【感想】夜を走る トラブル短篇集

筒井康隆 / 角川文庫
(6件のレビュー)

総合評価:

平均 3.4
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ブクログレビュー

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  • mik

    mik

    町田康氏の講演録で取り上げられていたので購入。自分はあまり熱心な読書家ではなく、筒井氏の書籍はこれが初めて。
    作者を隠して読んでいたら町田氏の作品と勘違いしていたかもしれない。各ストーリーのラストでドリフの盆回しを流したくなる短編集だった。移動中に読んでいたので、周りには気持ち悪い顔をしていると思われただろう。こっちだって笑い堪えるのに必死だったんだよ。続きを読む

    投稿日:2024.01.07

  • コノヒト

    コノヒト

    『夜を走る』を読みたかったのだ。冒頭の一文で「あ、これは上方落語」と思てしもたら高座の落語家さんがカミシモ振り分け扇子を鳴らして喋り始めた。『ウィークエンド・シャッフル』は夢の話みたいだ。脈絡がありそうで、繋がっているようで外れているところもあるのだけれど、物語の最中にいる当の本人にとっては矛盾無く成り立っている感じ。でもなんか気持ちが悪い感じ。どこを取っても会話文を読むのが楽しい筒井康隆作品であった。続きを読む

    投稿日:2023.12.08

  • hatchan0610

    hatchan0610

    モジカで購入
    中学高校の頃に読んだ抱腹絶倒のドタバタものを期待したけど、含まれる短編は割とシリアスなトラブルものばかりだった
    解説が小林泰三氏

    投稿日:2021.01.14

  • るね

    るね

    パニック短編集ということで帯はやや恐怖感を煽っているようだが、この著者お得意の狂乱的ドタバタ風作品が殆どであって、そうそう怖さをかんじるものじゃあない。むしろ毒のある笑いだな。

    投稿日:2010.04.10

  • みずたまり

    みずたまり

    「経理課長の放送」「悪魔の契約」「夜を走る」「竹取物語」「腸はどこへいった」「メンズ・マガジン一九七七」「革命のふたつの夜」「巷談アポロ芸者」「露出症文明」「人類よさらば」「旗色不鮮明」「ウィークエンド・シャッフル」「タイム・マシン」「わが名はイサミ」続きを読む

    投稿日:2008.10.11

  • ko--hi

    ko--hi

    某雑誌でショコタンこと中川翔子がお気に入りの本に挙げていて面白そうだったので購入。最近本を読み始めた自分にとっては、筒井康隆って誰?って感じだったけど、これを読んで氏が一時代を築いた理由がわかった。とにかくハチャメチャ。この手の本を読んだことがない自分にとっては、“本ってここまでやってもいいんだー”と気づかされた。と同時にコレをお気に入りに挙げたショコタンの一面性が垣間見れた。2008-01-20続きを読む

    投稿日:2008.03.18

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