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水木しげる / 角川文庫 (10件のレビュー)
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tomokuni0714
参から始まり壱へと至り四で終わるシリーズの旅壱はシルクロードと人類の発祥地を巡って明恵へと至る我が思考の旅とマッチした流れでした。個人的には鈴木大拙も著作したスウェーデンボルグとの出会いがムフフだった…が、聖者聖人とは彼ら彼女たちに続くファンによる語らいにより聖者聖人化したんだな。と言う結論に至れただけでも大満足な旅でした。ここでチベタンでキーワードとして上がっていたミラレパに再会。は最高に刺激的〜w続きを読む
投稿日:2021.04.29
boutoumetous
荒俣宏『お化けの愛し方』、平田篤胤を扱った辺りを読み、篤胤は調査・研究を経て、スウェーデンボルグと同じ結論に達したのではないか、と考えた。 スウェーデンボルグについて復習するべく、本書を引っ張り出…す。 壱巻に選ばれた4人の神秘家。スウェーデンボルグを除けば、ミラレパは「オウム信者のホーリーネームにあったなぁ」程度。明恵は澁澤龍彦のエッセイで親しんでいた。マカンダルに至っては全く知らなんだ。水木先生 妖怪アンテナの受信範囲、畏るべし。続きを読む
投稿日:2020.12.07
kuroinohos
先生はこの本の中でかういふ企画を興すにあたって、「老けた」的なことを言ってゐるが、ブードゥーの鼻祖マカンダルについてのいろいろでは、ブードゥーの「神話」としてシニカルに捉へてゐたり、けっこうまだまだ…このぢぢいは現役。 その作者の、「幸福観察学」がこの本でも何となく、出てくる。続きを読む
投稿日:2018.03.20
mow168
このレビューはネタバレを含みます
スピリチャル系?不思議な人々の話。 マンガという媒体は頭に入りやすいことを再認識。 ブードゥ教のマカンダルの話は黒人奴隷の虐待描写が恐ろしかった。 スウェーデンボルグの著作は一度読んでみたい。 明恵上人は幼いころから早く死にたいと思っていたらしい。 昨日、堀江貴文氏の「ゼロ」を読んだばかりで、死にたくない人の話の後にそういう人の話を読んだのが不思議。 どうしてこうも人間って違うんだろうね。
投稿日:2015.01.08
蛙子
本編内容よりも(と言っては失礼な話だが)、巻末に書かれた水木先生の「神秘家列伝について」の文章がおもしろい。それ以上にその後の荒俣宏氏の寄稿が水木先生への愛に満ちあふれていて(少し怖い位だけれど)おか…しい。続きを読む
投稿日:2013.06.09
うよ
水木しげるの神秘家列伝。 書斎で歴史資料を読みながらマンガのなかで生きる神秘化と対話していく。 姉妹編の平賀源内やヒトラーの『東西奇ッ怪紳士』、南方熊楠の『猫楠』も注目。 以下目録とウィキペディアの…リンク(各神秘家の紹介) 1巻 スウェーデンボルグ、ミラレパ、マカンダル、明恵 2巻 安倍晴明、長南年恵、コナン・ドイル、宮武外骨 3巻 出口王仁三郎、役小角、井上円了、平田篤胤 4巻 仙台四郎、天狗小僧寅吉、駿府の安鶴、柳田国男、泉鏡花 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E7%A7%98%E5%AE%B6%E5%88%97%E4%BC%9D続きを読む
投稿日:2011.11.10
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