【感想】さんかく窓の外側は夜 1

ヤマシタトモコ / クロフネコミックス
(72件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
22
25
14
3
0
  • (セクシー)本格除霊マンガ

    (Mっ気臭が滲み出てる)『目が良い』書店員・三角くんと、(Sっ気の強い)除霊師・冷川さんがタッグを組んで霊的問題を解決していくマンガです。

    ヤマシタトモコさんの画風と、個性的でセクシーなキャラクター達の台詞が相まって、とにかく色気がそこかしこのコマから滲み出ています。
    登場人物がとにかく魅力的。嫌なやつ?もいいやつも読者までその魅力で惑わせてくれる…読後感がこんなにも艶やかなマンガには生まれて初めて出会いました。
    ため息出ちゃいそうなくらいです。

    でも内容は本格除霊ものです(ガクブル)
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    投稿日:2017.02.18

  • 霊媒師モノの新しいかたち

    陰陽師を始めとして、霊媒師は「言葉」や呪いを使って、霊体を退けるのがテンプレですが、この作品は、なんと、掴んで投げるだけ(笑)。しかも、その行為には快感がともなう…ということで、かなりこれまでの心霊系の概念に沿わないユニークな設定になっています。

    幽霊が見えるだけ(それ以上の力がない)のピュアな青年 三角くんと、変わり者でゴーインな霊媒師 冷川さんのコンビにほんのりBL臭はしますが、ほんのり程度。主軸は本格的な心霊もの。夢中で読んでしまいました。
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    投稿日:2015.02.16

  • 本格的な霊感系

    見える能力をもつ三角君が、
    霊的なモノを掴んでぶん投げる能力を持つ冷川さんにスカウトされたことから始まります。

    ノリは軽いのかと思いきや、意外と本格的な霊感系のお話。
    結構怖いかと思います。BLっぽく見せてますが実は違うと言う(笑)

    物語もさることながらこの二人会話はかなりおもしろい。
    キャラもいいし。

    出てくる謎もけっこうなモノ。
    あの謎、じわじわ来ます。
    夜中思い出していまうと怖いです(笑)
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    投稿日:2015.02.10

ブクログレビュー

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  • maiaki

    maiaki

    この作品はアニメ化された頃から興味があってぜひ読んでみたいと思っていた。
    少しBLっぽい?
    一気に3巻まで読んだが、登場人物どの人たちもどこかちょっとずつ嫌な感じがして不思議な読後感。
    続きをわくわくして待つでもなく、もやるというか不穏な感じが他にはない感じで新鮮。
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    投稿日:2023.03.11

  • 市場の読書家

    市場の読書家

    全巻読了。
    話は面白い。
    絵も好き。
    個人的にはblっぽい感じ必要だったかなぁ
    愛の形?信頼関係の表現?

    投稿日:2022.09.04

  • ちぴゆき

    ちぴゆき

    このレビューはネタバレを含みます

    思った5倍くらいBLだった

    幽霊が視える三角と、幽霊バスターをする冷川
    様々な事件の元凶となっている呪いの元、非浦エリカをの邂逅

    レビューの続きを読む

    投稿日:2021.11.06

  • あんず

    あんず

    全10巻。
    BLということですが、BL要素は極めて薄い。
    でも、お話としてとても面白かった。
    冷川の過去も先生の正体も、話の先は読めるのにどんどん読み進めたくなる作品でした。
    主役の2人以外の登場人物もなかなか魅力あるキャラで、読んでいて楽しかった。続きを読む

    投稿日:2021.07.23

  • チノ

    チノ

    ハラハラ危なっかしいし面白い!
    でも冷川くん怖すぎる。三角くん頑張ってほしい…。
    ホラーだけど、やっぱりこの作者は人間の怖いところを描くのが上手いなぁと思った。

    投稿日:2021.05.12

  • 青柳稟

    青柳稟

    このレビューはネタバレを含みます

    全十巻読了。
    生まれつき視る力の強い書店員と、彼を『運命』の相手とし、その身体(魂)を介して視る力や祓う力を増強し使用する清掃業の男の、死者だったり人間だったり呪いだったりを相手取った話。

    以下、全巻分のネタバレあり総合レビュー注意です。

    オカルト・ホラー作品として読めますが、作者曰くこれはBLであり、全巻通して馴れ初めを描いたもの。とのこと。
    最初の頃、発売される毎に一巻ずつ読んでいてもなかなか、つまりどういうことなのかが見えてこなかったのですが、巻の表紙の色が黒から白に変わる頃が作品のターニングポイントになっていたと思います。
    巻を重ねてその度に読み直すほど、それまでの依頼や起きた事柄が一本の線に連なっていて、最初に冷川さんが一方的に直感だけで放ち、一度は二人の間を轟速で通り過ぎた『運命』の矢が白い巻をかけて三角くんの元へ帰って来る……感じがしました。
    個人的にこれに気づいたのがホント、七、八巻くらい。
    でも読み返すとずっと三角くんは『運命』を咀嚼して意図や意味を探り、腹を括るかどうか、心の準備はしていたんですよね。
    からかわれてるだろうと考えて場で受け流したとしても、そこでスッパリ忘れたりはしないで、冷川さんの語彙と言い回しがおかしいことを分かってて、努めて理解してみようという気を手放したことはなさそうなところが……三角くんの優しすぎるくらい優しいとこ……お母さんから注がれた愛情をたくさん蓄えて強くなった男……。
    冷川さんは終始、自分の発言を知り得た限りの意味としてしか理解していないけど、これは冷川さん自身の語彙の話に尽きる。まだ社会レベルも立っちできるようになったくらいの赤ちゃんだから、語彙の強化にもう少し時間がかかりそう。

    パパは、憎しみに埋もれさせたけど、やっぱり妻子のどちらにも愛情を持ってたよね。自暴自棄で蓄えた憎しみの呪いが独立してしまい、反転した多重人格状態だったと思うんだけど、彼は彼なりに家族を守ろうとはしていたし、それが消えて冷川さん同様(もしくはそれ以上)に中身の空いた部分を、改めて家族で満たすチャレンジをする日が来るのかな。
    パパと冷川さん、似た者すぎて四者面談の想像がつかないの笑えるww
    保護者力の塊が二人もいれば大丈夫か。

    最終巻帯によるとマガジンビーボーイに後日談掲載決定とのこと。
    もっと読んでいたいがための★4です。実写映画があれはあれで一応上手くまとまってて良かったこととアニメ楽しみ! が込みで★5。

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    投稿日:2021.03.30

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