【感想】最後の晩ごはん 小説家と冷やし中華

椹野道流 / 角川文庫
(64件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
9
17
26
3
0
  • 第二弾はちょっと切ない・・・

    最後の晩ごはん第二弾。
    濡れ衣を着せられ、芸能界追放のトラウマも癒されつつある海里。
    師匠・夏神との穏やかな日々が始まりましたが・・・
    芸能界を去る時、唯一連絡を取り合っていた後輩の若手俳優が店を訪ねてきたことによって
    またもやマスコミの餌食に。
    しかし以前のように味方が一人もおらず、マスコミから姿を隠すしか方法がなかった時と違い
    今度は夏神のアドバイスと激励で、海里が独りでマスコミに対応します。
    そしてまた平穏な生活が訪れたある日、またもや海里の前に幽霊が!
    どうやらこの幽霊は、お店の常連客である小説家・淡海先生に憑いているようで・・・
    今回は淡海先生の家族の事と自分の出生の秘密が書かれています。
    その出生の秘密が、別な一面の淡海先生を見せてちょっと切なかったです。
    メガネの付喪神・ロイドがいい仕事をしていますよ!その場面はちょっとホロッときました。
    夏神さんの過去も少し書かれていますが、全容がわかるのはもう少し先のようです。
    前作もそうですが、出てくる料理がどれも美味しそうな描写でした。
    紙の書籍の帯に書かれていましたが、まさに”飯テロ小説”!
    次回作も楽しみです。
    こうして書いている今も、お腹が鳴りそうです。
    続きを読む

    投稿日:2015.01.30

  • マスコミは恐ろしい!

    海里君のトラブルが少し落ち着いて、ほっとしました。
    淡海先生の13年越しのトラウマも解決で、ラストはちょびっとウルウルします。
    今回は、酢豚とコーンスープのレシピが載っています。
    とっても美味しそうなので、寝る前の読書だとお腹がすいて眠れなくなるかもしれません。
    続きを読む

    投稿日:2017.01.24

  • ほんのりホラー

    鬼籍通覧と同様に、ちょっとだけホラーテイスト。一応幽霊出てくるし。でもメインはそれぞれの人情や、気持ちの動きですね。今回の、妹さん良かったです。幽霊っていうと、悲しいとか怨みとかのイメージですが、それとは別の気持ちで側にいるって良いですね。続きを読む

    投稿日:2015.05.18

  • 海里の成長

    前回に比べて海里が成長したなあと思いました。夏神にも淡海先生にもそれぞれ過去に色々あって、深いです。

    投稿日:2015.09.06

ブクログレビュー

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  • けんちきん

    けんちきん

    小説家の淡海さんの回がとても良かった。いつもは穏やかな感じの淡海さんもこんな一面があるのだなぁと思った。あとはロイドも活躍していてキャラクターが活かされてて良かった。

    投稿日:2024.10.21

  • おびのり

    おびのり

    最後の晩ごはん2
    1巻の二人に
    ロイド 眼鏡の付喪神
    淡海五郎 元政治家の隠し子の小説家 
         定食屋の常連
    が加わり 登場人物男性率お高め

    芦屋の定食屋「ばんめし屋」は
    日替わり定食のみ 夜のみ営業

    元イケメン俳優はその人格からか
    後輩からも慕われて
    幽霊からも人気
    今回は小説家の亡き妹の存在と気持ちを伝える
    冷やし中華は 妹との思い出

    イケメンと料理と幽霊のセットの小説かな

    今回の定食は 酢豚 レシピあり
    おまけは 中華コーンスープレシピ
    続きを読む

    投稿日:2024.10.18

  • ク~

    ク~

    漫画のようなサクサク読める小説。

    今回は、海里の後輩が、お店を訪ねて来たために、芸能記者に後をつけられて、海里の居場所がバレる。そして、定食屋「ばんめし屋」が、記者たちに囲まれて、営業も外出もままならなくなった。海里は、出て行くことにしたが、夏神に止められる。記者たちに、今の現状を話、芸能界を引退したことを伝える。騒ぎは、収束し、たまに、ファンが定食を食べに来ることも。

    また、常連の小説家、淡海五朗に頼まれて、海里は、お婆さん達の朗読劇の演出をすることに。
    一生懸命なお婆さんたちで、アドバイスすると、練習も熱心ですし、格段に良くなる芝居…面白くやりがいを感じた。
    今回の幽霊は、淡海五朗の亡くなった妹。無事、思いを遂げさせ、淡海と一体化したのかな。
    続きを読む

    投稿日:2024.09.02

  • たまこ

    たまこ

    淡海先生とその妹さんのエピソード。
    料理は冷やし中華と酢豚で夏の味。

    今回は料理や芦屋の情景は少なめ。
    私はこの本の料理や芦屋の情景が好きなのかと改めて気づき。

    投稿日:2024.08.22

  • につ

    につ

    第二弾。

    五十嵐が居場所がバレるが、誠実に対応してことなきを得る。

    夏神さんも何か過去がありそうだが、まだ謎。

    今回は淡海先生とその家族にまつわる話。

    それにしても五十嵐の元マネージャーが失礼すぎでは!?続きを読む

    投稿日:2024.08.02

  • ゆうり

    ゆうり

    1冊目から続けて読んでしまった。さくっと読めて、ほのぼので、でも胸アツなシーンもあって。
    キャラクターが個性豊かで楽しい。
    さくっと読書したいときに、これ以上なく最適な本です。
    今作では海里の過去との決別、作家淡海さんの兄弟の絆に心打たれました。果たして夏神さんの過去とは…。気になるので次巻も楽しみです。続きを読む

    投稿日:2023.11.23

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