二つの山河

中村彰彦 / 文春文庫
(7件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
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ブクログレビュー

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  • 0107springsteen

    0107springsteen

    再読、★2.5だがおまけで。
    表題作ってテレビ番組か何かで同じことやってたこともあるのか、何と言うんでしょうか、超えていく感覚が正直無いです。他の2作も何か濃さが足りないんですよね、、直木賞?という感覚はあります。
    しかし表題作の題材は熱いものがあります、結局人間の持つ実直さの熱量は古今東西誰をも動かすということかと。主人公も、捕虜も、お墓を無償で守り続ける人も、皆、その心は同じです。
    続きを読む

    投稿日:2020.09.26

  • ルビー婆

    ルビー婆

    鳴門市ドイツ館に今度行こうと思うので読んだ。
    松江所長たちと俘虜ドイツ人たちとの交流。
    日本人でこんな方がいらっしゃったのだなぁと。

    淡々と記録という感じで、もっといろんな会話やエピソードが細かく書かれてたら良かったのに。小説としてはどうだろう??続きを読む

    投稿日:2019.03.16

  • うどん

    うどん

    第1次世界大戦後、日本は中国のドイツ占領地を侵略し、多くのドイツ軍人を俘虜にした。俘虜たちは日本各地に収容された。その中で徳島県の板東収容所は俘虜への寛大な対応をしたことで、現在でも日独友好のシンボルとなり、跡地は「日本ドイツ村」として残されている。

    その収容所所長、松江豊寿が主人公。なぜ、彼は俘虜へ人道的に接したのか。著者は松江の所長時代の前後を丹念に調査し、松江が会津人だったことがその理由だと考える。

    幕末、会津人は幕軍の代表として維新政府と戦い、朝敵のレッテルを貼られたまま、敗者となった。明治時代になっても生き残った会津人は社会から虐げられる。農民は痩せた土地を押し付けられ、軍人は軍の中で差別を受けた。松江は会津人であるというだけの理不尽な扱いに耐えつつ、軍人としてのキャリアを積み重ねていく。

    そこで、出会ったドイツ人の俘虜たち。自分は会津、一方はドイツ。共に祖国のために尽くしたが敗者となってしまったが、それは時の運。戦争に勝つか負けるかは個人の責任ではない。松江は収容所の俘虜を敗者ではなく、1人の不運な人間として扱うことに決めた。

    松江は収容所所長を引退後、若松市長になるなど、会津地方のために尽くす。しかし、彼は自分の経歴を語るとき、軍歴を記さなかった。自分は日本軍人ではなく、会津人だったという思いなのだろう。
    続きを読む

    投稿日:2016.09.08

  • wasabi

    wasabi

    こんなに心暖かくなる歴史小説は読んだことがない。かくなる軍人が存在し、西独においても敬慕の念を抱いて語られたことが誇らしい。

    投稿日:2014.05.08

  • Tsun

    Tsun

    小説というより、記録って感じだったなー
    表題のは良かったけど、あとの2作はイマイチ頭に入ってこなかった。

    投稿日:2012.07.26

  • gollum13

    gollum13

    坂東俘虜収容所モノの二冊目。「バルトの楽園」ほどはひどくなかったが、これで直木賞なのか〜。史実を大事にする作者の姿勢はある意味好感がもてるが、フィクションでディテールをもう少しふくらませてもよかったのではないか。買って損する本ではないが、薦めるか、と言われるとちょっと微妙。続きを読む

    投稿日:2012.03.07

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