【感想】ヴァルプルギスの後悔 Fire4.

上遠野浩平, 緒方剛志 / 電撃文庫
(23件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
2
10
7
3
0

ブクログレビュー

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  • キじばと。。

    キじばと。。

    「ビートのディシプリン」シリーズにつづく「ブギーポップ」番外編の最終巻にあたる本です。

    凪の母親である霧間鏡子(きりま・きょうこ)のすがたになって現われたヴァルプルギスは、統和機構をその支配下に収めることを宣言し、「中枢」(アクシズ)を担っていたオキシジェンと戦い、その強さを統和機構のメンバーたちに知らしめます。

    さらにヴァルプルギスは、朱巳がオキシジェンの後継者候補だったことを明かし、朱巳は統和機構の合成人間であるワイプ・アウトによって命をねらわれることになります。ヴァルプルギスは、朱巳の強い意志をもつ魂に目をつけ、次の宿主にしようとしたのです。しかし、その意図を読んでいた凪は、イディオティックこと長谷部京輔の力を借りて、朱巳のうちにひそんでいました。こうしてヴァルプルギスと凪は、二人だけの世界に移り、戦いをくりひろげることとなります。

    合成人間でもMPLSでもなく、ふつうの人間でありながら正義の味方であろうとしつづけてきた凪が、この世界の運命を決する戦いにたったひとりで立ち向かい勝利するという物語で、個人的には熱い展開をたのしむことができました。
    続きを読む

    投稿日:2023.09.30

  • 切ない想い

    切ない想い

    すごいセカイ系で厨二爆発だった。
    前編通じて登場人物多いとか場面が変わるのが多いとかおばちゃんにはついて行くのキツかったです。惰性で仕方なく読んでる感じ。再読は無い。
    かどちんイッキ読み勢で3月から他の本を挟みながら2ヶ月で4冊読破。この短期間でも無理!だったのに連載やリアルタイムで読んだ勢っているのか?内容を振り返って思い出せない不思議さ。続きを読む

    投稿日:2023.05.19

  • mayasmr

    mayasmr

    らしさが出たヴァルプルギス最終巻。勢ぞろいと言う感じでしたが、まあ、落ち着き先も良かったんではないでしょうか。

    投稿日:2015.11.30

  • potman

    potman

    このレビューはネタバレを含みます

    炎の魔女と氷の魔女の、世界を終わらせかねない戦い

    ブギーポップの出ないブギーポップ。
    4巻やると、ずいぶんと人物が多くなって大変。
    面白いのは面白かったが、ちょっとついていき切れないところがあった。
    多分、もっと集中して読まないと。

    小さな幸せを大切にする印象の綺さんが好きだったのだが、力を手に入れると随分ふりまわされていなすった。ちょっとびっくり。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2013.06.25

  • rant

    rant

    外伝完結。
    いつ死神さんがでてくるかと思いながら読んでたがさすがに出てこなかった。
    こういう話こそ最後の最後でぽっと出てきてけりつけるひとだろうに。

    外伝なんだけど、正直本編も主人公が狂言回しになったのでどれでもいいよ、という状態。
    まあ、別作品とのリンクが強いので外伝になったのだろうけど。
    あとは主人公を彼女においたから、か?本編でも何気に出てくるけどなぁ。

    いずれにせよ、積読山脈の一角が崩れてよかった。
    続きを読む

    投稿日:2013.05.15

  • 軒田皓平(のきだこうへい)

    軒田皓平(のきだこうへい)

    ここまで「運命」と「自分らしさ」ストレートに扱った作品も珍しい。なんとなく統和機構が目的を見失った感じがするけど(まあいいじゃん)。

    投稿日:2013.02.20

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