【感想】マキゾエホリック Case3:魔法少女という名の記号

東亮太, Nino / 角川スニーカー文庫
(1件のレビュー)

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  • 持知

    持知

    マキゾエシリーズ第3弾。
    秋の体育祭を間近に控えた藍子のもとに、一通の脅迫状が届いた。
    「体育祭で一年乙組を優勝させろ。さもないと人が死ぬことになる」…変人奇人、人間外まで所属する乙組にとって、何でもない要求のはずのそれ。しかし体育祭実行委員である「お嬢様」鬼灯楓の「体育祭用特別クラス編成」発言により、乙組の優勝は大きく揺らぎ始めることに。
    さらに今回の騒動には「災魔」と呼ばれる怪物達まで関わっているらしい。
    またもや事件に深く巻き込まれてしまった藍子は、この事態を無事収束させるべく灘と共に動き出すが…?
    今回は変身ヒーロー&ヒロインものにお馴染みのベッタベタな展開が繰り広げられるのですが、そこに至るまでの経緯が実に複雑かつ難解です。「魔法少女」と「スパイ」の関係、そしてやっぱり暗躍する「黒幕」。見所は沢山ありますが、私的にはなんといっても「小人間」こと樋渡さんでしょう! 彼女みたいな人のことを世はツンデレと呼ぶのだと思います。
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    投稿日:2008.02.06

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