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森沢明夫 / 小学館 (26件のレビュー)
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総合評価:
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ちかりん
壮大なスケールのお話。主人公が母親にすべてを打ち明ける場面で涙腺が崩壊。主人公の幸せが嬉しかった。みんなが幸せなら自分も幸せ、その通りだと心から思えた本。時々読み返したくなる本。
投稿日:2023.08.06
haji07-2023
07月-04。3.5点。 青森三部作、ラスト。 津軽食堂の長女、桃子が主人公。数あわせの合コンで遺跡発掘の公務員と知り合う桃子。縄文時代のライアという女性の物語と、桃子の物語が交互に。 面白かった。…縄文時代と現代の桃子の繋がりが無理なく描写されていた。続きを読む
投稿日:2023.07.10
tomoca
青森三部作、ついに完結。 青森出身者としては、青森市、弘前市、八戸市と馴染み深い地名と、地元なのに知らなかったことなどもあり楽しく読めた。 今回の「ライアの祈り」を読んで、初めて八戸に縄文時代の遺跡…があることを知った。三内丸山遺跡とも繋がっていることにも驚いた。 縄文時代は歴史の授業で何度も何度も習うのに、土器くらいの知識しかなくて、その当時の生活様式や暮らし、食文化などそこまで発展していたことに驚き。弥生時代になって、なぜ縄文時代の時のように生きられなかったのか、それは現代を生きる私達の課題でもあるのではと考えさせられた。 今回の主人公桃子さんもクマゴロウさんというかけがえのない人に出会えたこと、人と人との出会いは本当にかけがえのないものなのだと思えた一冊。 地元民としてはいろいろな方にこの三部作を手にとって欲しい。 続きを読む
投稿日:2023.05.14
やんやん
青森三部作もこれで完読。最強のサブキャラだった桃子さんが主人公。三部作の大円団的な雰囲気が良い。第一人称者が変わっていく手法が、心地いいテンポで読み進められます。 幸せになるコツが見出せる一冊。
投稿日:2023.04.08
ゆう
このレビューはネタバレを含みます
青森三部作のラストというのを知らないで読んでしまった。弥生時代は稲作がもたらされたから豊かになったというふうに教科書で習った時は思っていたのだが、欲が出てきて不幸になっていった。縄文時代は争いがなかったから続いたのだという説は目から鱗だった。「他者に喜ばれることを自分の喜びと感じられるのは人間だけだ」縄文時代のライアが族長に教えられてきた言葉は身に沁みた。ミサンガはちょっとファンタジーだったが、自分が幸せだと思える人が幸せな人だという根本的なことは変わらない。起こることは全て小さなこと。へいちゃらだね。
投稿日:2023.04.02
k.yamada Book 100
41/100 バツイチ、35歳で恋に臆病になっている桃子が人数合わせで呼ばれた合コンで出会ったのは、何とも風采のあがらない考古学者だった。 彼の誘いで遺跡発掘にめざめた! 古代の人々の豊かで人間愛に満…ちた暮らしを知るうちに、背負ってきた様々な呪縛から解き放たれていく。不器用な2人の思いは… 縄文と現代、時を隔てながらも進んでゆく二つの感動物語。 「津軽百年食堂」「青森ドロップキッカーズ」に続く青森三部作! 三つ読んで完了となる。続きを読む
投稿日:2023.03.06
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