【感想】吉田松陰 武と儒による人間像

河上徹太郎 / 講談社文芸文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • yoshidamasakazu

    yoshidamasakazu

    河上徹太郎 「 吉田松陰 」 

    吉田松陰評伝。松陰の革命思想に影響を与えた人物と思想を考察した本


    松陰は、尊王主義の下、儒教による国家づくり(王道政治)を目指しているが、攘夷倒幕と開国佐幕の対立軸には入らない。その時その時の急務に応じて、国家存続のためには、倒幕も辞さず、開国も避けられぬ という立場か?


    司馬遼太郎 の松陰像は 純真なテロリズムや犬死に を強調しているようにも読めるが、著者の松陰像は 武士と儒教の精神の矛盾を乗り越えた革命思想家としての姿を捉えている。


    浩然の気(平生心にゆとりを持ち、いざという時に勇猛心を発揮する)という言葉が、松陰の革命思想の性格をうまく伝えている




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    投稿日:2021.05.09

  • gainsta626

    gainsta626

    昭和初期の物書きはわざとかと思うほど小難しく文章を書きすぎる。現代人の私は書いてることが一個も頭に入ってこなかった。

    投稿日:2011.11.09

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