【感想】渡来の古代史 国のかたちをつくったのは誰か

上田正昭 / 角川選書
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  • shintarou11

    shintarou11

    渡来の古代史 国のかたちをつくったのは誰か
    上田正昭
    角川選書
    平成二十五年六月二十日 初版発行
    ISBN978-4-04-703526-3 C0321

    序章 帰化と渡来と
    第Ⅰ部 渡来人の諸相
    一章 日本版中華思想
    第ニ章 秦氏の活躍
    第三章 漢氏の行動
    第四章 高麗氏と船氏
    第五章 百済王氏の軌跡

    第Ⅱ部 渡来文化の諸相
    第一章 文字の使用
    第ニ章 道教と役小角の宗教
    第三章 儒教と仏教
    第四章 アメノヒボコの伝承
    第五章 壁面古墳と渡来の氏族
    あとがき
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    投稿日:2019.09.09

  • 「おやっさん」

    「おやっさん」

    上田正昭氏が昭和40年出版した『帰化人』以後の研究成果をまとめた本である。
    内容は
    序章 帰化と渡来と
    第一部 渡来人の諸相
     第1章 日本版中華思想
     第2章 秦氏の活躍
     第3章 漢氏の行動
     第4章 高麗氏と船氏
     第5章 百済王氏の軌跡
    第二部 渡来文化の諸相
     第1章 文字の使用
     第2章 道教と役小角の宗教
     第3章 儒教と仏教
     第4章 アメノヒボコの伝承
     第5章 壁画古墳と渡来の氏族

    あとがきにありますが、雨森芳洲の文章が上田正昭氏の思いです。
    「誠信の交りと申す事、人々申す事に候へども、多くは字義を分明に仕えざる事これあり候。誠信と申し候は実意と申す事にて、互いに欺ず争ず、真実を以て交り候を誠とは申し候」。
    この至言は、今の世にも活きる。
    もっとも近い国の渡来の人びとが、日本の歴史と文化の発展にいかに深いかかわりをもったか。
    本書がたんなる過去の物語ではなく、一衣帯水の隣国との友好のまじわりに、多少なりとも寄与することができれば幸いである。と。 
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    投稿日:2016.02.22

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