【感想】青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない

鴨志田一, 溝口ケージ / 電撃文庫
(49件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
13
24
6
0
2
  • 引き込まれる世界観

    まだ謎の部分はあるのですが、主人公や、妹など過去に暗い闇を抱えてます。そしてそれを知ったうえで主人公と付き合う親友。それを快く思わない親友の彼女。いろんな人間模様があってなぜ?そんなことがおこるのか?謎の部分もありますが一巻にしては非常に纏まって終わると思いつつ気になる展開が・・しばらくは読んでみようかなと思うお話でした。
    イラストがかわいい
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    投稿日:2014.10.03

  • 青春症候群という荒唐無稽な設定でグイグイ押してきます

    イジメのスタイルに、相手を空気のような存在として無視するというのがありますが、それを突き進めたらどうなるんだ?という思考実験です。そんなシチュエーションにはまり込んだ主人公とヒロイン。おお、これからどうなるんだろうと楽しく読みました。

    重箱の隅をつつくような文句を言うと、最後の理由付けが弱いんですが、まあそれはいいか。最後も主人公らしくビシっと決まって読後感がいいですね。

    んで、こういうのは一巻ものかなと思ったら続きもあるんですね。でも、大量の未消化設定があるし、この作者ならラストシーンで示されたシチュエーションも面白く料理してくれそうなんで、次を読みたいですね
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    投稿日:2015.04.04

  • 電気羊の夢なら見るのかな?

    ブレードランナーを思い出すタイトルに興味を持ってアニメを見て、「何だよ、普通の学園ものかよ…」と思いきや会話が大人のそれでテンポが小気味いいではないですか。そしてSF。この面白さが原作にあるのか、演出や演者の能力にあるのか、それを知りたいというだけの理由で買いました。
    結論、原作に面白さがありました。ただの文字の並びなのに会話のテンポがそこにあったのです。そして小説という媒体の強みである心理描写によってより分かりやすくなっている印象です。まさか映像作品の方が想像力を要するとは思いませんでした。あれは詰め込みすぎだったんだろうなあ。
    物理の話に関しては、そっち方面の人間なのでサラッと読めましたが、そうでない人にはどうなんでしょうね。状態の重ね合わせとかエンタングルメントとか。
    ところで、ライトノベルって何がライトなんでしょう。この作品を見る限り、時代物やミステリーと大差ないように思うんですが。
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    投稿日:2019.02.28

  • アニメで見て面白かったので

    タイトルから内容が想像できず敬遠していましたが、手に取ってみれば読み応えある青春ファンタジーでした。
    各館ごとにスポットの当たるキャラクターは違いますがストーリーは連続しており、巻末で張られる次巻への布石に読む手が止まらなくなります。最初は癖のある主人公とヒロインに戸惑うかもしれませんが、読んでいるうちに彼らの独特のリズムのある会話や、たくさん涙を流しながら成長していく姿に好感を抱くようになりました。この手のラノベ作品は中だるみしたりするものが多い印象ですが、この作品は右肩上がりに面白くなっていきます。特に七巻に至る盛り上がりは最高です。
    自信をもっておすすめできる作品です。
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    投稿日:2020.02.19

ブクログレビュー

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  • moop

    moop

    シリーズ1冊目。アニメは流し見していて結末は知っていたけど改めて読んでみた。どうしても最初主人公咲太の性格にも麻衣にも入り込めずもやもやと読み始めたが、終盤の展開が面白く一気に進んだ。大人になりきれない高校生特有の「読まなければならない空気」を思い出す。学生時に読んでいたらまたがらっと印象変わりそう。一巻完結のようだが次巻に続くような描写が気になったので続きも読もう。(3/9-10)【2024-9】続きを読む

    投稿日:2024.03.11

  • もこもこしたねずみ

    もこもこしたねずみ

    湘南住みということで、方々で看板やポスターを見かけていて、ずっと気になっていた作品。

    なんとなくライトノベルが読んでみたい気分だったので手にとって見た。

    タイトルやあらすじから想像していた話より面白かった。もっと荒唐無稽なストーリーなのかと思っていたのだけれど、わりと地に足の付いた堅実な青春ストーリーだった。思春期症候群という、思春期の悩みが深すぎて、現実に影響を与えてしまう奇病?現象を扱った話で、「こんなことあるわけはないけど、もしかしたらあるかもしれない」と思わせた。

    日々、通っている道や場所が出てくるので想像しやすいというのもある。物語全体がきちんとまとまっていて、読後感も満足感のあるものだった。
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    投稿日:2023.10.28

  • テル

    テル

    アニメから入りましたが、人間として弱く苦しい時期の表現がたまらなく好きです。
    「思春期症候群」なんて得体の知れない現象に巻き込まれてる人に対し、自身の関わりがあるといえど、必死になれる主人公の咲太もたまらなく好きですし、そこに魅力を感じます。続きを読む

    投稿日:2023.08.07

  • Zako隊長@趣味垢

    Zako隊長@趣味垢

    思春期症候群という不思議な現象に巻き込まれるヒロインたちと、それを助ける咲太の関係がとても感動的でした。特に、麻衣と咲太のカップルは、お互いに信頼し合っていて、素直に愛情を表現していて、とても微笑ましかったです。麻衣がバニーガールのコスプレをして咲太に会いに行くシーンや、咲太が麻衣のために学校で告白するシーンなどは、胸がキュンとしました。他のヒロインたちも、それぞれに魅力的でした。古賀朋絵は、咲太の幼なじみでありながら、彼のことを想って自分を犠牲にする姿が切なかったです。如月かえでは、咲太の妹でありながら、彼のことを恋愛対象として見てしまう姿が可哀想でした。牧之原翔子は、咲太の先輩でありながら、彼のことをライバルとして認める姿がかっこよかったです。梓川花楓は、咲太の双子の姉でありながら、彼のことを守ろうとする姿が優しかったです。この作品は、思春期症候群というファンタジー要素と、リアルな青春ドラマという対比が魅力的な作品です。ヒロインたちの個性や魅力も豊かで、視聴者や読者の心をつかんで離しません。続きを読む

    投稿日:2023.07.17

  • れっちん

    れっちん

    いや見るでしょ(タイトルに突っ込んでみる)

    なるほど青春ラブコメSF(少し不思議)ものか
    途中は??がつくことがあったけど、最後に向かって、心がきゅーっとなるくらいの切なさから青春ブタ野郎『梓川咲太』の覚醒まで一気読みできた。
    なるほど、いろんな人が勧めるだけある。ヒロイン『桜島麻衣』の女王様のツンツンも良い味だしてる(あくまでも1巻読んでの感想です)
    これは楽しみなシリーズだ。
    続きを読む

    投稿日:2023.06.27

  • みみも

    みみも

    文体とか文章のリズム、テンポとか好きな感じ。
    軽やかな文章で、わりと重い空気をテーマに扱ってるところが面白い。

    投稿日:2023.05.13

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