金子拓 / 講談社現代新書 (10件のレビュー)
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itozaki_kei
金子先生の本を読むたび、信長のイメージが「物事の筋道にやたらとこだわる堅物の学級委員長(銀縁眼鏡装備」になってしまうw この本では信長と朝廷の関係を主に扱ってるんだけど、基本的に信長は朝廷のやることに…口は出さず、朝廷の方がなにかとアプローチしてきたのに受け身で反応していただけとのこと。ただし筋の通らない話は、たとえ帝が相手でもきっちりツッコんでいた様子。続きを読む
投稿日:2021.12.19
haruyato
信長が天下統一を目指した訳では無く、将軍や天皇といった旧体制を基本に、専制的ではなく穏当な政治手法をもって事に当たってたという説。 比叡山焼き討ちとか、長島一向一揆の撫で斬り、朝倉征伐や毛利攻め考える…と、あまり納得感はない。続きを読む
投稿日:2018.02.03
kitano
信長の歴史本で一番気に入りました 中世の大名として、将軍を支え、朝廷の権威と天下(=機内)の静謐を守ろうとする行動を徹底したが故に、敵対勢力殲滅の繰り返しがほぼ天下統一につながっただけの、守旧的だけ…ど、性格が狷介な武将が信長続きを読む
投稿日:2017.04.29
honryoku
このレビューはネタバレを含みます
信長は天皇・朝廷を中心に京都を中心とする畿内を平穏にするのが自分の務めと考えて行動していた、という説。 信長のすごさや革新性を説明したり、あるいはそれを否定するための説明はないため、信長像にインパクトはなかった。あくまで全国統一でなく畿内平定が天下布武の意、と認識できたくらいの読後感。 将軍推位・四国平定から変わったのではないか、と最後で提起しているが、やはり信長が全国統一あるいは領国拡大を目指していなかった、とは思えなかった。
投稿日:2016.10.09
yukinag
池上本以降の信長論レビュー二冊目。こちらの方がより信長を「室町レジーム」の保守派と捉える視点が強調されているか。 ただし、なぜ信長は室町時代のレジームを使いながら将軍を抜きにしようとしたのか。池上論…だと「無計画・無分別」という感じに解釈できそうだが、この本はもう少し信長の新規性の萌芽を見ているのかな。 いずれにせよ、俄然信長論に興味が湧いてきた。続きを読む
投稿日:2015.01.26
hiro1548
天下布武の「天下」ってそもそもどういう意味なのか? 信長が上洛してから本能寺の変までの期間を、天皇・朝廷との関係を中心に検討するもの。公家の日記や朝廷に残された文書の資料的価値の検証次第なんだろうけど…、けっこう斬新な視点だなぁ。 冒頭の「天下」が五畿内でしかないという、その一点で、うなっちゃうな。続きを読む
投稿日:2015.01.05
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