【感想】老人性うつ

和田秀樹 / PHP新書
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • あき

    あき

    人間にとって一番辛いことは孤独(誰にも必要とされないこと)だと兼ねてから思っており、老人に訪れる孤独とうつに興味があった。この本は何でもかんでも認知症で片付けるのではなく、老人の多くはうつ病を発症していると述べるものである。ご両親の様子がおかしいなと気になる人や、自分自身が高齢者であり心身の悩みがある方にはぜひ一度読んでいただきたい本。続きを読む

    投稿日:2020.05.21

  • ひらり庵

    ひらり庵

    これは認知症であり、うつ病ではない、としてうつ病の標準薬SSRIを処方しない担当医に対する理論武装として読んでいる。今の70代は昔の50代、急に呆けた場合は認知症ではなくうつ病を疑うべき、アルツハイマーの周辺症状としてのうつ状態ではなく、アルツハイマー+うつ病と考えるべき、きちんとうつ病を治せば、物忘れは多いが意欲は以前のまま、昔と同じように話せる(これは家族の望むことである)。筆者はうつ病のまま老後を送るのが最大の悲劇、だと言う。胸が痛い。私はその悲劇から母を救えるだろうか。続きを読む

    投稿日:2017.07.13

  • parkhills

    parkhills

    本書は老人における「うつ」に関するものであるが、それに止まらず老化に伴う人の精神・肉体の変化について多面的に説明している。
    「そう言われてみればなろほどねぇ」と思い当たる点が多いほか、10ページに一度ほど笑える記述がある。笑えるのは多分に私の精神構造によるものかもしれないが。
    全てのページに3~5箇所ほど太字の部分があり、読みにくいといえば読みにくい。そんなに強調ばかりしてどうするのかとも思うが、後日パラパラっと読み返したときに便利なのかもしれない。
    続きを読む

    投稿日:2012.05.20

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