【感想】イシュタルの娘~小野於通伝~(11)

大和和紀 / BE・LOVE
(5件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
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ブクログレビュー

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  • NORIS

    NORIS

    このレビューはネタバレを含みます

    2018.9.29市立図書館
    関ヶ原の後、於通は家康の頼みで千姫の輿入れ準備のために江戸に下り、そのミッション完了後は江与の娘と近衛家の跡取りの縁組、家光の乳母にふくを推挙、と家康の信を得て活躍が続く。秀頼と千姫の縁組は平和な世を願ってのことだったが、豊臣家と徳川家のあいだの溝は隠し得なくなり…
    単身赴任となった於通が近衛の姫として育てられることになった太郎と離ればなれになり、見違えるほどの成長を近くでみられないというのが切ないし、おふくが家光の乳母となり稲葉の息子二人の母ではいられなくなったのも切ない巻。

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    投稿日:2018.10.01

  • tvxqhitomi

    tvxqhitomi

    201505/史実と漫画とうまく絡んでほんと面白いし、登場人物達も魅力的。ずっと第一線で活躍してる大和先生すごいな…

    投稿日:2015.10.11

  • あいす桃

    あいす桃

    家康公から孫娘・千姫のお輿入れのため、江戸へ行くよう命じられる於通さん。
    豊臣秀頼との婚儀に付き添う侍女300名の行儀作法と身なりをととのえるための教育係となる。
    当時の関東は田舎になるので、関東の女子は、こんなにも粗野で言葉遣いが汚く、関東人の私はものすごいショックでした。
    江戸城に仕えている侍女(下位のほうの人たちだけども)が、胡坐をかいたりなんかしていて、これでは西の都人からダサいと笑いものにされるのも目に見える。

    そして!いよいよ稲葉ふく(のちの春日局)が江戸城入り!!
    於通さんの推薦で、三代将軍・家光の乳母になる。
    賢くしっかり者のふくは適任だと思う。

    ところで、現在(2015年9月29日)発売されているのは、この11巻までで、次巻は2015年11月の予定だそうです。
    実際の歴史にからめて、小野於通という美人な才媛が活躍するこの物語は最高に面白いので、最終巻まで読み続けたいです。
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    投稿日:2015.09.29

  • ファミコンキッド

    ファミコンキッド

    信長、秀吉、家康といった歴代の天下人にも一目置かれる女流書家「小野於通(おの の おつう)」の生涯も半生か。

    家康の側室…というよりは、参謀・側近として活躍した才媛「阿茶局(あちゃのつぼね)」や、於通の書の弟子、江(浅井長政・三女)の長女「豊臣 完子(とよとみ さだこ)」など、歴史の表舞台にはあまり登場しない女性の姿が詳しく描かれており、じつに良い。

    ちなみに豊臣 完子は、五摂家のひとつ九条家に嫁ぎ、その遠い子孫である「九条 節子(くじょう さだこ)」は、大正天皇の皇后である。
    そして、完子の父は、三好秀勝(秀吉の甥。秀次の弟)であり、母方の祖母(浅井長政の妻)は、信長の妹、お市の方である。

    つまり、完子を通じて、現皇室には織田と豊臣の血が流れていることになる。
    (さらに九条 節子は、徳川家光の子孫でもあるため、現皇室は、織田+豊臣+徳川、すべての血筋を兼ね備えているとも言える)
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    投稿日:2015.06.12

  • くるる

    くるる

    今女性が大河の主人公を演じているけれど、誰それの妹というような一般人を主人公にするより、小野於通のような人をこそ主人公にするのが良いのではないかと思ったりした。

    投稿日:2015.05.29

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