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銀色夏生 / 角川文庫 (15件のレビュー)
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総合評価:
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まる
やさしかった思い出もなくて 楽しかった思い出もなくて あの人が私を思い出してくれるという 確信もないけれど あの時が確かにあったという 記憶だけで生きていける 私となろう 辛かった時のこと、銀色夏生…さんの言葉に頼って美化して生かしてもらってる。 色んな痛みと色んな幸せを知ってる言葉なんだなって思う、好きです。続きを読む
投稿日:2021.06.25
山本 あや
このレビューはネタバレを含みます
銀色さんの詩はその時々の恋の状態でココロにひっかかる部分が 違ってきて、同じ本でも読む時が違えば違った印象にすら 見えてくるのもおもしろくて大好き。 ツライ恋をしていた時、辛さが小さな棘になったような そんなキモチで読んだこともあったけど、 見えない思いを信じられる今は、銀色さんの 青が優しく仄かなあたたかい空気に感じられたり。 この本の中にある、黒の中に染み出すような青も 霧の中でグリーンと溶け込むような青も 薄氷のようなシャラシャラと音をたてそうな青も すべての青の景色がすごくすごく大好きな本。
投稿日:2013.03.19
miyu
「あなたという人」 「ホームの上で考えたよ」 「単純な恋」 「夢見がちなボクラ」 が特にお気に入り。 水彩画の色使いがとても綺麗で心和みます。
投稿日:2012.12.31
jardin de lune
イラストと詩。詩も手書きのものが多いが、残念ながら銀色さんの字はあまり好きではない。活字のほうが文字の先入観なく読めるからいいのだけれど。P89「胸にずっと思いを秘めて」がイラストも詩もかわいらしい。…P49「イガイガ」も好き。続きを読む
投稿日:2012.09.21
人生≒本×Snow Man
銀色夏生の文章を読むと、ミントの葉をかんだような気持ちになる。軽いノリだけど、真実のささやきがあるという感じ。 この本の私の一番のお気に入りは、「本の扉」の文章。銀色さんはここに素敵な言葉が綴られ…ていることが多いんですよね。今回は信じられるものを持つ人は強い。それが「かわいらしいものをちらっと見てしまったときの喜び」などいつでもどこでも存在するものなら大丈夫というものでした。 他には、 ・「このワガママな僕たちを」 ・あなたが思っているような私では本当はないのです ・「涙のメンバーチェンジ」 ・「特別なところへ」 ・かなしいことを知らないはずはないのに ・僕はたぶん、みんなが思っているようなものじゃない ・素直になれというが ・「ロック小僧に恋するな」…これも大好き ・好きだから伝えることが生まれるんだ続きを読む
投稿日:2011.12.10
こぎつね
手書きの文字による詩がたくさん出てきた。筆文字、色鉛筆の文字、サインペンで書いたような文字など。それだけでもにぎやかなのに、イラストがまたまたいっぱい。 色々と、たのしめた。 前半はわからない詩が多か…ったけど、そういうのはまた後日読み直すときの楽しみになる…続きを読む
投稿日:2009.04.04
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