【感想】愛蔵版 あのこにもらった音楽

勝田文 / メロディ
(18件のレビュー)

総合評価:

平均 4.5
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2
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ブクログレビュー

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  • yomosugara

    yomosugara

    音楽特集その①
    梅子ちゃんは、ドイツ人のお父さんと芸者さんのあいだに生まれた子。でも全くハーフっぽくない(^_^;)。お母さんの友人の旅館で、娘同様に育ってきました。

    蔵之介くんはその旅館の一人息子
    天才少年と謳われたピアノの名手だけど、ショパンコンクールの本選前夜に車に手を引かれ、今は実家の旅館でピアノの先生。
    梅子ちゃん18、蔵之介32。14歳差のふたりをめぐる物語です。

    勝田先生の物語は、絵柄にも話にも先生独特の雰囲気があります。岩本先生と通じるところがあるかな。
    ちなみに私は女ったらしの蔵之介がよろめく、若後家さんが好きです♪
    【効能】音楽、幼馴染、残念な人が好きな方に効果があります。
    【副作用】こんな旅館に泊まってみたく…は、ならないかな(^_^;)
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    投稿日:2017.05.16

  • あづまげた

    あづまげた

    クリスマスの話と、赤ちゃんがうまれるときの話が大好きです。
    勝田さんの描く男の人が、とっても好みです。

    投稿日:2013.01.05

  • 永遠ニ馨ル

    永遠ニ馨ル

    幼い頃にたった一人の肉親である母を亡くし、その母の親友一家に引き取られて育ったヒロイン梅子。
    その家の一人息子である蔵之介とは兄妹のように育ったが、周知の事実であるかの如く、梅子の高校卒業と同時に結婚しちゃった話からこの物語は始まる。
    (いや、結婚に至るまでには、もちろんひと悶着あったのだけどね)
    お互いを「好きだ」というような情熱はひとつも描かれていないけれど、兄妹のような幼馴染みだったからお互いの存在はあって当たり前、さりとてなくなると息苦しい空気のように、大事な存在なのだなぁ。
    イケメン(されどうだつのあがらぬ優男)蔵之介の家族への愛情、特に乃子への子煩悩な姿に和みっぱなしの私(笑)
    小梅夜曲と深雪譚詩曲が好き。
    あ、同時収録のユキの冒険も良かった♪

    どこかしらスコーンと抜けるような冬の青空みたく気持ちいい漫画。
    出てくる男の人が(床屋のおじいちゃん含めて(笑)皆ちょっと抜けていて愛すべき人たちなのもいい。なかでも梅子パパがいい人すぎて、おじさま好きにはたまらない。
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    投稿日:2012.12.04

  • sioshio40

    sioshio40

    読めば読むほど味わいが出てくるという珍しい少女マンガ
    この本からずっと勝田さんの漫画を買うようになりました。

    投稿日:2012.02.05

  • nonnonko

    nonnonko

    ゆるーくて、ほのぼーの♪な漫画。
    音楽を、それぞれ違った続け方をしているのが良いなぁ。
    プロになれなくても、それぞれのピアノの続け方があり、蔵之助のスタイルもまた幸せなんだろうな、と。
    また、こんな夫婦っぽくない(良い意味で)夫婦も、素敵。
    漫画の細かい所に、わかる人にしかわからない小さい小技が効いてるのが、見付けると面白い(笑)
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    投稿日:2011.11.21

  • careless-eight

    careless-eight

    このレビューはネタバレを含みます

    読みきり連作です。
    楽譜に例えるなら、組曲集みたいな感じ。

    芸姑だった母を早くに亡くしたヒロイン・梅子と、ヒロインがひきとられた旅館の息子で、事故によりピアニストの道を立たれてしまった蔵之介を中心としたお話です。

    音楽の話もたくさん出てきて話に絡んできますが、小難しいことは一切なしで軽いタッチで描かれています。
    笑える要素もたくさん。お祭りの占いのくだりは爆笑してしまいました。

    劇的な展開はないものの、よく考えてみたら凄くヘビーなものを抱えているはずの人たちを明るくさらっと描いています。
    最終話の蔵之介の葛藤や決断、梅子の想いは、そんなに深刻そうな描き方をされていないのに、ぐっと来るものがありました。

    ほのぼのとした物語の中に、やさしいものがたくさん詰まっていました。
    この先、何度も読み返したい1作です。

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    投稿日:2011.02.09

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