【感想】ザ・ゴール コミック版

エリヤフ・ゴールドラット, ジェフ・コックス, 岸良裕司, 青木健生, 蒼田山 / ダイヤモンド社
(105件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
20
49
19
2
0
  • とりあえずさわりだけ

    ザ・ゴールの書籍は電子書籍になる前から買っていたのだが完全に本棚の肥やし状態。本書でどれだけ本編の内容を網羅できているのかは未知数だけどエッセンスだけは学べたかも。読書時間約1時間。すんなり読了。

    投稿日:2015.01.03

  • マンガだけど、エッセンスをすんなり分かった気にさせてくれる。ストーリーも面白いのでビジネス書嫌いでもOK。

    普段ビジネス書は全く読みません。でも、この本はタイトルに聞き覚えがあったのでマンガなら苦痛じゃないかも、手にとってみました。だいたい40分~60分くらいで読めます。言葉の定義が分からずに前のページをめくって再確認したり、難しい数式が出てきたりということもありません。読みやすく、すんなりエッセンスが頭に入ってきます。製造業の工場が舞台で、「業績改善しないと工場閉鎖するぞ!」という危機から話が始まります。その危機を脱出して最高の利益を稼ぐまでのストーリーなのですが、その論理的な思考体系を学べる本でした。「何のために工場を稼働させるのか?」という根本的な問いから始まり、「利益の源泉は実はボトルネック工程にある」という一見逆説的な話に展開していきます。原書を読んだ方は不要かもしれませんが、気楽に仕事脳を刺激するにはよいかもしれません。続きを読む

    投稿日:2015.02.04

  • 書籍版のエッセンスが詰まっています

    書籍版の「ザ・ゴール」のエッセンスが詰まっていると聞き、手にしました。

    私が理解したのは、

    ゴール、という目標に向かって最大のアウトプットを出すために、全体最適の視点で業務フローのボトルネックを改善していく

    ということです。

    これを制約理論というそうですが、抽象的な概念をビジュアルを通して手軽に読めるのはとてもありがたく思います。
    続きを読む

    投稿日:2015.01.25

  • エッセンスを詰め込んでいるので短時間で読めるのがありがたい

    日本語訳ができたときに、購入してから何回も徹夜で読み、会社に行くのが楽しみになった本のまんが版を読ませていただきました。エッセンスを詰め込んでいるので短時間で読めるのがとてもありがたいです。ドラムバッファロープの考え方にもっていくのに直球的なストーリーという感じはありますが、TOCの考え方を思い出すのにとても良い時間を過ごせました。世界中で、本を読んだだけで、コンサルなしで会社が全体最適の考えの元に改善してしまう実例がゴロゴロでたという、とっつきやすい理論で、シックスシグマやトヨタ生産方式よりまず読んでみるべき一冊です。続きを読む

    投稿日:2017.02.21

  • コミックなのでとても分かりやすいです!

    主人公の新城工場長は、所長を務める赤字工場を3ヶ月で立て直すよう、本部長から言い渡されます。
    工場閉鎖まで3ヶ月! 偶然出会った恩師にアドバイスを受け、部下や同期の営業本部長、家族までも協力者となり、継続的な利益を出す工場への改革に立ち向かう。
    小説版で専門用語が羅列されると私の頭の中が停滞してしまいますが、コミック版ならではの分かりやすさのお陰で理解を深める事が出来ました。
    "ザ・ゴール"を手短かにざっくり知りたい方にお勧めします。
    続きを読む

    投稿日:2017.03.21

ブクログレビュー

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  • TOSHI

    TOSHI

    工場のスループット=儲けを増やすためには、生産プロセス全体の中にあるボトルネック=制約を解消することが重要である。具体的な手順としては、①制約を見つける②制約をどう徹底活用するかを決める③他のすべてをステップ②の決定に従わせる④制約の能力を高める⑤制約が解消したらステップ①に戻る
    となる。

    これらのサイクルを回し、改善をくりかえしていくことによってスループットが向上する。
    続きを読む

    投稿日:2023.11.25

  • あおやま

    あおやま

    人件費も仕掛も減っていなくて製品の出荷量も増えていなければ、生産性は上がったなどとは言えない。
    生産性とは目標に向かって会社を近づける行為そのものである。
    会社のザ・ゴールは儲けること。
    会社の儲けを評価する指標
    ・純利益
    ・投資収益率 ROI return on incestment
    ・キャッシュフロー

    現場にはわからねえ。そこで新しい指標を考えた。
    ・スループット:販売を通じてお金を作り出す割合のこと。(生産しても売れなければスループットではない。)
    ・在庫:販売しようとするものを購入するために投資したすべてのお金のこと。
    ・業務費用:在庫をスループットに変えるために費やすお金のこと。

    依存的事象と統計的変動
    統計的変動がある限り、工場には余分なリソースがあって当然。
    生産能力を需要に合わせてはだめだ。(統計的変動がある限り、生産能力よりも生産量は下になる。間に合わない。)

    それが分かったら、リソースをボトルネックと非ボトルネックに分ける。
    ボトルネック:その処理能力が与えられた仕事と同じかそれ以下のリソースのこと。
    非ボトルネック:与えられた仕事量より処理能力が大きいリソースのこと。

    ボトルネックを通過するフローを市場からの需要に合わせよう。

    ボトルネックは悪ではない。単なる現実である。

    ボトルネックがある場合、工場の能力はボトルネックに等しい。
    スループットはボトルネックが決定する。
    ボトルネックの1時間当たりの生産能力イコール工場の生産能力である。
    工場全体の総費用をボトルネックの総運転時間で割った金額が本当のコストになる。

    ボトルネックを最大活用するポイントは2つ。
    ・ボトルネックの時間の無駄をあらゆる方法でなくすこと。
    ・ボトルネックの負荷を減らして生産能力を増やすこと。
    続きを読む

    投稿日:2023.07.21

  • sinsinsin

    sinsinsin

    漫画版以外も読んではいたが、漫画版の方が日本人には向いているとのことで読みました。
    数十分で読めるのが良い。
    ボトルネックを見つけ、それに合わせて効率化する方法が今の仕事にも役立ちます。
    また、改善活動は一回やって終わりてはなく、継続して行うことが重要だと認識した。

    内容
    国内シリーズ125万部突破 ! 全世界1000万人が読んだ世界的ベストセラー『ザ・ゴール』のエッセンスがスッキリわかるコミック版! !
    ジェフ・ベゾスがAmazon経営陣たちと読んできた伝説の名著
    ビジネスの基本である「生産的」とは何を意味するのかおもしろく考えることができる!
    ストーリーを通して日常生活にも応用できる問題解決の思考法が盛りだくさん
    国内のトップランナーたちも大絶賛! !
    ◆山中伸弥氏(京都大学iPS細胞研究所所長)
    「研究所の所長として理論通りにはいかない組織の運営方法を学ぶことができました」
    ◆高田明氏(ジャパネットたかた創業者/A and Live代表取締役社長)
    「問題解決の本質を徹底的に考え抜いた一冊」
    ◆三木純一氏(ローランド代表取締役社長)
    「『制約理論』は既存のリソースを最大化できる普遍的な考え方だ」
    「企業の目的は何か」を徹底的に考え抜くことができる本格ビジネス書を日本版オリジナルストーリーでコミック化! !

    忙しい人でもコミック形式で簡単理解!

    全体最適のマネジメント理論である「制約理論」をもとに取り掛かるべき課題を洗い出し、正しい順序で改善していくプロセスをマンガでわかりやすく掲載!

    「ビジョン」や「パーパス」など、現代のビジネストレンドの基礎でもあり、これからの日本経済を支えていく次世代リーダーに読んでほしい一冊だ。

    主人公を通してマネージャーに必要な思考法を学ぶことができる。
    ビジネスだけでなく日常生活にも応用できる考え方も多数。仕事も家族も大切にしたいという人にぜひ読んでほしい一冊だ。

    『ザ・ゴール』を読んで、 ストーリーどおりに実践しただけで、業績が大幅に改善されたという企業の事例も多数!
    大手メーカーなども取り入れる全体最適のマネジメント理論である「制約理論」の重要ポイントが満載!
    取り掛かるべき課題を洗い出し、正しい順序で改善していく手順がわかる!

    ◆かつて17年間も日本での出版だけが禁じられた「幻のビジネス書」のコミック版! !

    本書が長い間日本で出版されなかった理由については、日本版の原著である『ザ・ゴール』の「解説」で著者エリヤフ・ゴールドラットのコメントが記されている。
    それによると、「日本人は、部分最適の改善にかけては世界で超一級だ。その日本人に『ザ・ゴール』に書いたような全体最適化の手法を教えてしまったら、貿易摩擦が再燃して世界経済が大混乱に陥る」というのが出版を拒否し続けた理由らしい。
    近年、元気がないと言われてしまう日本企業だが、再び力を取り戻し、世界のトップを走るためのヒントを今こそ理解するときだ。
    続きを読む

    投稿日:2023.06.21

  • りょう

    りょう

    このレビューはネタバレを含みます

     世界的名著、ザ・ゴールの漫画版である。原作は、1984年の発売当時、同書で紹介しているTOC(Theory of Constraints : 制約理論)が日本の文化に一致しているため、日本で翻訳出版されると、貿易の不均衡が加速し、世界経済が破綻すると著者の意向で17年間翻訳が禁じられていた。それほど影響のある問題作を漫画にし、内容を理解しやすいように編集されている。
     主人公が務める工場が赤字であるため、上司から3か月以内に経営を立て直さなければ工場を閉鎖すると勧告を受けるところから物語はスタートする。
    立て直しの活動をしていると工場特有の問題が多発する。在庫過多や納期遅れである。
     理想的工場を実現するために、仕事の流れをスムーズにする必要がある。ボトルネックを見つけてそれに集中して改善していくという全体最適だ。
     全体最適のマネジメント理論がTOC,制約理論である。その理論を普段の生活でも起きる問題をヒントにし、わかりやすく解説されている。制約理論がある程度理解できたら、自分の仕事で発生する問題を当てはめていけば理解が深まるだろう。
     コミック版を読んでから原作を読んだほうが、理解が進み、理論を自分のものにできるであろう。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.05.27

  • ryomeru

    ryomeru

    自分がしている事、しようとしている事のゴールはなんなのか。
    効率化した結果、目標への影響があったのかなかったのか。
    ゴールを達成するためにボトルネックとなることはなんなのか。
    需要に合わせた供給であればボトルネックがあったとしても問題は無いのではないか。などどの業界にでも汎用できるような考え方が多い。続きを読む

    投稿日:2023.03.01

  • toshi591989

    toshi591989

    必読。オリジナルのTheGOALを漫画にしたもの。生産管理の話だが、どんなことにも応用が効くので整理学として読むべし

    投稿日:2023.02.26

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