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真堂樹, 木下けい子 / 集英社オレンジ文庫 (22件のレビュー)
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総合評価:
さくらもち
1
個性豊かなトリオのお話
リストラされ行き倒れた先は貧乏寺の弧月寺。 美形僧侶の空円、男気たっぷりの坊主の覚悟に助けられ、主人公 三久は見習い僧として居候。日々、お寺での世界を体感します。 毎日の寺での三人の生活がおもしろ…、おかしく描かれていて読みやすくよかったです。 檀家さんとの人情味溢れるお話にホッとします。 仏教の世界を体験できますよ☆ 続きを読む
投稿日:2015.04.24
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己琳
要領の悪い主人公が辿り着いた先は・・・。
お人好しで要領の悪い三久。 リストラされ、路頭に迷い、運よく行き倒れた先は空円と覚悟という二人の僧侶が営む寺・孤月寺の前でした。 最初は覚悟に手ぬぐい泥棒と間違えられるなど散々でしたが、縁あって僧侶見…習いとして寺で修行することに。 空円から本格的な修行を受け、寺の雑事をこなしながら平穏な日々を過ごしていたある日、 一軒の檀家さんが事件の被害に遭い、寺に来て間もない三久が疑われたため 寺の三人で犯人探しをすることになりますが・・・ 宗派の総本山で修行をし、優秀な修行僧らしいけれど世間のことには疎い空円。 空円と同時期に修行をしていたものの、自ら破壊僧だと言って夜な夜な謎の修行?を行っている覚悟。 そしてお人好しで要領が悪いものの、何事にも一生懸命な三久。 寺の檀家達との交流を描きつつ、三久の目線で物語が進んでいくようです。 紙の書籍では、第二巻が発売しているので、早く電子化にならないかなとワクワクして待っています。続きを読む
投稿日:2015.10.07
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ぷらりん
お坊さんライフというかお寺さんライフの用語は、それはそれで馴染がないだけに新鮮だったけど、小説としてはなんか浅い感じがしてイマイチ
投稿日:2022.01.13
都子
修行大変そうですね。仏教用語が三久くんと一緒で頭に入ってきません。空円さんと覚悟さんの過去が気になるので続きも読みます。
投稿日:2020.09.23
ソーカ
タイトルに惹かれて。 三久がとっても、とってもお人好しで、見てるこっちがハラハラしてしまう……(笑) あと何処と無く漂う、彼の間の悪さってのも、ハラハラさをプラスしている。でも、それが面白かったりする…。 この巻は、三章からなっていて、基本的にはちょっとした謎があって、それを解いていく、という感じ。 最後の話は、なんとなーくオチが見えてくるけど、ああいうのは嫌いじゃない(笑) 教養として仏教を学んでみたいと思った。 間接的に、何か大切なことを教えてもらえたような気がする。 心が澄むような、そんな読後感でした。 続きを読む
投稿日:2020.08.20
ユイ
えっ、想像と、全然違う話やった…(笑)。 そもそもキャラ設定が想像と全然違う。 掴みきれないままじわじわ読んで、最終章まで来たときに、「笹山」のおかみさんがいうように 「三人で孤月堂さんやわ…」 と…、実感した。 なんだか息の合ったコンビのような空円さんと覚悟さんも、三久が来るまではさほどかみあってなかったのかもしれへんな。 二人では足りないけれど、三人ならしっくりくる…、っていうの、わかるわあ。 ちゅうことで、大好きなオレンジ文庫を、購買リクエストしてしまいましたー! 買うてくれてありがとう、図書館…。そして新刊文庫、めちゃくちゃ最高です…。 著者はたぶん、昔にコバルト文庫で何等かのシリーズを読んだと思う。 でもあの時代のコバルト文庫は、読みはするけどグッとはこない、と、いうものが多かったので(すいません)詳細は覚えてへんけども…。 今回はなかなか、楽しんで読みましたよ。 それこそグッとはきてへんけど(えー)エンタテイメントとして十二分に楽しんでおります。 だんだんと、空円さんの語る生き方…、と、いうか、お寺での教えをもっと知りたいな…と、思ってしまってんな。 こんなストイックな生活はできひんよ。できひんねんけど、この世界がすべてと信じてここで「足る」と、思えてしまえたら幸せやろうなあ、とか…。 俗世界は楽しいこともいっぱいやけど、そのぶんつらいことも多いんじゃないかとか…。 贅沢を知ってしまうと、今までの生活だと満足できひんくなる、とか、そういう意味で、「足る」と、いうことをどんどん忘れていってしまうんかもなあ…、とか。 こうやってストイックな生活をすればいいのかというわけではないし、ストイックな生活をして自分を律することができるのなら、たぶん欲にまみれることもそもそもないんやろうけど(;^ω^) ごはんひとつとっても、こうやって感謝していただくことができたら、もっと、生活は豊かになるんかもなあ。 (などと、お菓子を食べながら考えることではないけど…) ■■■■ ■香気 よいにおい。かおり。 ■売茶流 京都の宇治にある、黄檗山萬福寺の茶礼から発展した茶道、黄檗売茶流。続きを読む
投稿日:2020.08.14
mickey
読みやすい。お坊さんの暮らしを知ることができた。聞き慣れない禅語、用語が新鮮。いま、ココ、俺!のワードは胸に残った。
投稿日:2020.04.26
Ellie
タイトルから、お坊さんが、カフェに訪れたお客さんの悩みを禅の教えから解決するのかなあ、と思っていたら全然違った。 禅を知りたくて読んだので、少し物足りなかったが、修行の様子は興味深かった。
投稿日:2019.07.08
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