【感想】バカとテストと召喚獣12.5

井上堅二, 葉賀ユイ / ファミ通文庫
(8件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
3
4
1
0
0
  • 3年生戦の後日談とらしいフィナーレw

    あの大規模な試召戦争の後2年生の残りの時間をどうやって過ごしていたかという短編集になります。
    恋愛禁止となってしまった学園ですがクリスマスのイベントを行うそうでその積極賛成派、反対派、イベントを利用しようとする賛成派の3つに分かれて当日にワチャワチャする話。
    美波の立ち位置が面白いことになっているのと騒動の発端となる学園長からの心憎い演出がよかったですw
    クリスマス編後編は明久宅でのプレゼント交換会の模様が描かれており食べ物を用意したと言う触れ込みの瑞希のプレゼントをどうやって回避しようとするかといういつもの面々の戦いがみられますw
    そしてこの2年生の1年間を通してイベント毎に女子に煮え湯を飲まされている明久、雄二、ムッツリーニが手を組んで女子にも恥ずかしい思いをさせてやろう=スカートめくりをしようとする試みの話。
    しかし、相手は当然瑞希、美波、翔子なので一筋縄でいくはずもなく空回りしている姿が面白かったですw
    最後は3年生の卒業式で仕返しをやけに警戒する2年生と対照的な瑞希の独白が印象的な話。
    途中出てきた挿絵に度肝を抜かれつつ最後はやはり彼ららしい終わり方をしたな~っと思っていました。
    ところがちゃんと最後まで読むと嬉しいおまけがw
    その後の彼らが少しだけわかるエピソードがあり最後の最後まで楽しませてくれる最終巻で大満足な内容でしたw
    少し年代が前の話なのでスマホとかも出てきませんし、学校の様子も今とは違うかもしれませんが流行ネタをつかっているわけではないのでいつどの世代の人が読んでも楽しめるのではないでしょうかw
    続きを読む

    投稿日:2017.07.17

ブクログレビュー

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  • 生活委員会

    生活委員会

    最後の最後!とても面白い巻だった!
    その後のエピソード。ずっとほっこりする気持ちでドタバタのラブコメを読んでいた。

    バカテスらしさが存分に詰まった内容だと思う。
    最後の明久の言葉が胸に刺さった。

    まさか作者がぐらんぶるの原作の方だったとは、、続きを読む

    投稿日:2023.12.23

  • ぼっちFラン大学生

    ぼっちFラン大学生

    中学生のとき、このラノベを読み始めて高校で精神崩壊。以来読めていなかった一作。
    大学生になって一年、やっと読み終えることができました。
    姫路さんの卒業に対する思いが深く胸に刺さりました。生憎、私の青春には戻りたいと思えるようなものは何一つとしてありませんでしたが、吉井明久を筆頭とするバカテスの“みんな“は戻りたいと思えるような思い出をたった一つ私の人生にくれました。
    「もう一度、バカテスを読んだことのないあの頃の自分に戻りたい」
    そう思えるほど、落ち込んでいるときにも笑顔が溢れる最高の作品でした。
    バカテスよ、ありがとう。
    続きを読む

    投稿日:2022.10.24

  • らいら

    らいら

    最終巻の後のおまけエピソードみたいな印象の作品。
    今までと変わらぬテイストで笑わせてくれるお話でした。

    投稿日:2022.10.12

  • 出雲一寸

    出雲一寸

    読書録「バカとテストと召喚獣12.5」4

    著者 井上堅二
    イラスト 葉賀ユイ
    出版 ファミ通文庫

    p148より引用
    “こうして見ると、リビングの中がもの凄く
    華やかだ。この光景をクラスの連中に見ら
    たら僕と雄二とムッツリーニの命はないだろ
    うと確信できるくらいに。”

    目次より抜粋引用
    “僕と聖夜と渦巻く陰謀(前編)
     僕と同志とスカートめくり
     僕と聖夜と渦巻く陰謀(後編)
     私と卒業式と贈る言葉”

     成績で待遇がはっきりと分かれる学園を舞
    台とした、青春ファンタジーライトノベル。
    本編最終巻の後日談を描く、短編集第6弾。
    通算18巻目。
     三年生との試召戦争に勝利し、より良くなっ
    た環境で授業を受けられるようになった主人
    公達Fクラス。クリスマスが近づくも、その楽
    しさとは縁遠いメンバーがほとんどの中、学
    園長から一つの提案が出された…。(「僕と
    聖夜と渦巻く陰謀(前編)」より)

     上記の引用は、いつものメンバーが集まっ
    てのクリスマスパーティでの主人公・明久の
    胸の内。
    クラスの男子の多くが、異端審問会員という
    状況は、最後まで変わらなかった様子です。
    自分が混ざることの出来ない楽しい空間を覗
    いていても、苦しみが増すだけでしょうから、
    世の中が浮かれている時は、静かにおいしい
    ものでも食べているのが良さそうです。
     本編・短編も含めての最終巻。主人公たち
    の高校生活はまだ残っていますが、区切りよ
    く終わりを迎えています。引き延ばせばまだ
    まだ続きそうではありますが、ここまで以上
    の話の盛り上がりを描くのは難しいのではな
    いでしょうか。
     表紙カバーの見返しにシリーズ一覧があり
    ますが、表紙イラストの違う特装版も存在す
    るようです。コレクターの方は抑えたくなる
    一品かもしれません。

    ーーーーー
    続きを読む

    投稿日:2020.10.10

  • dowafu

    dowafu

    1日で読み終えた。

    バカテス全巻読破!
    1巻読み始め時、テストだ、召喚獣だ、クラス間戦争だ…と、めんどくさい設定だなぁなんて思っていましたが、そんな考えはあっという間に無くなり、楽しい世界に引き込まれました。最高でした!(^^)b続きを読む

    投稿日:2020.09.23

  • mai

    mai

    中身を読むとやっぱりバカやってるな‼︎と思って読みながら笑ってしまったが、最後の姫路さんと明久の会話が凄く胸にきたし、元気づけられた。
    来年は今年よりもっと楽しい日々になれたらいいな、と素直に思えた。

    投稿日:2016.03.06

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