【感想】ミミズクと夜の王

紅玉いづき, 磯野宏夫 / 電撃文庫
(19件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
4
6
6
0
1
  • 王道ファンタジーです

    ヒロインのミミズクと、夜の王が出会うことで、世界が変わっていく王道ファンタジーです。
    ストレートな展開で起伏や驚きといったものはありませんが、完成度は高く安心して読める作品だと思います。

    書籍説明には記載されていないようですが、第16回電撃大賞受賞作らしいです。続きを読む

    投稿日:2014.11.01

  • ミミズクとフクロウってどう違うんだろう。

    苦しいのは知ることだ。それでも生きるというのは知ることだ。そうだと思わせてくれる作品です。序盤での悲惨さが夜の王とのかかわりで、徐々に緩和されていって幸福だと思える状態に辿り着いてしまうと、急に襲い掛かる別離。王子との交わりも伏線になって美しい物語になっていると思います。でも、あまりライトノベルっぽくないので評価は1個下げておきます。読むと面白いですよ。続きを読む

    投稿日:2015.06.10

ブクログレビュー

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  • Emily in Japan

    Emily in Japan

    児童書? 童話? チックなストーリーだったけど、設定は激重だった。世界観は新しかったが、ストーリーには目新しいものは特にない。想像通りに進んだ。

    描写が美しく、残酷だが綺麗だった。ラストに感動。それ以上でもそれ以下でもない。続きを読む

    投稿日:2023.04.16

  • ののの

    ののの

    話がさくさく進むのでとても読みやすかった。ものすごく意外な展開もないけれど、ストレスもない王道のストーリーという感じ。そして登場人物のだれもがきちんと優しさを持っていてとてもいい。愛するということは、そのひとを自由にしてあげることなんだな、と思った。
    ミミズクちゃんが自分自身をかわいそうだと思っていないところがとてもよかった。だからこそ、たくさんの人から憐れまれ自分をかわいそうだと思って閉じこもっていたクローディアスを、自由にしてあげることができたのかな〜と思ったり。
    優しいお話でとてもよかった。電車でしくしく泣きながら帰りました。隣に座っていた人たちごめん。
    続きを読む

    投稿日:2022.11.03

  • Beluga0617

    Beluga0617

    童話のようなお話。
    優しき魔物の王に自分を食べてほしいと願う少女の話。

    ものすごく感動したとかはないけども、ラストの展開は「めでたしめでたし」といった感じで良かった。

    投稿日:2021.11.01

  • かとのひも

    かとのひも

    月を仰いでいた死にたがりやの少女は、森の中でもう一つのお月さまを見つけた。

    ・過去話以外ではどうしようもなく悪い人間はいなかった。ずいぶん不器用さんだらけでしたが。
    ・ミミズクは、1度お城に来れて良かった。フクロウにも、城の人たちにも。続きを読む

    投稿日:2021.06.17

  • コジハム

    コジハム

    なんて素敵な結末!

    自分より相手のことを思うのって、やっぱりだいじだよな〜。
    それと同時に。我を通すのは嫌いだけど、自分にとって何が大切かということと、「自分はこうしたい!」ということを忘れないようにしようと思った。続きを読む

    投稿日:2021.06.02

  • ロク

    ロク

    色彩の暴力
    好きだからあげる、好きだから伝える、好きだから奪われたくない。
    短さと文章の淡白さに対し表現される色彩と感情の量が多い。

    投稿日:2021.05.08

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