【感想】吾輩は猫である

夏目漱石 / 角川文庫
(44件のレビュー)

総合評価:

平均 3.4
4
14
15
4
2

ブクログレビュー

"powered by"

  • 本も読んじゃうszkyamt

    本も読んじゃうszkyamt

    読むのにどれくらいかかっただろう。
    2ヶ月弱か?

    中学か高校の『こころ』ぶりの夏目漱石
    いつも帰国した時にテキトーに本を買い漁って読むんだけど、ついついその時のセルラン上位の読みやすいが後味少ないいわゆるライトノベル…?というのか?に飽き飽きして、ちょっと文学を読んでみた

    結果的にめちゃくちゃ時間を使って、2週間1ページも読まない日、逆に一晩で100ページ読む日

    夏目漱石が世に対して、自身に対して、猫を通して風刺する感じの内容
    哲学デブの手紙からの猫のdisりは読んでて食らった
    人は理解できないものをありがたいと思う

    そして最後、なんか2ヶ月一緒に過ごした猫の最後を知ってちょっとセンチになった
    私の猫は天寿を全うできますように
    続きを読む

    投稿日:2023.11.19

  • すけぬら

    すけぬら

    「純文学を読んでみたい」「意外と読んだ事ないから気になる」と思い図書館で借りて読んでみた。

    どこか偉そうな"吾輩"猫の目線から、主人と主人を訪ねる人間たちのやり取りを見ていく作品。

    "吾輩"猫の考えることはどこか滑稽で読み始めこそ入り込みやすかったがとにかく長い。
    そして淡々と、というよりは延々と続く会話劇はどんどん退屈なものになっていった...。

    返却期限日、読んでいるのか読んでいないのかわからないくらいのスピードで残りの200ページ程を処理(苦笑)して一応読本ということで。

    これが100ページくらいの量だったなら楽しめたと思う。
    何か興味深い発見などあるわけでもなく、ただただ長く退屈な世界に時間を費やすだけだった。残念。
    良かったのは「あの有名な本を1回読み終えた」という経験を得たこと。
    続きを読む

    投稿日:2023.10.16

  • まぬえもん

    まぬえもん

    何がおもしろいのかわからない。当時の時代背景や人々の考えを知れば面白く読めるのかも。あるいは歳を重ねれば。また10年後に読んでみたい。

    投稿日:2023.07.26

  • みそしる

    みそしる

    いやー、面白くないですね。
    延々と続くダラダラした会話劇。最後まで読み続けるのがとにかく苦痛。ポップなタイトルに騙されて本著を手に取ってしまったがために「夏目漱石はつまらない」と心に刻み込まれた学生も多いのでは。
    暴論ですが、タイトルが1番面白いので、タイトルだけ知っとけば読む必要はないとすら思います。
    続きを読む

    投稿日:2023.06.22

  • わん

    わん

    人の営み(主に会話)を猫の目から観察した物
    会話の輪の中にいると「へーそうなんだ」とか「それは大変やな」ぐらいに思う内容も、猫目線で聞いてきると途端に滑稽で、バカなことをずっと話してる事に気づく。

    喜劇と悲劇がどこに(誰に)フォーカスして語られるかによって違ってくるみたいなものにも通ずる気がする続きを読む

    投稿日:2023.06.11

  • たなたな

    たなたな

    一本の物語が大動脈としてあるのではなく、主人公の家にやってくる友人知人との珍妙なやり取りが描かれる。スパイシーな日常系小説(失礼)である。

    日露戦争の時代の日本人風刺、社会風刺を通じて、当時の人間や暮らしを垣間見ることができる。人間はいつの時代も変わらんのやなというところもみられる。続きを読む

    投稿日:2023.05.16

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。