【感想】それでも人生にイエスと言う

ヴィクトール・エミール・フランクル(著), 山田邦男(翻訳), 松田美佳(翻訳) / 春秋社
(134件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
54
33
16
5
3
  • 切望していました。

    ReaderStoreさん、ほんとにほんとにありがとう‼
    紙の本は所蔵していますが、電子書籍になってほしい‼
    と、常々切望していました。
    持ち歩けるなんて‼(感涙)

    この図書には何度、救われたことか..
    そして故フランクル氏へ、この本を著してくださったこと、敬意と感謝の念が絶えません。

    本書は、悩んだり失敗したりのヘタレな自分(笑)でも、確実に立ち上がれ、実証済みです。
    以下の本文が本書の根幹でしょうか。
    全て書き出したいくらいですが、一部のみ記し
    終わります。
    是非、本文をご覧いただきたいと思います。

    「..生きる意味があるか、
    と問うのは、はじめから誤っているのです。..

    "『人生』こそが問いを出し
    私たちに問いを提起している" からです..」
    続きを読む

    投稿日:2015.05.15

  • 「夜と霧」のフランクル先生の講演記録と解説。

    戦争の悲惨さを訴える内容ではなく「人は必ず死ぬと分かっているのに何故生きなければならないのか」を追求する内容。生きることはある意味で義務であり自分の活動範囲内で最善をつくすことで結果として喜びが湧いてくる。仕事をすること、愛すること、悩むこと、戦いに勝つことではなく戦いを放棄しないこと。人生が出す問いにその都度答えていくことで、しあわせへの扉は自然に外に向かって開くのである。難しいけれど取り敢えず今やっていることに真面目に取り組んでみよう。続きを読む

    投稿日:2017.01.25

ブクログレビュー

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  • yoshibun

    yoshibun

    自分が今何ができるか、そして行動する
    当たり前と言えば当たり前
    それを誠実に日々過ごす、それこそが人生からの問いかけに答えること

    投稿日:2024.04.07

  • 藤

    自分が「人生の意味、生きる意味とはなんだろうか?」と考えていたのは、ちょうど「一般的に将棋において一番良い手はなんだろうか」と考えることがトンチンカンであるのと同じように、初めから的外れな疑問だったようだ。

    自分が人生に対してその意味を問うのではなく、人生が私に対して「今•ここ」に関する一回きりの具体的な問いを発しており、私はそれに応答(response)する義務を負った、責任存在(responsibility)であるのだと知った。

    人生における様々な出来事や状況、例えば親しい人との離別であったり、病気であったりが、その都度、私に対する私の人生からの問いかけである。結局、それに対してどう答えるのみが重要だった。
    将棋の一局面に真剣に向き合って一つの手を指すように。
    小説「個人的な体験」で、鳥が障害を持つ息子から逃げ回りはしたものの、最終的にはその運命を自らの責任として引き受けたように。

    古本市でたまたま出会えてよかったー。
    1章がとても良い。
    続きを読む

    投稿日:2023.11.18

  • Maxy

    Maxy

    時代の違いもあり、なかなか素直に理解できなかった。

    カント
    あらゆる事物は価値を持っているが、人間は尊厳を有している。人間は、決して、目的のための手段にされてはならない。


    投稿日:2023.11.11

  • rpa

    rpa

    難しい内容で全体の60%くらいしか理解できなかった。夜と霧での話がメインである第3章と解説のみを読む形でも十分だと思える。

    印象に残ったフレーズ

    1. 自殺の4つの原因は①身体状態の結果②周囲への効果を計算した結果③生きることに疲れた結果④生きる意味を感じられなくなった結果
    2. 生きるということは義務であり重大な責務である
    3. 私たちは人生の問いに答えなければならない、答えを出さなければならない存在なのである
    4. 社会の役に立つということが人間存在を図ることができる唯一の物差しでは絶対にない
    5. 存在価値、体験価値、態度価値によって人生に意思を持つことが必要である
    続きを読む

    投稿日:2023.05.17

  • 長八

    長八

    若い頃ではなく、ある程度社会で経験してきた今、この本に出会えてよかった。ここまでの感動は、今だからこそ。コペルニクス的転換は、まさに考え方の転換。こう考えれば人生で何が起きても嘆く必要はないと思う。
    世の中は東京2020パラリンピックを経て、社会的包摂が進んでいる。ただ、自分に対しての優性思想的考えは無くしていかないといけない。このことが自分を苦しめる元凶。
    この本は全体的に平易な言葉で書かれていることで多くの人に読まれ、そして多くの人を救ってきたと思う。またこれからも何度も読み返していきたい。
    続きを読む

    投稿日:2023.03.30

  • 正木 伸城

    正木 伸城

    → https://twitter.com/nobushiromasaki/status/1641367632451629058?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw

    投稿日:2023.03.30

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