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黒川博行 / 文春文庫 (32件のレビュー)
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総合評価:
でんきぶらん
4
ハラハラドキドキ北朝鮮旅行珍道中
ひとまず上巻を読んでみて、一言で言うと二宮と桑原の北朝鮮旅行珍道中です。 詐欺にあった総額もすごいんですが、それ以上に北朝鮮ネタのオンパレードで黒川さんならガチで密航してまで取材したんじゃないかってぐ…らい、こっちまで北朝鮮事情通になれそうです。w いくら桑原さんでも今回の北朝鮮では目立たずにもうちょっと言葉も態度も控えてよ。続きを読む
投稿日:2016.07.20
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roke40
2
疫病神は北朝鮮でも大暴れでした。
「疫病神シリーズ」最高傑作という触れ込みの作品ですが、このシリーズは例外無く面白いのでこれが特にと言う感じではないですね。敢えていうならば、今回は動く金額が大きいのでみんな血走って気合いが入っている感…じが可笑しいです。 テンポの良さと、軽快な掛け合いの連続でページはどんどんめくられて行き、最後はほろりとさせる爽快な物語です。 続きを読む
投稿日:2015.02.20
puri
1
北朝鮮の参考書
まったく北朝鮮には興味がなかったので、勉強することもなかったが、日本の闇とヤクザ社会の深い繋がりに衝撃を受けた作品。 内容は、自分が北朝鮮に潜入したようなリアルさがあって痺れます。
投稿日:2015.06.12
urinko
ヤクザ版ミッションインポッシブル!?
疫病神に続いて読みました。今回は2人がある目的のため北朝鮮に潜入します。 外国人の行動が非常に制限される北朝鮮という環境で、2人の活躍はまさにヤクザ版ミッションインポッシブルか007 といった感じで非…常に面白いです。ところどころ声を出して笑っちゃいました。 そして、話ももちろん面白いのですが出版当時の北朝鮮の内情について詳しく書かれていますので、そちらもとても 興味深い内容になっています。 このシリーズを読んでヤクザというものが、どのようなシステムで成り立っているのか非常によく分かりました。 社会的には悪なんですが、そういうものほど興味をそそられるもんなんですね。続きを読む
投稿日:2015.07.05
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azuki1062
このレビューはネタバレを含みます
シリーズ最高傑作との呼び声も高い疫病神シリーズ第2作。舞台はまさかの北朝鮮。 「疫病神」コンビこと、建設コンサルタントの二宮啓之と二蝶会幹部の桑原保彦は北朝鮮に飛んだ。 二宮は重機の輸出で、桑原は組の若頭・嶋田がカジノ建設の投資話でそれぞれ趙成根(チョウソングン)の詐欺に遭い、高飛びした趙を追ってのことだった。平壌に降り立った二人だが、そこには想像以上に厳しい現実と監視が待っていた…。 腐れ縁の疫病神コンビが北朝鮮に飛び出し、前作から一層スケールアップ。北朝鮮には入国することはもとより、その実情を把握することすら難しい。 エンタメを真ん中に据えながら、綿密な取材に裏打ちされているのが黒川作品の特色。北朝鮮のことをここまで詳しく調べられるのかと驚愕させられます。 ストーリーと並行して描写されるかの国の実態に、背筋がうすら寒くなること必至。 入国や自由行動さえ難しい北朝鮮で、行方をくらませた詐欺師を捜し出すという困難に挑む二宮と桑原。趙に接触する間際で逃げられて何とも焦れったい!
投稿日:2024.02.07
LULU
疫病神シリーズ第2作 カタギの二宮と極道の桑原、互いに疫病神と呼び合うコンビふたたび。 二宮は重機の輸出関連で趙という男に騙された。 二蝶会の若頭もまた趙に騙され舎弟の桑原にケジメをとれと命令する…。 二宮と桑原は趙を追うため、議員連盟一行のツアーに便乗して北朝鮮に入る… 極寒、貧困、有無を言わせぬ圧力と監視。そして北朝鮮の灰色の光景。 あまりにも詳しい描写に、自分が現地にいるような錯覚に陥った。 前作の『疫病神』よりずっとスケールの大きな話になっている。 限られた時間の中で詐欺師の趙を追う二人。 細い細い情報の糸をたどり、時に探偵のように推理をする。 さて、この先どういう展開になるのか下巻が楽しみだ。続きを読む
投稿日:2023.03.05
ワイコロア
シリーズものとしてあの疫病神コンビとの再会です。 どえらいとこが舞台ですな。黒川氏、国交がないこの国に実際に行ったことがあるとしか思えない。 二人が直接しくじった案件でもないのに相変わらずムチャして…ます。どれだけボコボコになるのか、そもそも脱出できるのか、下巻も楽しみましょう。 続きを読む
投稿日:2022.01.02
piro
疫病神シリーズ第二弾 なかなかいけない北朝鮮内部を非常にリアルに書かれている。 暴力団ストーリーで内容はハードボイルドに近いが、ギャグセンスもあり読んでて楽しい。 上下共にすぐに読み終わる。
投稿日:2021.09.04
hiro-ism
疫病神シリーズで北朝鮮へ行くというとんでも展開 少し時代背景が古いので今がどうなのかは分からないがあの国でイメージする雰囲気はよく描けていた気がする
投稿日:2021.07.12
ひろ父さん
桑原と二宮の掛け合いがテンポがよく読み手を引き込む。が、北朝鮮の設定が自分には馴染まなかった。また、長編なので仕方がないが、進展が遅く中弛みしてしまった。 下巻の展開の早さに期待。
投稿日:2019.12.22
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