数学の言葉で世界を見たら 父から娘に贈る数学

大栗博司 / 幻冬舎単行本
(32件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
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  • 物足りないような、足りるような…。

    2、3冊数学史を読んだことがある人にとっては手垢がついたお話であり、斜めよみするだけでよいかもしれません。
    素数と暗号以降はカントールの集合論での遊びを除くと、初等的とはいえ、なかなか真面目な話になります。
    いくつか感銘を受けたところを述べると、数学の大家が計算屋でもあったことを伝え、暗号、幾何学の実用性を解説し、そして三角関数と底の関係を実際に計算して見せるところが素晴らしいです。
    ただ、どうなんでしょうか。不完全性定理と無限の話はどこで聞いても首を傾げたくなります。
    また、一つ、二つは、入門から超えた未知の知識のエッセンスの提示が欲しかった。
    でも、内容は素晴らしいです。
    星5つ。
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    投稿日:2016.09.18

  • ああ、難しかった。今、もう一度読んでいます。

    父から娘に贈る、とあるので気楽に手に取ったのですが。40年前高校の授業で習った数学はいったい、何だったんだろう。。。
    1日に1〜2ページ。ときには2時間で5行ほど、しか進まなかったりして。それも、一部あきらめて理解できないまま前に進んだりして。。
    数IIIが、数IIが、数学のごく一部を撫でただけだったのが、よくわかりました。退職したら、もう一度大学に行こうかな、数学を学びに。
    2回目、読みました。すこし、理解が進みました。ありがとうございます。でも、オイラーの定理、証明していないですね。どこで証明したのかと、何回か読み直してしまいましたよ、大栗先生。
    ちなみに、最初Readerで購入しようかな、と思ったのですが、2人の息子たちに読ませようと、紙版にしました。あいつら、ちゃんと読むかな。
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    投稿日:2016.07.06

ブクログレビュー

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  • Treasoner

    Treasoner

    時々数式の展開で置いてけぼり食らうけど、数学の教科書が教えてくれない一番大切な、数学の意味や発展の過程を楽しく教えてくれる
    筆者の娘は当時大学生みたいだが、全部分かり得たのかと気になってみたり

    投稿日:2021.10.02

  • たたた

    たたた

    良い本だとは思う。
    でも高校の数学が壊滅的だった自分には難しすぎる。そもそも自分みたいな人は、この本に手を出さないんだろうなぁ。

    投稿日:2021.08.16

  • 山登りたい

    山登りたい

    面白い。恥ずかしながら、少し理解できないが、楽しい。数学に苦手意識あっても良いと思う。理屈 カチッとしたものを敷衍して行くイメージです。

    投稿日:2021.07.19

  • あふろざむらい

    あふろざむらい

    数学者の父親が、娘に数学の世界を教えると言う体裁で数学について語る。
    イーロン・マスクの発言を引用して、基本原則に立ち返って考え直す、考えるということが書かれているが、これは大切なことだと思う。

    学には物事を明晰に考える道具としての意義がある

    数学者は日常の全てに数学の種を見出している。
    そして数式が美しいと感じるようだ。

    数学は1つの言語だ。数学を学ぶことで、世界が新しい形にみえてくる。
    正直、取り上げられている組織は自分には難しかったが、世の中の物事を数字に置き換えて分解することでノイズが取れて、本質が見えてくるのが分かった。この本において大切なのは、数式を理解することと言うよりは、考え方を理解することだと思う。

    これからも継続的に数学に関する本を読んでいきたい。
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    投稿日:2020.08.06

  • huitre

    huitre

    Kavli IPMUの機構長である大栗先生が、娘さんにこれからの生き方を数学を通して語った一冊。元々は幻冬舎のサイトの連載コラム記事を本にまとめたものである。このコラムが連載された頃、娘さんは高校受験だったがその後無事に第一志望に合格されたそうだ。
    本書は数学の様々な内容を通して、人生をより良く生きるための指針がいたるところに盛り込まれている。ベイズ推定や金融などで扱う大きな数の話のような、実生活に役立つ話題から、無限集合や方程式の解法などの基礎的な数学の話もあり、数学教育として重要な内容ばかりだと思う。学校の勉強のように単元の寄せ集めではなく、大栗先生の想いというか思想が柱として貫かれており、読んでいて面白かった。ここで語り切れない内容については、カルテクのサイトに補遺としてまとめられており、読後の楽しみもある。
    本書は父から娘に贈る数学という副題が付いているが、娘さんばかりでなく様々な人の生きる指針になるようにも感じた。あとがきで数学と民主主義との関係について述べられた部分は特に印象に残っている。
    続きを読む

    投稿日:2019.11.09

  • ボンツト

    ボンツト

    タイトルどおり身近な事象を題材にして、数学という「言語」を使ってそれらを解き明かすという内容です。

    全部で9つのパートから成り立っていますが、各パートが無関係に独立しているのではなくそれぞれが関連している構成になっており、まるで物語を読んでいるかのように読み進められます。
    読了したばかりですが、何度でも読み返したくなりました。

    各パートのタイトルと、扱っている内容は以下のとおりです。

    1.不確実な情報から判断する
    確率、条件付き確率、ベイズの定理

    2.基本原理に立ち戻ってみる
    自然数、負の数、ゼロ、分数、無理数

    3.大きな数だって怖くない
    フェルミ推定、べき乗、指数、対数

    4.素数は不思議
    素数、公開鍵暗号、オイラーの定理

    5.無限世界と不完全性定理
    無限、極限、背理法、ゲーデルの不完全性定理

    6.宇宙のかたちを測る
    ピタゴラスの定理、デカルト座標、ユークリッドの公理

    7.微分は積分から
    微分・積分、

    8.本当にあった「空想の数」
    虚数、複素数、複素平面、オイラーの公式

    9.「難しさ」「美しさ」を測る
    群、解の公式
    続きを読む

    投稿日:2019.11.03

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