島田荘司 / 講談社文庫 (60件のレビュー)
レビューを書く
商品詳細ページへ戻る
総合評価:
"powered by"
まふゆん
松崎レオナが精神科医と話す冒頭から話はエリザベート・バートリー伯爵夫人の物語へ。読み応えのある「長い前奏」の先にはレオナ主演の映画「サロメ」のロケ撮影風景が始まり…… 全ての謎を解き明かす御手洗に酔い…しれるシリーズ屈指の逸品!!→ めちゃくちゃ面白い!!979ページと言ういわゆる「鈍器本」なんだけど、読みやすい文章、見事なキャラ立ちでいつまでも読んでいたくなる。 特に、バートリー夫人の話は最高……最高だよ! 冒頭のレオナも合間に挟まる中国の人魚も心臓の血を吸う描写も、全部!全部島田御大は回収するから!!!→ もう、安心して読んでくれ! 750ページぐらいまでは全体に靄がかかっていて不安になるかもしれんが、御手洗が出てきたら視界がクリアになりそこからのリアリティ感がやばいから。 上手すぎるよ御大……文章の雰囲気すら変えてくる……コレは……癖になる…… タイトルの意味もすごいよ……マジかよ続きを読む
投稿日:2025.05.26
カズレゴ
期待通りの御手洗潔シリーズでした。 今回は登場の仕方が少しニヤッとしました。登場してからの謎解きはスピード感があり読み応えありです。 タイトルの意味も唸らされました。
投稿日:2025.03.26
takeshi3017
とにかく長い。単行本で総ページ数830pもある。大きさは弁当箱以上だ。もっと短くても良いんじゃないか。はじめの方のエリザベート・バートリの挿話もそうだが、猟奇趣味にあふれグロい話満載。イスラエルの死海…で起こる殺人のメイントリックは見破れなかったが、大胆な物理トリックで、島田荘司らしい。御手洗は最後の方、少ししか登場しない。数えてみたら643pで初登場する。誰もが犯人だと思うような被疑者を無罪と言い切り、誰もが解けなかった難題をわずか1日で解決する、御手洗の超人的な天才ぶりは読むものを圧倒させるだろう。そして真相は全然予想しない方向から明かされていく。詳細→ http://takeshi3017.chu.jp/file9/naiyou5110.html続きを読む
投稿日:2022.11.20
ゆらぎも
長い長い導入のエリザベート・バートリーの部分だけでも十分楽しめた。御手洗潔が出てこないまま、ホラー小説へ展開していっても面白いだろうなと読んでいた。
投稿日:2021.06.24
むーこ
長かったぁ〜 話しの本線だけでもだいぶ長いのに、たぶんカットしても全然問題ないエリザベートの短編までくっついてるしね いや、エリザベートの話もすごく面白く読めたんだけどね ここら辺の御手洗潔の長編は…、ミステリーというより冒険譚みたいな印象が強いかな あと、絶対無理ゲーみたいな絶望感をしっかり叩きつけてからの逆転劇は堪らないものがあるなぁ続きを読む
投稿日:2021.05.20
Kurashina
ハリウッドに現れる血で爛れた怪物...頭の後ろがえぐり取られる連続猟奇殺人...人間が届くはずもない場所に刺さった死体...どこかですり替えられた"本物の"首... 物語を引き立てる魅力的な挿話を挟み…ながら、これらの謎を論理的に解決していく。 どんな謎が出てきても島田荘司は必ず論理的に説明をつけてくれるから安心できる。 無理矢理感がないとは言わないが、それをも補う筆力が島田荘司にはある。 必読の一冊。 続きを読む
投稿日:2021.03.12
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
アダルト(性表現・暴力表現)
ONOFF
グラビア
ボーイズラブジャンル
ティーンズラブジャンル
ONにしたコンテンツはトップや検索結果で表示されません
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。