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ヘミングウェイ, 小川高義 / 光文社古典新訳文庫 (75件のレビュー)
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総合評価:
JumbleSoul
3
老人と海
この作品はどうしても1958年のスペンサー・トレイシー主演の映画を頭に浮かべながら読んでしまう。 大ベテランの漁師にしては、塩を持ってこないなど漁の準備が手抜きすぎる感じもするが、片手一本で鮪を捌き一…匹丸々生で船上で食べてしまうなど、ワイルドでタフな一面が格好いい。若き日の思い出の、屈強な黒人との一日かけた腕相撲対決なども名場面。続きを読む
投稿日:2014.10.17
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kaeru2falco
凄い。流石、構造主義の犠牲者世代と言わざるを得ない。 自己とは他者を含む。 海にいる老人は、少年であり一匹のおおかじきでもあった。
投稿日:2024.03.02
2041264番目の読書家
難しかった。ひとことで言えば、運に見放された老人の闘漁記。三日間もカジキと闘った老人の必死さや強さが映像で伝わってくるほど描写が素晴らしかった。30年後に読めば、もう少し面白いと思えるはず。
鯖山みそ夫
老人とカジキの同一化。孤独ではないが、種を同じくする生きものが、自分のほかにはいないとき、人が対話をするのは、「わたし」だし、向き合うのも、「わたし」なのかもしれない、と思う。 地の文と、台詞とが、…齟齬を起こして、喧嘩のようなものをするところと、回遊するカジキに引きまわされて、自分が分からなくなっていくサンチャゴが、特に好きだった。続きを読む
投稿日:2023.12.16
サクラサク
このレビューはネタバレを含みます
「久しぶりに読んだらめっちゃ良かったです!ぜひ読んで下さい!!」 と高校生が目をランランに輝かせて勢いよく言われ、そういえばちゃんと読んだことなかったな、と思ってよんでみよっかな~と。いう淡い気持ちで読む。 読もうとする動機は、ただ、目の前の興奮に感化されて。 なので、最初、老人と海...少年?...また海、老人とタイトル通りのお話。いったん休憩。やぱい。疲れた身体には、ちょっと睡魔が勝ってしまう。 再度1か月後に読んだ。半分くらいで、スラスラ読める。いつもまにか老人を応援している自分がいる。一緒にハラハラする。時々、老人の一言に感心する。 なんだかいい世界。 そうして、いい感じになったところであとがき。えーーーーこんな薄い本だったの??と驚き。 P109 「だが人間ってやつ、負けるようにはできちゃいない。」老人は言った。 「叩き潰されることはあっても、負けやせん。」 勧めてくれた子もこの一文を読んだだろうか。 そうであったら、このうえない嬉しさがこみ上げる。 勧めてくれてありがとう。いい出会いでした。 また再読したいな。
投稿日:2023.09.01
1905583番目の読書家
学びは、漁の周りの漢字の読み方とか魚の部位の漢字とかが勉強になったし、英語を翻訳してるから?長さの単位とか(ft、mile)の一般常識的なものも知れた、あとイルカがなんで跳ねるかの理由とかも知れた! 感想は老人視点での海(湖?)の美しさ、楽しさ、とそれでも過酷で厳しい部分が伝わってきて沖でひとりぼっちの雰囲気を味わえた気がした所と、老人の漁(仕事)に対する向き合い方が終始共感できて、とても人間らしいと感じました!
投稿日:2023.08.02
Rita
老人が海で3日間カジキと死闘を繰り広げる話。ほんまそれだけの話なんやけど、めちゃくちゃ引き込まれた。カジキとの死闘はこっちが疲れるくらいやし、死闘の戻るところなんかも何も出来やんけどどうにかしてあげた…くなる。続きを読む
投稿日:2023.07.09
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