【感想】ダメなあいつを、なんとかしたい!

心屋仁之助 / 廣済堂出版
(16件のレビュー)

総合評価:

平均 4.1
3
10
2
0
0
  • 妖怪“かわいそう”

    母親に愚痴を聞かされ、母親を「かわいそう」と思いながら育った人にお勧めです。
    その感覚を捉え直すことで、ダメ男製造機をやめることができ、彼氏や旦那の態度に変化が訪れるかもしれません。

    2~3時間で読めますが、必要な人は何度か読み返すことになるでしょう。
    ただし、相手が「とんでもない」程度のDV夫であったりする場合は、この考えだけで解決するものではないと思います。
    基本的にこの本では、周囲の人物は自分の鏡であるというような前提ですが、現実はそれだけではありませんから。
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    投稿日:2017.09.01

ブクログレビュー

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  • ねこ

    ねこ

    このレビューはネタバレを含みます

    お母さんを捨ててもいい。ほんとに無意識に母親のことを可哀想って思っていた自分に気がついた。勝手に聞いてもないのに。案外かなり幸せそうだった。衝撃の本
    人に優しくしない、人に迷惑をかける、お母さんを捨ててもいいって言ってみる

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    投稿日:2021.04.30

  • かりん

    かりん

    私にとって、この本は自分の気持ちを軽くできる良い本だった。

    結局、自分が自分に対して思い込んでいることで迷惑をかけて。自分が他人もダメにしてたんだと思う。

    もっとラクに生きる、素直に生きるために、迷惑をかけよう。優しくしないようにしょう。

    なんだか逆説的だから不思議だけどね。
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    投稿日:2017.11.18

  • sweet2

    sweet2

    このレビューはネタバレを含みます

    困ってる人がいたら助けたい、何かできることはないかなってつい探したりする傾向があるから、本を読んでて、あっそうかも、と納得する部分も多かった。自分が甘えるってことは、相手に助ける機会をあげてるってこと、と思うこと、それを意識していければ少しでも甘えられるようになれるかなと思った。

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    投稿日:2017.05.24

  • etsu*

    etsu*

    「ダメ男製造機」。正直、自分には関係のない本だと軽い気持ちでいたけれど、読み始めたら、もうもう自分に当てはまることばかりの狙い撃ちの図星、私こそ正真正銘の「ダメ男製造機」であることを初めて自覚した。

    心理学の本は若い時から色々読んできたつもりでいたけれど、こういう物語調の斬新な切り口は初めて。しかし、つくづく人間の心理って面白くできている。

    「ちゃんと自立したしっかりした女性」に限って、「ダメ男」とくっついてしまったり。付き合っていくにつれて、どんどん「ダメ男」を形成していってしまう。
    その原因と傾向と過程が、この一冊でよく理解できた。

    なんでもかんでも自分一人でやり過ぎて、自分の価値だけ上げて、相手の価値を片っ端から取り上げてたのだな。

    私だけでなく相手だって、人に必要とされたいし、人の役に立ちたいのに、物分りのいいフリをして、自分だけ手柄を横取りして優越感に浸り、相手に劣等感を植え付けていたのだと。

    確かに、オールマイティーにひとりでそつなくできてしまうような「デキる男性」には、昔から全く惹かれない。
    その理由を考えたこともなかったけれど、そういう相手だと、自分がその人の役に立てないから、それだと自分の存在価値がなくなっちゃう、という深層心理。(ドキッ)

    パートナーという枠を超えて、親や兄弟や仕事の上司や部下や同僚にも当てはまってしまう。

    人(親)に甘えられない。
    人(親)を頼れない。
    人(親)に迷惑をかけられない。
    自分の中で美徳だと思って一人で背負ってきたことが、こんな風に相手に「ダメ人間」の烙印を押し続けていたなんて。

    自分が人(親)に甘えられないし、頼れないし、迷惑をかけられないから、簡単に甘えてくる人や、頼ってくる人や、迷惑をかけてくる人が許せない。
    でも実は、甘えて欲しくて、頼って欲しくて、迷惑をかけて欲しいとも思ってる。相手の役に立ちたいから。必要とされたいから。矛盾。

    そして、相手も同じように、甘えて欲しくて、頼って欲しくて、迷惑をかけて欲しいと思ってる。私の役に立ちたいと思ってくれている。必要とされたいと思ってくれている。そういう気持ちをずっとないがしろにしてきたのだなぁ。もう反省しかない。

    自分ひとりでできることも、人に頼んでやってもらって、その好意を素直に受け取って「ありがとう」って感謝する。

    そうそう「ありがとうと言うのは負けた感じがする」のも心理もまさにその通りで、私は親から「ありがとう」って言葉をかけられなかったし、だから自分からも「ありがとう」って言葉をなかなか言えないで育った。負けた気がして虫唾が走る。
    「ありがとう」って言いたくなくて、負けたくなくて、なんでも自分ひとりでやれると思って、頑なになって生きてきたのだと。
    育った環境って本当に大きいなぁ。

    これからちょっとふたりの関係が変わっていけそう。
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    投稿日:2016.02.19

  • ヒサ

    ヒサ

    普通の人をダメな相手にしてしまうプロセスの考察が深いです。
    『なるほど』と思わせる説得力が非常に高かったです。
    でも・・・迷惑をかけない、頑張る、しっかり生きる、が行き過ぎると、相手をダメにしてしまうのは、納得はするものの、ちょっぴり悲しい気がします。
    これは世界で通用する日本人の美徳だと思うからです。
    いつからこんな世の中になっちゃつたんだろ?
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    投稿日:2015.09.28

  • yuimaar

    yuimaar

    精神どん底のときに自戒したくて買って読んだ本です。本を読んでそうだなと思っても、結局変わるのは自分のタイミングなわけですけど、けっこう刺さりました。こういうイタイ本を見栄とか張らずに買って読めるようになっただけでも成長なんじゃない?!と自画自賛しました。ハッハッハ!続きを読む

    投稿日:2015.06.15

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