【感想】灰と幻想のグリムガル level.5 笑わないで聞いておくれよ

十文字青, 白井鋭利 / オーバーラップ文庫
(11件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
1
5
3
0
0
  • ちょっと寄り道?

    シリーズ第5巻。前巻のラストからは少し時間が経っているようで、いきなりキャラが成長していて驚きました(装備とかスキルとか、そういう意味で)。
    今回の話のメインとなるのは、他パーティとの交流(?)です。正直、個人的にはちょっと予想外の内容でした。前巻の流れからいってもっと壮大な展開を期待していたので、「あれ? ここにきて寄り道?」と……。手に汗握る戦闘シーンは健在だし、伏線になりそうな部分もちらほら見受けられるのですが、できればもう少し盛り上がり(設定につながる話とか)がほしかった。ここまで面白く続いてきただけに、よけいにそう思います。
    評価を★3にしようか迷ったのですが、ゾディアックん(ランタの使い魔)がいつも以上にいい味出してて面白かったので★4で。この5巻が寄り道ではなく、今後の物語を左右する大きな伏線だった……みたいな展開だったら嬉しいのですが。
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    投稿日:2015.03.10

  • 新世界編?

    MMORPGをやったことは無いのですが、「新ワールド開放!」みたいなモンでしょうか。これまでの、一ページ目から死ぬんじゃ無いかとハラハラする、ダンジョンアドベンチャーみたいなノリから少し変わって、死の恐怖がちょっと薄れました。それは、単独パーティーの話ではなく、別のパーティーと一緒に探索するからかもしれません

    もう一つのパーティーは、ノリがちょっとランタっぽいので、ちょっとウザイ&明るい感じになっています。

    少し毛色の変わった話になったように思います。面白さで言えば4巻までの方が上ですが、時にはこういうのもいいかと思いました。

    でも、最後は結局死と隣り合わせの戦闘になるのね・・・

    ところで、「キサラギ」はグリムガルドを背景世界にした別シリーズの「大英雄が無職で何が悪い」の主人公と同じ名前で、性格も似たところがありますが、別人物のようです。カメオ出演あるいはスターシステムみたいなもんでしょうか

    評価は3か4で迷いましたが、まあ4で
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    投稿日:2015.03.25

  • 進撃の

    新たなエピソード展開
    他の方が言われてるようにキャラクターの成長
    その中でも主人公達が初期のころから背負ってる仲間の想い等は色あせることなくでてくるのは
    正直死との隣りあわせというか絆というのが伝わります。
    五巻ですがエピソードが広がっていくばかりでまだまだ謎な部分も多いのでそっちの展開も期待したい
    この作者の他の作品ではキャラが急に変貌することもあったので、大事に登場人物を育てていってほしい。
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    投稿日:2015.05.26

ブクログレビュー

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  • tacom

    tacom

    このレビューはネタバレを含みます

    チームの成長と、トッキーズお笑い回。

    これまでは平凡パーティの奮闘って感じをメインにしてたけど、
    シホルの活躍やらユメの弓やらクザクが頼りになってくる感じやら、いいパーティになってる感じがよい。
    ハルヒロはしょぼいリーダーとして頑張って、しょぼくない活躍をしてほしい!

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    投稿日:2021.12.22

  • 黒紅

    黒紅

    新しいエリアの発見と冒険。
    実力派トッキーズと一緒になって、安心かなと思っていたらいつもより緊迫の展開でした。
    ドキドキ。
    回復魔法ないとやってられないですな…。
    ハルヒロが良いリーダーだって皆に認められていて良かった。続きを読む

    投稿日:2018.04.20

  • 読生

    読生

    異世界の異世界か…それはすごい発見なんじゃないだろうか。
    モンスターに押されに押されてる元の世界、そこで広大な新天地が手に入るかもしれないというのは、とてもでかい気がする。
    向こうは向こうで大きなモンスターたちがいるみたいだけど、知能がそれほどでもないなら人間は何とかできる気がするよ。続きを読む

    投稿日:2018.01.17

  • reinou

    reinou

    このレビューはネタバレを含みます

     自分のパーティーをまとめ上げることに成功したリーダーの受難は、他のパーティとの関わりを円滑に進めること。
     現実はそれらが同時並行するのだろうが、小説としての叙述のメリハリから考えれば、そして主人公の目配せの配分から見れば、別々に描かれるのも奇異とまでは言いにくいだろう。

     しかも、人から明らさまに好かれる経験も、「恋心」の表出の仕方を知り、気付いていく過程の中では大切な経験。
     ノリの軽い人ならとりあえず仲良くして見るかということになるし、ハルヒロのように良い意味で生真面目な人なら悩んでしまうというのも、割にしっくりくる。

     自分自身と、自分のパーティを相対化し、長短を自覚する上では必要な巻ではあるが、全体の流れからすると種蒔き巻なのだろう。

     正直、パーティメンバーとの関係がまだまだ上っ面でしかない現状と、恐らく描かれること、描きたいことがパーティ内部での感情の揺れや軋轢、修復といったものと考えられることから見ると、本巻については、先のような解釈でもしないと余り褒められたものではないようには感じている。

     まぁ、ハルヒロ以外のメンバーに関する微細な伏線や心理面の描述は読み取れていない可能性もあるが…。

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    投稿日:2016.12.16

  • SOJO

    SOJO

    ハルヒロたちがここまで力をつけるなんて予想外でした.チームトキムネが個性的で,いろいろな変わり者がいて,真面目な場面でもアクセントがありました.この巻はハルヒロの心情が今までの巻よりも,より鮮明に描かれていて,リーダとしてどう成長していくのか楽しみです.私はミモリ好きなんだけどな…続きを読む

    投稿日:2016.08.22

  • mui-mui

    mui-mui

    主人公が地味に成長してる。この巻でははちゃめちゃなパーティとの比較で、より主人公の堅実さが浮き彫りになった感じ。

    投稿日:2015.03.04

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