【感想】恋は雨上がりのように（１）

恋する少女の表情にハッとする

元陸上部のホープ、高校生・橘あきらが恋をしたのは、バイト先であるファミレスの冴えない店長だった…！

普通に考えると「なんで？」な話ですが、この第一巻を通してあきらがどうして店長・近藤に恋をするように…なったかが丁寧に描かれます。怪我により陸上を挫折した心境、近藤に恋心をいだくようになったきっかけ、ニブイ近藤への一喜一憂など、クール・ビューティなあきらの心情を、彼女の表情で巧みに表現。嬉しくなったり悲しくなったりもどかしかったり。彼女の気持ちがこちらにも移ります（笑）。果たしてあきらの恋の行方はどうなるのか？次巻が待ち遠しい一冊です。続きを読む

女子高生の恋の行方は…(^^)d

中々に面白い作品です。

難しい恋ですね。
ヒロインが好きになったお相手は、バイト先の冴えない店長。
普通なら見向きもしないような相手でしょうが、ヒロインの視点から見られる店長は、穏やかな雰囲気を持っ…た大人の男性に見えるようですね。
この恋路がこの先どういったものになるのか気になりますね。続きを読む

リアルだと思う

面白い、そして主人公かわいい。
十代のころの年上のひとに恋する感情が丁寧に、きれい、そして現実的に描かれていると思います。
好きなときは、周りの評判がどうあれ、その人だけがキラキラして見えますから。…

続きがとにかく楽しみです。続きを読む

ジワジワときめきます！

友達にオススメされて読んでみました。
絵も綺麗だし、これからの展開が楽しみです。
一巻から面白い漫画って貴重。

リアル本屋の店長が本書を読んで…

事実、結構店長はモテる。周りにも店長×バイトのカップルは比較的存在する。
私も若い頃はかなりモテた。
当時は若くてイケメンな店長だったからで、本書のような中年バツイチ店長になってしまっては超美人の女子…高生から好かれることは、まず無い。
ただ「絶対に無いわけでは無い」と、甘い希望をもたせてしまう魔力がこのコミックにある。
良い歳をして夢を見させてくれて本当にありがとう。
作者に会う機会があったら、ぜひお礼を言いたい。続きを読む

恋する乙女、あきらちゃん

黒髪ロングのクールビューティー、橘あきらは17歳。バイト先のファミリーレストランの冴えない店長・近藤正巳（45歳、バツイチ子持ち）に片思い中。タイトルの通り、雨上がりのように澄んだ空気感を纏った本書。…誰もがきっと一度は経験したであろう、思春期のもどかしさやこそばゆさ、恥ずかしさを思い出さずにはいられない作品です。

普段は感情をあまり表に出さないあきらが「恋する乙女」となったときの、赤ら顔の優しい表情と、繊細な心の機微が丁寧に、丁寧に描かれています。最初は「人として好かれている」のだと勘違いしていた店長も、あきらの本当の気持ちに気付き、彼女との年齢差や社会的な体裁を気にして、あたふたしてしまいます。

なかなか縮まらない2人のちぐはぐな関係。この物語は、どのように終わりを迎えるのだろう。どうか、2人にとってハッピーなものでありますようにと願わずにはいられません。続きを読む