【感想】鍋奉行犯科帳 京へ上った鍋奉行

田中啓文 / 集英社文庫
(13件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
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6
4
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ブクログレビュー

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  • やんばる

    やんばる

    江戸当時の関西の食文化がよく学べる。まだ鮮度保存の技術がないので京都では生魚が届かないこととか、大阪での天ぷらの呼び方の違いや人気の無さなど。
    また旅の途中で知り合ったキャラ達の個性を活かして問題を解決するところも自然な流れなのでスッと入ってくる。
    毎度各話読み切りなので気軽に読み進めれるし、もうお馴染みの顔ぶれが技術や個性を発揮するのも楽しい。
    今回はいつもより久右衛門がカッコ良かったような。相変わらずのところは変わんないけどね。勧善懲悪とは言い切れない(久右衛門のせいで)けど終わりはいつもスッキリできる。
    勇太郎の恋愛話はこの巻では小糸さんが少しリードかな。
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    投稿日:2023.10.28

  • Ellie

    Ellie

    当時、江戸と大阪の天ぷらは異なっていたらしく、へぇーと驚いた。

    表題作では、個性的なメンバーが出てきたので、次回も出てきてほしい。

    投稿日:2019.10.10

  • マンガタリ編集部

    マンガタリ編集部

    いやー、今回もいろいろ美味しそうでした。
    天ぷらとお寿司食べたくなりました(^^)。
    しかし今回、いつもに比べるとお奉行が割とましに
    働いてた気がするような、気のせいのような(笑)。
    うん、きっと気のせいでしょう。
    勇太郎さんにはそろそろ態度をはっきりしてもらいたいw。
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    投稿日:2019.05.31

  • Kazuko Ohta

    Kazuko Ohta

    どんだけ食い意地張ってるねん、このお奉行様(笑)。『みをつくし料理帖』のように上品ではないけれど、大好きなシリーズです。脇を固める用人、同心、飯屋のお婆、皆なんとも魅力的。各章二本立てで進む謎に満ちた話が、食を通じて一つになるのが小気味よし。

    人はたいてい日に三度、食事をする機会がある。誰かが心を込めてつくってくれたものを真剣に食べるべしということを食いしん坊のお奉行様から教えられている気がします。第3弾までよりも少し印象が薄いけれど、ふき出してしまうシーンもホロリとさせられるシーンもあり、やめられない。
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    投稿日:2018.12.09

  • tokutaro

    tokutaro

    20170517 ようやく、ベースは落語の語り何だという事が分かってきた。悪人もどことなく笑えるし普通の人が凄かったり。話を膨らませるためには多少の作りは普通にやる。そこが楽しいのだと思う。

    投稿日:2017.05.18

  • saputa

    saputa

    御落胤波瀾盤上
    浮瀬騒動
    京へ上った鍋奉行
    判平、シマジ、小六といった新たな脇役が良い味を出していた。再登場を望む。

    投稿日:2015.11.18

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