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下川裕治 / 講談社現代新書 (8件のレビュー)
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本の虫
本社はわかってくれないというタイトル以上に、東南アジアの現地にフォーカスした話があり、その体験談が面白かったです。 日本と海外の文化的な違いをリアルに感じられる本でした。
投稿日:2023.02.25
natsume15
東南アジアに進出する日本企業が多いが、実際に現地に駐在し、人を使い、仕事をしている人々は、「本社にはわかってもらえない」悩みや事情を抱えている。そんな事例を紹介しっている。 日本から、日本の常識・考…え方で指示をする本社と、日本的な常識・考え方が通じない現地の間には大きな隔たりがある・・・。続きを読む
投稿日:2019.06.09
toshi1231
日本企業が東南アジアでビジネスをしていくのに必要な異文化交流について、何かヒントが得られることを期待して読みましたが、大いに期待外れ。現地でのトラブルの数々が紹介されていますが、そこには自己を省みる姿…勢はなく、東南アジアで失敗する日本企業が陥りがちな、上から目線、日本の価値観押し付けで、現地の人々を馬鹿にしたような記載は、読んでいて少々気分が悪くなりました。外国人として現地社会に入らせてもらっているという謙虚な姿勢がなければ、ビジネスはおろか、コミュニケーションすら取れないのではないでしょうか。続きを読む
投稿日:2017.04.27
ヨッシィ
東南アジア各国で働く日本人駐在員たちの奮闘ぶりを描く一冊です。 「タイ人から見ると、終業時間が決まっているのにだらだらと残業する日本人は時間を守らない人たち。仕事を時間までに終わらせ、あとはプライベー…トを楽しむのがタイ人流。」 「東南アジアの人々の日本に対する意識も変わりつつある。日本は金持ちの国という意識が薄れてきているのだ。問われるのは、日本人の人間的な魅力」などなど 猛スピードで変わりゆく東南アジアで働くことの大変さ、面白さを感じることができました。続きを読む
投稿日:2015.09.18
kazuosogou
このレビューはネタバレを含みます
東南アジアを渡り歩いてきた下川祐治が編集した本なので面白いに違いないと図書館で借りる。予想は的中、紹介されている人たちの困惑ぶりがとてつもなく面白い。すぐ休む、働かない、会社を私物化する、会社のカネを使い込む人々。日本の感覚、慣習ではとても理解できない人々だ。しかし、現地には現地の掟があり、日本の常識を持ってそれがいいか悪いかを単純に判断できないと下川は言っているようにも読めた。
投稿日:2015.04.30
toshifukushima
日経の書評でみて。日本の常識が東南アジアでは常識でないことがよくわかる。文化的、宗教的、習慣的な違いで、こんな事になるとは、笑えること確実。脚注にも面白いことがいろいろ書かれているが、ちょっと文字が小…さい。続きを読む
投稿日:2015.04.22
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