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田中芳樹 / らいとすたっふ文庫 (14件のレビュー)
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総合評価:
ロンちゃん
現代の話だとすると…。
現代の話だとすると、アルスラーン戦記はなりたたない。 電話やGPSなどの通信機器があったとしたら……。 それらが無いから、ハラハラドキドキして読みすすめられるんやけどなぁ。
投稿日:2016.08.19
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tanaka9999
1988(昭和63)年発行、角川書店の角川文庫。状況は深刻なルシタニア軍。ほぼ内紛状態といってもいい。しかし、宗教を中心にしている設定だけに狂信者や、神にすがるのみの上位者がいるのはわかるが、融和派は…いないものだろうか。王弟も融和派というには譲歩を考えてないように見えるし、人数的にもかなりの少数派にしかみえない。そんなものなんだろうか。 他:「あとがき」(三拝九拝 編者)(1996年8月2日)、続きを読む
投稿日:2022.10.08
akiuwa
[自宅] なんと懐かしい! 図書館で銀英伝の特集コーナーを見つけ、久しぶりに懐かしいと思い読もうと思ったが、、、、"黎明伝"などよくわからない副題?副シリーズ?にどの順に読めばいいのかがよく分からず…調べてから読み直そうと断念。 でもそのきっかけで、昔懐かし小中時代に読み漁った田中芳樹シリーズのうち、まずはアルスラーン戦記から読み直そうと読み始めてみた。 このシリーズは昔読んだ「角川文庫」シリーズ。この天野喜孝さんの絵にもハマったんだよな。菊池秀幸さんの「吸血鬼ハンターD」の挿絵もそうで、どちらが先だったかわからないけど、きっと天野さん繋がりでどちらかも読み始めたはず。 こうして本来のシリーズに加えて、"出版社名"などのシリーズを意識しなくてはならないのは、30年という時の流れのせい。どうやら自分の知るこのシリーズから、途中紆余曲折を経て、光文社にて完結していたらしい。しかもその移籍先の光文社でも、「カッパ・ノベルス」シリーズと「光文社文庫」シリーズがあり、前者は角川からの乗換時にあたって再版となる従来の10巻を2巻づつまとめ、新刊となる11巻からは単刊とした丹野忍さんによる挿絵のシリーズで、後者は恐らくは完結が見えて来た?2012年から、山田章博さんの挿絵によって全て単刊発行されたもの。 実際今回読んでいるのは10巻までは「カッパ・ノベルス」で、11巻からは期せずして「光文社文庫」シリーズ。とりあえずストーリーを読みたいから挿絵は我慢するけれど、やはり本当なら天野さんか、まだ世界観の近い丹野さんのイラストで全巻読み通したかったな。続きを読む
投稿日:2021.07.04
ohsui
感想はこちらにてひとまとめ。 https://booklog.jp/users/ohsui/archives/1/4334765815
投稿日:2020.07.26
マッピー
このレビューはネタバレを含みます
週刊少年ジャンプのような引きの強さ。 エクバターナ奪還を目ざしてペシャワール城塞を出発したアルスラーンの軍勢。 ナルサスの知略により、待ち受けるルシタニア軍を倒しながら進んでいたら、「草原の覇者」とよばれるトゥラーン王国がペシャワール城塞をめがけて進んでくる。 聞いてないぞ、トゥラーン王国なんて。 攻めてくる気があるなら、なんでもっと弱っているときに襲ってこない? なぜ今になってやってくる? と、初めて読んだときは続きが気になってしょうがなかったと思う。 20年ぶりとはいえ一応再読だし、続きもすぐ手元にあるので安心して本を閉じることができたけど。 “「解放王アルスラーン」という名を、最初に口にしたのはギーヴである。” 王にはなるんだよね? 何を解放したかなの? 毎日面白く読んでいますが、どうも純粋に楽しめているとは言えないような…。 どう考えても石橋たたきすぎだぞ、自分。
投稿日:2018.02.28
karatte
再読。思い起こせば中学時代に初めて買ったのがこの4巻目だった。本屋にこれしか置いてなくて。再読に当たり、何故か手許に2、4、5、8しかなかったため、いきなり2を読み3をすっ飛ばしてこれへ。2巻に比べる…と汗臭い武将連中は固よりイリーナ内親王やエステル等、登場人物が倍増していて群像劇感が強くなっているが、絶大なインパクトを与えてくれるのはやはり父王アンドラゴラス。ちゃっかり脱獄してギスカールとクロノスチェンジだもの。タハミーネとの再会も不穏な感じだし、更なる嵐の予感ですわ……。続きを読む
投稿日:2018.01.07
ユイ
光文社文庫で読み直しをしたかったのに、蔵書にあるのは角川文庫のみ・・・。 でもって、あんまりにも読み込まれすぎてて(笑)これやったら私が持ってた文庫のほうがキレイやったよ(笑)。でももう、手元にはない…けど・・・。 今回新たにアルスラーン陣営に参入したキャラが増えて、最初は 「だれやったかな~」 と、思ってたけど、最後まで楽しめました。似たようなキャラが出てるようで、びみょうに違うようで。 著者はキャラの配置まで緻密に考えられてるので、ほんま無駄がないよなーと思う(すごい失礼やな)。 しかし扉絵見てても思うけど、天野喜孝氏の絵は芸術的すぎてよくわからん。(;^ω^) ああ・・・ギスカール・・・、そうなるんや・・・、と、思った・・・。 この人欠いてどうすんのルシタニアは。 あと、トゥラーンもじわじわきてるし、また次巻で物事が大きく動きそうやね! 細部を忘れないうちに早く続きを読もう。 アルスラーンはともかく、ヒルメスはもうちょっとこう・・・。 なんやろう、結局このふたりはまだまだ若くて甘ちゃんなのだと思うな(べつにそれがいいとか悪いとかではなく)。 他人に親切にしてもらうと嬉しいから、自分もなるべく他人に親切でありたいと思う、と、いうアルスラーンの信条はとてもいいと思う。 このくらいシンプルに他人との距離を測れれば、いいよね。 自分が親切にすることによって相手がどう受け取るかとかまで考える必要はないし、自分が他人に親切にする理由なんかも、考えなくてもいいと思う。 アルスラーンはほかに考えるべきことが多すぎて、そういう「考えてるような自己陶酔だけで実はあまり意味がないもの」にかかずらってる暇がないんやろうけど、真理にちゃんとたどり着いてるんちゃうかしら・・・。 まだたったの4巻やけど、やっぱり最初から登場している「ふるいキャラ」のほうが愛着があるので、もっとアルスラーン側近の皆様方に活躍をしてもらいたいな~。 でも彼らが「あたらしいキャラ」と、絡んでいくのもやっぱり面白い。 しかし、このシリーズは完結してるんやろうね・・・? (禁句か) ■■■■ ■傅育 ふいく [名](スル)身分の高い人の子に付き従って大切に育てること。「王子を傅育する」 (2017.04.15)続きを読む
投稿日:2017.10.01
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