天皇の料理番 下

杉森久英 / 集英社文庫
(28件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
3
9
6
3
1
  • ドラマ原作

    天皇陛下や皇族の方々が召し上がる食事の調理・内容や風景が描かれていると思いきや、主人公の一生を描いた物語でした。あまり物語っぽくなく、伝記のような感じでした!!

    投稿日:2015.05.26

ブクログレビュー

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  • ピエル

    ピエル

    パリで修行した後は題名の通り天皇の料理番に抜擢されることになり、篤蔵の成長を楽しみに読み進めていった読者としては喜びの気持ちに。下巻でも篤蔵の人となりは変わらずで、人間味があって魅力的です。全体的に時代背景の描写が多く、個人的にはもう少し人間模様の描写が多い方が楽しめたかなという印象でした。ただ背景についてはとても分かりやすく、時代の中での料理の変化も分かります。変わらないものと変わっていくもの。その狭間に生きるということを考えさせられる一冊です。続きを読む

    投稿日:2020.09.03

  • sam

    sam

    大正・昭和天皇の料理番となった秋山徳蔵の生涯を描いた話。
    福井県の片田舎の裕福な家に次男として生まれ、養子に出された先でひょんなことから口にしたカツレツに衝撃を受け、洋食のコックを志す。思い立ったら即実行という生来の性質で大学在学中の兄を頼って東京へ。修行先にも恵まれ、日々勉強の毎日を過ごすが、本場のフランスで修行をしたいという考えに捕われ、実家の援助を受けて単身フランスへ。
    現地では大使館の世話で一流ホテルで修行をし、その後転々とするが、ある日大使館からお呼びがかかる。それは、天皇の料理番にならないかという誘いだった。
    それから宮中での奮闘がはじまる。戦時中は食糧難に苦労しながらも毎日の食事を切り盛りし、晩餐会などがあれば献立のみならず装飾などまでにも気を配る。そんな食に生涯を捧げた料理人を描く。

    想像していたような人物とかけ離れていて、結構驚いた。しかしやはり大成する人というのは人並みならぬ情熱と勤勉さがあって、努力もかなりしているものなのだと改めて感じた。その努力が苦にならないほどの情熱を持っているというか。
    結構淡々とあっさりと物語は進んでいくので重厚感がないのが残念。どちらかというと主人公の人となりに焦点を当てているが、天皇の料理番としての苦悩や苦労など、プロフェッショナル的な話がもっとあったらおもしろかったと思う。
    続きを読む

    投稿日:2020.04.18

  • tetsuya44

    tetsuya44

    華族会館を出た後、上野の精養軒で再出発を果たした篤蔵は、実家の援助をもらって西洋料理の本場パリへ。大使館の紹介で一流ホテルで、改めて下働きからスタート。数年で実力をアピールし、フランスでも一流の料理人に。

    そんな時に、天皇陛下の料理番として呼ばれ、日本へ帰国。まだ30歳前後くらいで料理長を任され、当初は予算も潤沢で、最高の料理を作ることを目指す。畑で野菜を作るだけでなく、品種改良も行われ、最盛期には鶏や牛、豚を飼い、バターやハムも自家製だったという。

    とにかく真っ直ぐに、仕事だけでなく、人とも付き合う姿が描かれている。終戦後は、天皇陛下を守るために、あえて進駐してきたアメリカ人を喜ばせることに精一杯だったという。
    続きを読む

    投稿日:2018.12.02

  • saya

    saya

    このレビューはネタバレを含みます

    料理人がまだ認められていなかった時代に、
    国賓をもてなす為に腕をふるった一人の料理人。

    負けん気の強い篤蔵のキャラクターに惹かれます。

    人の体を形作る食事という行為のために
    真心をこめて料理を作る。

    どうしようもない男だった篤蔵 のシンデレラストーリーとも言える
    内容ではありますが
    古き良き時代や天皇陛下の偉大さも感じられます。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2017.02.12

  • 723

    723

    通読すると、主人公の若い頃に主に焦点をあてた印象。パリで成功していく過程、晩年は随分端折った構成。主人公の一途さがカッコいい。おもしろく読んだ。

    投稿日:2016.04.17

  • deerkayo

    deerkayo

    パリでの生活と、料理人として宮内庁に入った経過が描かれていた。最後はただの頑固おじさんとしか見えなかったのが残念。

    投稿日:2016.02.04

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