【感想】四月は君の嘘(11)

新川直司 / 月刊少年マガジン
(76件のレビュー)

総合評価:

平均 4.6
43
14
6
0
0
  • 四月は君の嘘

    先にアニメが最終回を迎えていたので結末は知っていたけど
    どうしても漫画の最終回も見届けたくて読んだ。

    やっぱり涙が零れ落ちてしまった。

    「こんな気持ちを何て言うんだろう」

    公生の目を通して私達も宮園かをりに恋をしていたんだろうか。

    「届け。届け!」という純粋な想い達が色づく
    このカラフルな物語は本巻で終わりを迎えたけど、
    この先何度も読み返すだろう。
    それくらい大事なことが散りばめられた良作です。

    評価の★5は全巻を通した物語への評価ですが
    是非読んでみてください。

    誰かに届けてもらった想いを思い出して優しい気持ちになれると思います。
    「届け!」と願ったけど、まだ届けられていない想いがあれば
    きっとまた「届け!」と強く想う原動力になると思います。
    続きを読む

    投稿日:2015.05.15

  • 全巻通して読んでください

    どんな感想を書いても言葉は陳腐です。
    全て読んで良かったと素直に思います。

    投稿日:2015.05.15

  • 終わってしまったのが悲しい・・・

    1巻からずっと読んでいました。
    11巻はちょっと急ぎすぎてた感じがしたかな?ちょっと残念でした。
    そもそも読み始めたのは、ピアノを習っている娘と一緒に読めたらいいな、と思ったのがきっかけです。
    そして、読み始めたときから、最後はどうなるのか私も娘もわかっていたんだと思います。
    その最後に向かって進んでいくのを、楽しんだり悲しんだりしながら読みました。
    かをちゃんの生き方は、美しいけれど悲しい。
    でも、だからこそ心に残るのだと思います。
    久しぶりに涙を流したい人は、ぜひ読んでみてください。

    続きを読む

    投稿日:2015.05.17

  • 全巻通して読んでください。

    2016年8月17日読了。涙涙の結末が待っています。久しぶりに漫画でボロ泣きした。公正もかをりも椿も渡も皆いい子。可愛かったです。

    投稿日:2016.08.17

  • タイトルの意味を知る

    四月は君の嘘このタイトルの意味がこの巻でようやくわかります。
    アニメは原作に忠実で丁寧な出来で満足したけどやはり漫画
    テンポ良いリズム。公生の心の痛み周りの思いやりの心
    それが一コマ一コマ通じて伝わってきます。
    言葉は陳腐です
    読めば伝わる。本当に良い作品でした
    続きを読む

    投稿日:2016.05.24

  • のだめカンタービレみたいなのをイメージしていたら違った。これはピアノは付属品でしかない

    四月は君の嘘は、1巻から11巻(完結)まで読んでこそ意味がある漫画。

    1巻を読んだとき、のだめカンタービレみたいなのをイメージしていました。
    たぶんこの主人公の少年は、母親の影に怯えながら、周囲の人間達の協力を得てそれを乗り越えて成功していくんだろうな、と。
    勝手に。

    11巻で完結すると思っておらず、11巻にやがて辿り着き衝撃を受けました。
    そういうことなんだ。

    ピアノは、彼と彼女がきっかけを持つための付属品だったんだなと。
    本当のテーマは、主人公の成長ではなく、君の嘘、だったんだ。
    続きを読む

    投稿日:2015.05.25

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ブクログレビュー

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  • mk

    mk

    表現の伝え方というか、気持ちの機微がすごく繊細な漫画で芸術やりたいなーと思わされるな

    相座くんの話。有馬が自由を愛したピアニストなら相座は作曲家の意志を継いで曲の歴史を深堀するピアニストという話
    みを目指すのは同じでも、最終的な見たい景色が違っていいってことがよくわかってよきだった続きを読む

    投稿日:2023.07.04

  • ぽな

    ぽな

    終わり方綺麗すぎ…余韻。自分は音楽に(特にピアノ)に精通してるからいっそう楽しめた。メジャーでない曲も出てきてぉぉーってなるシーンあって良かった。

    投稿日:2023.03.06

  • 高野

    高野

    芸術は心の記憶を映す。
    表現することは基本的に孤独なものですが、時に苦しかったりこわくてもやめられないのは、きっと底から引っ張りあげて一緒に楽しんでくれる(くれた)人がいるから。一瞬だとしてもそれは忘れられない記憶になる。そんなことに気付けて良かった。
    芸術からおいそれと足を洗うなど不可能。
    携われることはとても幸せなことだから。
    音楽に限った話ではありません。
    どんなことでも糧にするしかないんだってばよ。
    確かな生の肯定を貰える台詞が満載でした。

    悲しいプロットと意外に図太い主人公のギャップが好きです。
    おかげで爽やかな読後感。説明し過ぎないし情景が流れ変化していく音楽みたいな作品でした。
    続きを読む

    投稿日:2023.02.02

  • れっちん

    れっちん

    「好きな人がいると全部がカラフルに見える」
    「でも僕にはモノトーンに見える譜面の様に鍵盤の様に」
    母の死でピアノが弾けなくなった元天才少年ピアニスト 有馬公生が、女の子の出会いをきっかけに自身の心と音楽を成長させるお話
    君はこのタイトル回収を凝視出来るか?
    続きを読む

    投稿日:2022.12.25

  • hs19501112

    hs19501112

    泣いた。


    自室で独りで読んだならばきっと号泣したことだろう。

    音楽を漫画で表現するなんて・・・と半信半疑だった。
    ましてやピアノ漫画だなんて。

    「さよなら私のクラマー」
    結構気に入ったサッカー漫画と同じ作者だから“まあちょっと眺めてみるか”と軽い気持ちで手に取ったら、2話くらいでガッツリと心臓を鷲掴みにされた。そして、一気読み。



    「もしかして、ヒロイン死んじゃう系?」と悪い予感が過ったのは、2巻目だったか、3巻目だったか・・・

    5巻目くらいからは、「きっとそうなんだろうな…」という感が否めなくなり・・・

    7巻目を読み始める直前、実写映画版を観たことのある娘から「うん、死んじゃうよ」と最後通告を出されてしまった(苦笑)。


    普段、映画でも連ドラでも、主人公やヒロインが死んでしまうと分かりきっている物語は絶対に観ない派なのだが、この作品に限っては、アンハッピーエンドだということを知ってもなお、読むのをやめられなかった。

    演奏の描写が格好良すぎるから。
    彼らのひたむきな青春が(哀しくも)輝き過ぎていたから。
    準ヒロイン(?)の健気な想いが、応援せざるをえない位に愛おしかったから。

    ラスト・・・アンハッピーエンドには変わらないけれど、清々しい読後感。

    この作者、好きだわぁ。

    途中で投げ出していた「クラマー」の続きも読まねば!

    ★5つ、9ポイント半。
    2022.08.08
    続きを読む

    投稿日:2022.08.08

  • arumino

    arumino

    途中途中のセリフで泣きそうになる事多数。
    最後の公生の演奏、かをりの両親のセリフ、二人の告白のシーンが特にグッときた。
    素晴らしい作品だった。
    近いうちにまた最初から読み返す。

    投稿日:2022.02.14

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