【感想】イラスト版 子どもの心のコーチング

菅原裕子 / PHP研究所
(8件のレビュー)

総合評価:

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  • 薄い本だが、内容は濃い

    子育て本の中ではページ数の少ない薄い本。時間のない人でも、気楽にスラスラと読み進めることができる。イラストの挿絵がポイントを明確にしてくれるので記憶に残りやすい。

    人が生きる上で大切な自己肯定感。これを育むのに親ができることを、具体例を挙げながら説明してくれます。子供の成長に合わせてヘルプとサポートの割合を変えていく。甘えと甘やかしの違い。子供が自ら行動を起こすのに必要な親の関わり方のヒントが満載です。続きを読む

    投稿日:2015.06.05

ブクログレビュー

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  • aaaamino

    aaaamino

    親がサポート役に徹することで子どもに自分で考えて動けるようにする

    自分自身で人生を切り開いていける自立した姿、生きる力を持った姿

    甘やかさずに甘えを受け入れる
    不必要なヘルプではなく、必要なヘルプ

    投稿日:2023.08.02

  • 読生

    読生

    素直に受け入れられるかと言えばそうではないし、すべて正しいとは言えないんじゃないかと思うこともある。
    でも、これがヒントになって苦しい気持ちが和らぐなら。
    親の心の救いになるならと思う。逆に辛くなる人もいるような気もするけどね。
    全部先回りすることまでは悪くないと思うけど、先回りして全部やってしまうと、子どもたちは自分で考えてやることが無くなっちゃうのよね。
    先回りした上でサポートできる体制を整えておくのがいいんだろうな。
    親じゃなくても、子どもに関わる人なら読んでみて、参考にできるところはしてみる、そうじゃないところはではどうしたらいいんだろうと考えるヒントにはなるんじゃないかと思う。
    正解なんて簡単に見つかるものではないですしね。
    お父さんも出てくるんだけど、やっぱり中心はお母さんになってる気がするな。
    意識してのことなのか、無意識のことなのか、現実を反映しているのか。
    続きを読む

    投稿日:2022.05.26

  • ミズアシ

    ミズアシ

    難易度★★☆☆☆
    文字少なめ絵多め、新書より容易
    全127ページ
    20分かからずペラっとサラっと読めた。

    菅原さんの他の著作と中身は変わらず。

    投稿日:2021.01.22

  • deroderoh

    deroderoh

    子育てのコーチングの本。
    コンパクトに、分かりやすくまとまっています。

    内容は至極まっとうですが、
    一方でこれを体現するのは意外と難しい。

    本当は、こう振る舞えるといいんだけど、できないとしても考え方として頭の片隅に持っておきたい。

    親は子供の今を見てガミガミ言うのではなく、将来を見据えて、サポートする存在。

    なので、子どもに過干渉するのではなく、黙って子供が思っていること、行動したいことを引き出してあげる場を作る。

    ・自己肯定感を育て(自分が愛されていることを知る。これは親自身もそう自分を捉えられるように)
     → これはどちらかというと母性

    ・責任を果たすことをまなび
     → これはどちらかというと父性

    ・人の役に立ちたいという思いを伸ばす

    ダメ出ししつづけるのでもなく、なんでも褒めるのもない。
    子どもが考えていることをフラットに認識し、子どもが何をしたいかを理解する。
    家庭、社会のルールは明確に打ち出す。

    ということかな。

    印象に残ったフレーズとしては
    私を主語とした、自分の気持ちを子供に言葉で伝える
    ということ。
    これはやっているようで、やっていないと思った。
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    投稿日:2020.06.10

  • 規格外の薬剤師

    規格外の薬剤師

    イラスト版ではありましたが、昔から読みたかった本でした。絵柄も入りやすく、うまく表現されていて、理解に役立ちました。

    P24

    親が子供に愛していると伝え、
    肯定的な言葉を掛けると
    子どもは自分を大切に思い、
    自信を身に着ける。

    P28 愛することの教え方

    ・豊富なスキンシップ、「好き」と言葉にする。
    ・禁止語と命令語は使わない
    ・肯定的な言葉かけを

    P30 子どもの今の姿を愛する。

    P42 朝、起こさないことから始める

    1. 子どもと会話する
    2. どんなサポートができるか話し合う
    3. ひとりでできたことを認める
    4. とにかく起こさない

    P44 本当のやる気は内から生まれる。

    ・褒めることを動機づけの基本としてはいけない。
     ほめられて動くようになる。

    ・叱ることがしつけになるという誤解
     叱られると動くようになる。

     やる気の種は、「人の役に立つ喜び」

    P50 人の役に立つ喜び、を伝える感謝と共感力

    ・手伝いには感謝を伝える
    ・子供が自ら動きたくなるのは、
     相手の気持ちを聞かされた時

     →もっと役に立ちたい、人に喜んでもらいたい
      という気持ちも、共感の力から生まれる。

    P52 子育ては、子供に合わせてゆっくり、繰り返し

    P58 怒りの自動スイッチをリセットする

    ・子供への指示・命令・小言を無くす
    ・子供に怒りをぶつける前にクールダウン
    ・何が問題か子供と話す。

    P70 ルールを守らないことの結果も体験
      →忘れ物、寝坊、など

    P76 ダメというほどダメになる

    ・自分の気持ちに蓋をして親に気に入られることをやる
    ・親に背を向け、親の小言を聞き流す
    ・親の言葉と反対の事をして反発を示す
     →対応として
     「感謝の私メッセージが効果的」
    ・親が望む子供の具体的な言動がどれか特定する
    ・子供が、その言動をするのをひたすら待つ
    ・子供に視線を合わせ、プラスのメッセージを伝える

    P104 メッセージの主語は「私」にする
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    投稿日:2019.05.22

  • ルビー婆

    ルビー婆

    わかりやすく、かわいいイラストと一緒にまとめられて、すぐに読めた。そして、キツく認識した。

    当たり前のことも書かれているけど、当たり前のことができてない親はいるし、私もその1人だ。

    特に自立を促せてない部分は大きいので反省した。「あちゃー、声かけすぎやな」と。

    自分は親として子供に良い影響を持ててるんだろうか?そう思う時、最後に「親の幸せの作り方」という項目がある。

    子育ては親からの影響が大きく、自分はどうだったか振り返ることも多い。

    自分の自己肯定が低いと子育ての妨げになる。
    自分自身も変わる必要がある。親からの影響はあるとわかるけど、それを親のせいにしてないだけまだ楽か。親は親、自分は自分のやり方があると思っていたので。

    いろいろ人によって子育ては違うし、子供のタイプも違うので一概に同じやり方が通用するとは思わないけど、何らかの子育ての難しさを感じたら、まず自分はどうなのか気付くということが第一だと思った。

    私には反省する材料となり、この本は良かったと思う。手元に置いて忘れないよう努力したい。
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    投稿日:2016.06.26

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