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ジェフリー・ディーヴァー, 土屋 晃 / 文春文庫 (44件のレビュー)
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総合評価:
hoge2
2
ベストセラー作家の技巧
アメリカを代表するベストセラー作家の物語つくりに関する技巧を堪能できる作品だと思います。 文書鑑定という主人公の持つ地味なスキルと大晦日1日の出来事という制約の中で、リーダビリティの高い物語を見事に作…っています。生半可な作家ならば、他にも特殊技能を持つキャラクターを配したキャラクター小説にするか、主人公と犯人役に過去の因縁話を持たせて過去パートを描いて枚数を稼ぐなどするでしょう。 ディーヴァーは、単に主人公が地味文書を調べる姿を描くのではなく。、4時間ごとに予告されたマシンガンの乱射を阻止するというサスペンスを盛り上げるイベントを盛り込み、読者を飽きさせない工夫をしています。また、その枠を敢えて外すイベントを設けることで、どんでん返しの要素を読者に提供することも忘れていません。 読者を楽しませる技巧とサービス精神に富んだ作品なので、読んで損は無いと思います。その一方、イベントを順番にクリアし、アイテムを入手したら、その次のイベントに進むといたゲーム的なストーリーなので、再読することは無いと思います。 まとめれば、大変おいしいファーストフードといった例えが似合う小説だと思います。続きを読む
投稿日:2015.04.27
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ヒロ
1
最高のミステリー
読み始めは、サスペンスなのかと思って読み進めると後半にまさかのどんでん返しが待ってました。 リンカーンライムのカメオ有り、そして、目頭が熱くなるシーン有りでした。 とにかくオススメな大好きな一冊です。
投稿日:2015.07.01
future4227
筆跡分析から犯人を追い詰める異色のサスペンス
『ボーン・コレクター』の次に書かれたノンシリーズ長編物。ディーヴァーが一躍人気作家のトップに躍り出た頃のイケイケな感じが作品全体にみなぎっている。冒頭からいきなり凄惨な無差別銃乱射事件発生。その後も更…に続くテロ。まるで『24』みたい。そこへ文書検査士というちょっと変わった立場から、脅迫状やメモの筆跡を頼りに犯人像を割り出したり、次の犯行現場を特定したりする物凄い分析力をもつ主人公と犯人との知恵比べが始まる。そんな状況下なのに恋もパパ業も同時に頑張っちゃう主人公に微笑ましさを感じる。それにしても忙し過ぎだろ。ぜひシリーズ化して欲しい極上のサスペンス。続きを読む
投稿日:2018.03.20
"powered by"
はな
☆3.5 元文書捜査官 筆跡鑑定人 パーカー・キンケイド 自分の読み進める時間のせいか、テンポよく読めなかった
投稿日:2024.02.12
don
ジェフリー・ディーヴァー。地下鉄で無差別の射殺事件が発生し、市長のもとへ金を払わなければさらに事件を起こすという文書が届いた。FBIは手がかり手間ある文書について文書検査士であるパーカーに協力を求めた…。 ゲストとしてリンカーン・ライム登場する。 作者の得意であるどんでん返しは今作でも使われており、最後まで気が抜けない。主人公のパーカーは卓越した専門家ではあるが、同時に父親でもあり好感のもてる人物だった。しかし首謀者との対決はいささかあっけなかった続きを読む
投稿日:2022.07.18
ひまわりめろん
文書検査士パーカー・キンケイドが主人公 当然姿なき大量殺人犯に対して文書鑑定で挑むわけですが やっぱり原書で読めたらもっと面白いんだろうなぁってなるので残念です そしてジェフリー・ディーヴァーですか…らね当然のごとく大掛かりな仕掛けが施してあり物語は最後の最後まで二転三転を繰り返すわけですが この物語の肝になってるのは圧倒的なスピード感です ディーヴァーの作品の中でもかなり上位に位置し序盤から息をもつかせぬという感じです もちろん2時間ごとに区切られた犯行予告がそのスピード感を演出する最も重要な要素ですが パーカーの職業そのものがスピード感をさらに増す要素になってドキドキさせらます 文書鑑定は(冒頭に詳しく描写されているように)机に座ってじっくりと考えて進めるものだからです 本来時間をかけなければいけないものを短時間でやらされているというコントラストがスピード感に繋がっています ダメ押しでパーカーの家庭事情がさらなる焦りを加えてもう読者も巻き込んで焦りまくり ジェフリー・ディーヴァーはスピード感も操るすんばらしいストーリーテラーなのです! 続きを読む
投稿日:2022.04.06
643096
結構な長さだけど あまり感じることなく読み終える ちょっと出てくるライム 想像を遥かに超えるラスト 面白かった!!
投稿日:2021.06.17
NORAxx
このレビューはネタバレを含みます
ベースが狂人な殺人鬼が当たり前のように存在する定番が光り輝く海外サイコサスペンス。 一転 二転と大きく動く展開が楽しかった。 ただ一夜の出来事にしては大容量過ぎて、おっとりポケポケ風の「ジャガー」は裏方ではむっちゃ急いで行動してたんだろうな、といらん想像にクスッとしてしまいました。 首謀者が発覚してからの確保を経てもまだまだ落ち着こうとしない終章は心から興奮した。しかしその最終対決の呆気なさは少し寂しい。初戦と復活戦のあっさり度が同等でまるで再放送を見ているかの様だった。 首謀者の頭の良さが際立っているが、この時間をかけて作り上げた超大計画を一夜の間で裏をかき先回る(事が出来たり出来なかったり)な捜査官。 事実これが数時間の間に閃いてるとなるとタイムリーなサスペンスとしての見所が薄まったかのようで、脳内再生が忙しい。
投稿日:2021.01.15
chieleanor
筆跡鑑定士のパーカー・キンケイドとFBI捜査官マーガレット・ルーカスが「完全犯罪」に挑む 予想の上を行く完全さで2度びっくり
投稿日:2020.04.26
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