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井上荒野 / 集英社文庫 (16件のレビュー)
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総合評価:
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ごと
タイトルの意味がわかるまで数話かかった。 どの話も、読みながらこの結末を知りたくないなって思わせるのは筆者の力なんだろうか。モヤモヤするけど、そういうことなんだろうと。
投稿日:2023.08.28
shimeji
井上荒野作品、初読。 短編7話でどれも読みやすいけど、ほとんどの終わり方が、え?ってところで終わってしまうのはなんだか少しモヤモヤして気持ち悪い。けど、それが癖になりそうなモヤモヤ感でもあったりする?… 「遊園地」と「病院」が個人的には好きでした。続きを読む
投稿日:2023.02.15
まこと
第六回中央公論文芸賞受賞作。 場所がタイトルになっている、七編の短編集。 賞を受賞されているということで、手に取りましたが、期待が少し外れました。 「遊園地」は三人も女性がいる男性。うちの二人には実…子がいて籍を入れているのは一人。スマートで優しそうな普通っぽい人なのに、「アフリカに出張なんだ」と言って28日間も家を留守にしたりとか感心してしまいました。なんでこんなにひょうひょうと浮気を何年間にも渡ってできるのか不思議でした。この話は他人事として読めば面白かったです。 「団地」は不穏な空気間の、なんか怖い話だなあと思ったけれど、最後の主人公の女性がいきなり「今日はエイプリルフールよ」と言って突拍子もない嘘をつくのが一番怖いと思いました。 最後の「病院」の中学生の話は、人の死が絡んではいますが、唯一最後にほっとできる話でした。 正常な価値観というものがあるとして読むと、みんな怖い話だと思いました。正直読むのがつらい話もありました。この短編らを面白がって読む度胸は私はなかったです。 タイトルは「そこへ行くな」ですし、世の中健全な話ばかりではないし、読後感のいい話ばかりではなく、作者がプロとして仕事をされているのはわかりますが、行ってはいけない世界の入り口のようなお話ばかりだったように思います。 また、こういう話が好きな方もいらっしゃるかもとも思います。 作者の、未読の作品には期待しています。続きを読む
投稿日:2019.09.25
けんしう
人には言えない秘密を抱えた男女を描いた短編集。 そんなに過激ではないし、登場人物の関係が複雑な感じでもない。でも表現力なんだろうか、心に響く作品もあった。 最後の病院という作品だけは異色。でもこれが個…人的には一番良かった。生と死、都市と僻地。成長することは、誰かと別れることなのだ。続きを読む
投稿日:2018.04.22
gabrielpetajirio
このレビューはネタバレを含みます
ありふれた日常から本の少し境界線をはみ出た人々を描いた7つの短編。 行ってはならない、見てはならない「真実」に引き寄せられ、平穏さから足を踏み外す過程が、荒野さんらしい温度を感じない言葉で描かれ、ザラリとした皮膚感だけが残る。「団地」は鳥肌が立ちそうだったが、ラストの「病院」が少し明るさを帯びていて救われた。
投稿日:2017.06.29
ひでぽんZ
最後の病院は泣けました。なんだか切なくて中学生の頃のなんとも言葉に出来ない色んな気持ちを思い出しました。 全体的に面白かったんだけどせっかく面白い話なのにほとんどの物語が12話連続ドラマの 第一話だけ…見せられた感じで物凄くモヤモヤが残るのが残念でした。 ぜひそれぞれの物語の続きが読みたくなりました。続きを読む
投稿日:2016.08.31
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