーナ は、従兄であるミハイルとの結婚を 目前に控えていた。だが、勢力を広 げていた騎馬民族国家オルドブライ から一方的な要求をつきつけられ る。公女を一人、オルドブライ皇子 …の妻として差し出せ、と。従わなけ れば母国は滅ぼされていしまうだろ う。戦を避けるため、嫁ぐことを了 承したイリーナは、結婚相手の皇子 を見て驚くのだが!?運命の恋を描く大 河ロマン。続きを読む
投稿日:2011.05.29
うらこ
このレビューはネタバレを含みます
「そして花嫁は恋を知る」シリーズとは異なる「花嫁の選択」シリーズですが、違いは、嫁ぐ姫がブラーナ帝国の王女ではないってことで、世界も時代も「そして花嫁は恋を知る」シリーズとかぶっているので、「そして花嫁は恋を知る」を読んでいたら、スムーズに入っていけると思います。 今回の舞台は、「白銀の都へ旅立つ姫」のフレンドル大公国です。私的にはロシアとモンゴルって感じで読んでました。時代設定は「緑の森を拓く姫」のちょっと前。女帝エウノミアの時代です。 公女であるイリーナは、ミハイルと婚約中ですが、そんな中、森で狼に襲われたイリーナは、黒髪の青年に助けられます。そのあと、騎馬民族国家オルドブライから、公女を皇子の妻に差し出せと言う話を聞き、抵抗はしましたが、結局は皇子の元に行くことに決めます。 黒髪の青年アスライがオルドブライの皇子ということが分かり、当然最初は反発していたイリーナでしたが、そのうちに惹かれていきます。流れとしても「そして花嫁は恋を知る」と同じです。 アスライがイリーナに惹かれているのは、最初から伝わってきますが、略奪者である自分をイリーナが愛してくれるとは思っていないのか、イリーナに対して機嫌を取ろうとしている姿は、「黒い狼」と言われている人とは思えないです。 一方ミハイルは、国を守る為とは言え、好きな女性を敵国に渡さないといけなかったことはつらかったと思いますが、それほど時間は経っていないのに、イリーナがアスライに好意を持っていると分かったときは、複雑だったでしょうね。 「そして花嫁は恋を知る」は、もう終わってしまったのかもしれませんが、今後はブラーナ帝国の周りの国の王女様や公女様のお話として「花嫁の選択」シリーズになるんでしょうか。 どっちにしても、好きな話なので、次回も期待です。
投稿日:2011.05.20
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