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トルストイ, 藤沼貴 / 岩波文庫 (8件のレビュー)
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あめ
このレビューはネタバレを含みます
ピエールがフリーメイソンに入信し、愛や美徳の探求を始めるも、どこか方向違いで自堕落な様子が滑稽に思えた。 対して、親友のアンドレイが多くの真理的なものを心得ていていながらも、世界に絶望感を抱いている様子が対照的な存在としての二人を如実に感じさせた。 ナターシャが多くの男性から求愛を受ける魅力的な女性として描かれているが、どのような意味を持つのか、奔放さ、無垢さ、溢れ出る生といった事柄が人間の上級の価値だと作者が言っているのだろうかと考えた。 それにしても、アナトールの誘惑に負けて破滅してしまう運命はやるせない。
投稿日:2020.09.09
ravenclaw55
第二部第五篇まで。 ナターシャを中心に物語が展開。 ナターシャとアンドレイ。 駆け落ち事件と破局。
投稿日:2020.07.16
pontakun2010
どうして、みんな、ナターシャが良いのでしょう。どうも、私は、世間知らずなわがまま娘のような気がして、イヤですね。 マリアやソーニャには、けっこう感情移入して読んでしまいます。マリアは、一生を老いた父…と、母のいない甥の世話ために捧げてしまうのでしょうか。ソーニャは、やっぱりニコライとは結婚できないのでしょうか。 それにしても、アナトールとエレンの兄妹は、本当にイヤなやつです。ピエールとエレンとの結婚生活は、今後、どのようになるのでしょう? そして、時代背景的には、ナポレオンのフランス軍とロシア軍との対決が避けられなくなる状況です。4巻は、きっと、この長い物語の起承転結の「転」にあたる部分に入るのではないか、と思います。 続きを読む
投稿日:2020.06.16
kazzu008
本巻はついに恋愛小説編に突入! 妻を亡くしたアンドレイ・ボルコンスキー公爵(31)とロストフ伯爵家の次女ナターシャ(16)との恋愛、そして同じくナターシャの兄のニコライといとこのソーニャ(18)との恋…愛がメインで語られている。 この時代の貴族の結婚というのは、財産目当てというか、いわゆる政略結婚が大きなウエイトを占めている。特に、貴族の男性にとっては持参金をたくさん持ってくる金持ちの貴族の娘と結婚することが一番の幸せだと言われていたんだね。 ロストフ伯爵家は財政が火の車なので、長男のニコライにはぜひ金持ちの貴族の娘と結婚して欲しいと両親は思っているのだけど、当のニコライは無一文(これは言い過ぎか)の娘であるソーニャと両思い。う~ん。どうなるんだろう。 それにしても、本巻で描かれる16歳のナターシャと18歳のソーニャの可愛らしさ、美しさは文章から溢れんばかり。男性読者にとっては眼福ですね。 「文章だから見えるはずないだろ」って突っ込みが来そうだけど(笑)。 見えないけど、頭の中でありありとイメージされるんですよ!凄まじく美しく可憐な美少女が! このあたりの描写の素晴らしさは、「さすがレフ君やるじゃん!」って感じです(ロシアが誇る大文豪トルストイをレフ君呼ばわりする大馬鹿者がここにいます←)。 という訳で、やっとこの超大作『戦争と平和』も各巻約500ページ(しかも細かい文字がページびっしり)の3冊を読み終え、全体の半分が終わりました・・・。 よし、この調子でサクサク読んでいこう!(白目)続きを読む
投稿日:2019.06.14
鴨田
大戦争の合間での貴族同士の華やかで打算的(一部直情的)な恋愛劇。いかにも共感するところ無さそうな設定なのにぐいぐい読めた。後半戦が楽しみだ。、
投稿日:2017.07.27
yuko-romarin
1、2巻を読んでいた時は、ピエールの良さがあまりわからなく、アンドレイやボルコンスキー公爵が何故彼を気に入ってるのか不思議だった。 鈍いし単細胞ではあるけれど、誠実であることは確かだ。アンドレイとナタ…ーシャの婚約を知って自分の気持ちに気づき、ナターシャとアナトールの駆け落ち騒動を鎮めながら心が揺れる。 ピエール以外にも登場人物の心の動きがありありと描かれ、やはり名作だと思う。続きを読む
投稿日:2017.01.26
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