カラヴァッジョへの旅 天才画家の光と闇

宮下規久朗 / 角川選書
(7件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
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ブクログレビュー

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  • van613

    van613

    このレビューはネタバレを含みます

    カラヴァッジョの生涯とその全作品並びにその当時に制作されたカラヴァッジョ以外の作品を紹介した、昨日から開催されているあべのハルカス美術館の「カラヴァッジョ展」を観に行く前のお供としても最高の1冊。

    恥ずかしながらカラヴァッジョの名前を知ったのはちょうど一年前に「カラヴァッジョ展」のチラシを見た時なんですが、そんな僕でも知ってるフェルメールさんやレンブラントさん、ルーベンスさんもカラヴァッジョがいなければ登場しなかったといわれているようで、まずはそれにビックリ!そして、殺人ほかいろいろな犯罪に手を染めた話は事前に友人から聞いていたのですが、ビックリするくらいくだらない理由で犯罪に手を染めていてその点にもビックリ(笑)。でも、どこか憎めない人間の弱さみたいなのも感じられて、とっても面白い本でした♪

    長すぎず短すぎず、マニアック過ぎない程度にほどよく丁寧で分かりやすい文章で説明されていて、西洋美術に詳しくない人でもスラスラ読める感じの本。カラヴァッジョの逃亡経路がちょうどイタリア北部から南部までを横断している感じなので、カラヴァッジョの作品を巡る旅のガイドブックとしても良い一冊だと思いました☆おススメ!!

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    投稿日:2021.03.12

  • moonpearl

    moonpearl

    絵画作品と作者の間には、どこまで関係があるのか。カラヴァッジョの場合、やはり作品と人となりや、その時の状況が大きいように思われた。読んでから、ちょうどカラヴァッジョ展で実際に観ることができたので一層面白く読めた。続きを読む

    投稿日:2019.11.13

  • tamako

    tamako

    カラヴァッジョの展覧会に行き、そこで彼の生涯が波瀾万丈だったことを知って読んでみた。
    イタリアの北から南へ移動して行ったカラヴァッジョの足跡を辿りつつ、それぞれの時代に描かれた絵を解説している。
    当時の時代背景や彼の人間性、起こした事件、絵のテーマや鑑賞のポイントなど、わかりやすく書かれていて面白かった。(イタリアの固有名詞は覚えにくくてちょっと辛かったけど)
    人生の得意の絶頂に自分でそれをぶち壊しては逃亡を余儀なくされる性格破綻者ではあるが、だからこそ見る者に劇的なインパクトを与える傑作が描けたのかもしれない。
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    投稿日:2019.10.06

  • hitoshinakamura

    hitoshinakamura

    バロックの画家カラヴァッジョの短い生涯.天才が故に偏屈で怒りやすく殺人事件までおこし、逃亡生活をおくる.しかし支援者に恵まれていたことも事実.マルタ島でみてきます.

    投稿日:2013.09.22

  • hosinotuki

    hosinotuki

    このレビューはネタバレを含みます

    カラヴァッジョの作品から人生から全てが分かりやすく書いてあり、絵もたくさん収められていて見やすかった。カラーだともっと良かったけどそれはしかたない。題名ではないがイタリアへ旅に出かけたくなった。

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    投稿日:2013.08.27

  • ヨナキウサギ

    ヨナキウサギ

    カラヴァッジョの名と絵を知る人で、「あぁ、あの殺人を犯した、放浪の、呪われた天才画家……」といったことを知らない人は少ない、と思われます。むしろそちらのイメージが強烈で、自身の絵画を本気で観賞した人は少ないかも。これは、近年日本で刊行された、彼の生涯を追って作品についても語られるモノグラフ。入手しやすいカラヴァッジョへの入門書として。地図、図版(白黒だけどしょうがない)多数。とても参考になります。私も実は、彼の展覧会、国内で1度しか観たことがありません。でもそれらの絵は、私の想像どおり、というよりは想像を遥に超えたものでした。バッカスとかメドゥーサの絵が有名かもしれませんが、宗教画はものすごい迫力です。生々しすぎる、とも言えるのでしょうか。しかし、カトリック絵画どの場面を考えても、それを描こうとして、画家によっては、生々しくならぬなどということは到底考えられません(ボッシュなどは「特別編」だとしても)。カラヴァッジョの絵は、どれも人物の表情(眼)が印象的です。安易に「殺人まで犯した異端の画家だから」という分析はやめましょう。さて、それでお前さんは好きなのか嫌いなのか、と尋ねられれば…そう、好きです、少なくとも「嫌い」とは言えません。でも、対峙するにはそれなりの覚悟が要ります、その時の体調も選びます(それでも知らぬうちに致命的な一撃を受けるかも)。カラヴァッジョ展を一緒に観て、そのあと東京一おいしい珈琲屋(と私は確信してる)で珈琲をご一緒した、ついでに夕食まで御馳走になったあの方、昨年亡くなりました。これからはカラヴァッジョを観るたびに、彼女のことを思い出すことでしょう。続きを読む

    投稿日:2009.09.18

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