星火瞬く

葉室麟 / 講談社文庫
(11件のレビュー)

総合評価:

平均 2.8
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ブクログレビュー

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  • masato

    masato

    正直いまいち
    幕末の時代を下敷きとした物語。

    シーボルトの息子が主人公として、物語を語っていきます。
    小栗忠順、高杉晋作らの幕末の武士がロシアの革命家バクーニンに影響を受けていく物語。
    当時、日本に対して各国が食指を伸ばしている時代、さらに対馬がロシアに占有されようとしているところに対して、どう対応するか?
    また、イギリス公使館襲撃事件が発生。
    それらの事件の背景の真相は?
    といった展開です。

    これまた、史実をベースとした物語の展開ということで、残念ながら、期待した葉室作品とは違っていました。
    具体的には、登場人物の掘り下げや、清廉さ、武士としての信念、熱い思い、そして、爽やかさといったものが感じられず、淡々と語られていく感じでした。
    バクーニンの思いや、その周りの女性たちの気持ちも伝わっては来ますが、どうもすっきりしない。

    ということで、期待が大きい分、ちょっと残念でした。
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    投稿日:2020.01.04

  • jinma46

    jinma46

    題材・切り口がユニークで面白くなるかと期待させられました。ただ、正直訴えかけるものが私には響かず。葉室さんで初めて外した感あり

    投稿日:2019.03.28

  • みつひろ

    みつひろ

     大河ドラマの影響もあって幕末に注目が集まっているようだが、この小説の中にも攘夷浪人が登場する激動の時代を描いている。
     ただユニークなことに語り訳はかのシーボルトの息子であり、オランダ人の目を通して語られる幕末の風景ということになる。真の主人公は革命家を自認するバクーニンというロシア人である。革命のためには少々の犠牲は仕方ないとする。人間的に嫌悪感を感じたシーボルトはその生きざまに触れるうちに次第に彼の考えを理解するようになっていくという話である。
     ストーリーの中には勝海舟や高杉晋作といった名だたる人物が登場し、バクーニンの振る舞いに大きな影響を受けていく。実在した人物を核にしていることは確かであろうが、詳細には筆者の創作が多分に織り込まれている。
     読みやすい文体で、展開もはやい。娯楽時代小説としてとてもよくできている。
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    投稿日:2018.06.05

  • 彩海本

    彩海本

    私は歴史がさっぱりなので、そのあたりがイマイチわからず楽しみきれませんでしたが、多分、歴史好きな人からみたら江戸時代の新しい視点での進む展開がとっても新鮮で楽しい、、、はず!笑

    私はよくわからない人ばかりだけど、多分歴史好きからしてみたらあーあの人!!!みたいな感じになるはず。

    あの人こんなことしてたんだーみたいな。

    いや、私は全くわからないんだけどね。

    しかも、オランダ人目線の江戸時代っていうのもものすごい。その主役も日本大好きなオランダ人。出てくる外人、誰〜も知らないけど、ペリー
    が開国させてからの日本っていうのだけは理解できたかなー?笑、?

    というわけで、ある程度歴史に熟知してないと楽しめない一冊でした(-_-)勉強不足ですみません。笑
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    投稿日:2017.04.03

  • yucoyuc

    yucoyuc

    時代物が好きで読みあさっていますが、思っていたのとちがいすぎました(^_^;
    朝井まかてさんの先生のお庭番が好きで読んでいたのですが、その後の話っぽいかな、と思ったのですが。
    シーボルトの息子からみた動乱の日本、というのには興味をそそられましたが、読んでみると世界史のよう…(^_^;日本史は得意ですが、カタカナばかりの世界史が苦手だった私には…(^_^;
    すみません、脱落です…。
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    投稿日:2017.01.27

  • 黒い☆安息日

    黒い☆安息日

    このレビューはネタバレを含みます

    「オランダ宿の娘」の後日譚…というわけでもないのか?
    日本地図を持ち出そうとして国外退去させられたシーボルトが幕末に再来日。その来日同行した息子アレクサンダーの目線で動乱の日本を描いた小説。

    登場人物が豪華、勝海舟に小栗忠順、清河八郎、高杉晋作、外国勢もバクーニン(革命家)にスネルブラザーズ(武器商人)、駐日公使や、画家のハイネまで。同時代にうごめいてい彼らと、ヨーロッパ列強が歯牙にかけようとする幕末日本と、そうはさせまじともがく日本の摩擦によって起こる事件。

    日本人ではなく、大人でもない。ある種無力な安全地帯にいる主人公の目線が、これらの人間模様や事件を捉える体で、葉室麟の筆が史実を小説にしていく。ここらの職人技は見事。

    ただし、葉室小説に求めてしまういつもの清廉さや爽やかさが少々足りなくて、欲求不満になりがちなのは残念。そこら上手いことかさ増ししてくれたらお気に入りの小説になっただろうなぁ。

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    投稿日:2015.07.28

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