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有栖川有栖, 麻々原絵里依 / 角川ビーンズ文庫 (16件のレビュー)
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ぶるうす恩田
このレビューはネタバレを含みます
下巻の見どころは、新しい証言や証拠が出るたびに犯人候補がころころと変わり、いったい何が真実で誰が犯人なのかと困惑させる部分だ。 結局は火村がすべてを見通し事件を解決するのだが、1個だけどうしても納得いかない部分がある。それは凶器についた指紋だ。 事件と全く関係のない相馬の指紋が凶器の置物についていたという。警察の鑑定でも間違いないとのこと。だがそれは去年、社員旅行で行った鳥羽の土産物屋で偶然触った際についたということだ。それがぬぐわれず風化せず残っていたというのがそもそも疑わしい。そんなことってあるだろうか。まあいいあったとしよう。 しかしその置物は凶器として使われたのだ。購入した堂条秀一や、持って振りかざして犯行に及んだ長池の指紋はどこへ行ったというのだろうか? 手袋をはめていたなどの記載は一切ない。犯行後に指紋をぬぐったのだとしたら相馬の指紋も消えるよね?という疑問が残る。 これはさすがにずるいミスリードだとしか言えない。しかも相馬の指紋は事件の真相には全く関係なく、ただページを稼ぎ物語を引き延ばすためだけにある挿話でしかないという事実。ううむ
投稿日:2022.02.05
四季
ダリの繭が、森博嗣先生の「女王の百年密室」の棺桶みたいだなあと思いました。ミステリしてて面白かったです。
投稿日:2018.02.22
永杜
連行された友人が、警察で語った内容とは? 何がどうそうなるのか、さっぱり分からない状態。 解答を読めば、すべてがぴったり当てはまります。 が、これを分かれと言うのは…。 いやでも現実的に、両者の立場…が入れ替わる、のは ある事ではあります。 何だかこう…救いがあるのような、ないような。 ここに到達するまでに、色々な人の秘密が 一緒に解き明かされてしまっています。続きを読む
投稿日:2016.09.06
あまぐりこ
面白かった!!上下巻に渡る久しぶりの長編ミステリ、読み応えありました〜。個人的にはあとがきもとても良かった。有栖川有栖さんの人柄がとても良さそうで、もっと彼の作品を読んでみようと思いました。
投稿日:2016.04.12
saito
『ダリの繭』下巻。 複雑に絡み合った謎の糸が、火村の推理によってじょじょに解けていく。果たして、堂条社長を殺したのは誰なのか? ****** 事件に関わる人物達が、それぞれの事情で嘘をついていたり…黙っていたりするために、「誰が犯人なのか?」が非常に分かりづらくなっているところが面白いです。 この人が怪しいけれど、この人も怪しいような……という繰り返しですね。 それから、謎解きとは別の部分で、アリスと火村の『繭』についても触れているのが、この作品の特徴でしょうか。 誕生日に食事をして祝うほどの仲なのに、お互いに相手を気遣って一歩踏み込まない部分があったり、言わないことがあったり、そういうところもシリーズが進むごとに、少しずつ変化が現れていくのでしょうか。 作家アリスシリーズは長いシリーズなので、気長に読み進めていきたいと思います。続きを読む
投稿日:2016.04.08
翼
【再読】読みかけて放置されていたダリ繭下巻。ようやく読了。上巻読んだ後ハードで読んだのが敗因だろうw いやでも、ヒムアリスキーとしては二人のかけあいが楽しい。上巻の新婚ごっこ程ではないけどw (あれに…勝るイチャつきは他作品でもないと思う) 幻視力発電。歯を食いしばらないと我慢できないって、会心の出来だと思う。好きだwww続きを読む
投稿日:2013.10.24
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