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ロダーリ, 関口英子 / 光文社古典新訳文庫 (18件のレビュー)
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きのさん
物語の結末を創造する。 学校の授業で是非受けたかった。 作者の3様の終わりのパターンを分析するだけでも、自分の想像の殻を破る助けになりそうだ。
投稿日:2022.04.24
枝乃
このレビューはネタバレを含みます
全20編の短い物語にそれぞれ3つの結末。どの結末が気に入るか。どれも気に入らないか。自分の好みがよくわかる。最後に作者が選んだ結末とその理由もあり、物語の届け先を考えた真摯な姿勢に尊敬の念が深まる。私は、基本的にハッピーエンドや道義にかなう結末が好きだけど、ピノッキオの話だけは、被雇用者の存在が気になって結果的に必要悪を容認した。間違っている。そう断言する作者に、その通りだなと反省する。
投稿日:2022.02.12
saigehan
物語が20個あり、それぞれ結末が三種類用意してある。いわゆる子供のファンタジー力を鍛えるためのテキスト集のような。構成は良いと思うが余りにコンパクトすぎて。もっと膨らませてくれようー。と思ったが、それ…は各自でやることになっている。なんだか、ツリーは用意したので、飾りはそれぞれ各自で作るんだよ、と言われたようでね、それをタノシイーと思うか、メンドクッセと思うか。ワシャー昔から七夕の飾り付けとか嫌いじゃった、そういや。や、普通に面白いよ。火星の幽霊の話とか好きだ。けど。続きを読む
投稿日:2020.12.26
瑠璃色
とてもいい本です。 結末が3つに分かれていて、読者がどれも気に入らなければ自分で作ってみよう、という形式の本。 結末が別れていても物語は楽しめるし自分で考える楽しみがあって、ロダーリの本の中でもかなり…面白い方。 解説にあった受け手と送り手では物語のコードの受け取り方が違う、という話は目からウロコだった。 本編もそうだが解説で引用してある「ファンタジーの文法」を読むと創作をしてみたくなる。想像力が大切であるとロダーリは語っていたようだ。 私も本を読むばかりではなく昔のように少しは書いてみようかと思う。続きを読む
投稿日:2018.03.07
愛と幻想
ゆっくりと丁寧に語りかける感じ。児童文学のテイスト。寓話的。それでいて結末が幾つかある。そうすると描かれていたことの意味合いに違いが生まれるなどを体感できる。自分なりにあれこれ考えられる余白と選択肢の…ある作品。続きを読む
投稿日:2017.12.18
k-masahiro9
「いまある学校の姿の先にあるものを見据え、学校という『時間制の少年院』の壁が崩壊するところを思い描くには、現在もなお、多大な想像力が必要であることは否めない。それだけでなく、この世界がこれからも存在し続け、より人間的なものとなっていくだろうことを信じるためにも、想像力というものは不可欠なのだ」(p.269)
投稿日:2014.10.09
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